ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

うつくしいもの

 

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 行った、採ったというだけなので記事にしていませんが、ざくろ沢もうでは続いています。

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 昨年の台風で大荒れのままですが、新たなざくろ石が流されてきたと期待してつい。


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 実際、新ポイントも開拓して大粒のが採れるようになりました。


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 川底の砂を掘ってはガッシュガッシュとパンニングでかき回すわけで、冬眠中のサワガニを驚かせてしまうのを毎度申し訳なく思います。


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 最近の大戦果といえば、母岩を見つけたこと。ここで多く見られる直径1ミリ程度のざくろ石がびっしり入ってました。ネットでよその産地のこういうのを見てすっげえと驚いていたのですが、ちゃんとここにもあったんだー。


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 そしてもう一つ。砂の山から拾い出した中に


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 水晶だ!


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 水晶はざくろ石と比べて著しく比重が小さい(軽い)のでパンニング皿に残ることはふつうないのですが、まあたまたまでしょう。長さは2ミリほど。とてもきれいな結晶です。私がかつて採集した中で、いちばん形がきれいな水晶。これだけで宝物にしたいくらい。


 分け入った山中で予期せず出会う希少種の花。かつて採集に血道を上げた美麗な蝶が目の前の花壇に群れている。自然を相手にしているとたまにこういう美しいサプライズがあります。


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 山に川に海に、ひたすら美しいものを求め続ける日々。ああ、フィールド屋はやめられない。

 

 

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銀の星の光る浜

   

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 先の記事の北茨城からの帰途、実は日立の初崎海岸に寄りました。まあ、ボウズのままでは帰りづらくて、高温石英を拝んでいこうと。


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 相変わらす例のカタバミが花盛り。花が葉を覆いつくしてますが、ちゃんと光合成できてるのかな。


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 ベンチができていた。浜のど真ん中に。


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 しかも集めたビーチグラスを展示してある。


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 水に濡らすと、おお。


 大理石の上に並べるセンスの良さと、ベンチのしっかりした造り。余裕と遊び心に誠実さまでうかがえます。何者か存じませんが、私もかくありたいものです。


 さて、初崎浜の高温石英


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 他所のものは知りませんが、この浜の高温石英は本当に透明で、光の素を宿したかのような輝きを放ちます。


 こだわってるなとお思いでしょうが、ええこだわりますとも。2019年に私が見たものの中で、もっとも美しいものですから。


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 高温石英の美晶、つまり高温水晶も見つかります。

 

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 ざくろ石は水に封入していますが、これはそうすると光学迷彩のように光を透過させて透明になってしまうので、乾燥保存、乾物鑑賞です。


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 もちろんビーチグラスも集めてみました。これはこれで美しい。


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 こんなものを一つまた一つと集めて、私の人生は進んでいきます。それだけで私は幸せなんです。

 

 

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鳴き砂の浜

 

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 新車を駆って今日は北茨城へ。どうしても確かめたいことがありました。


 北茨城市北部、石を投げれば福島県というあたりの海岸に、関東地方でここだけの「鳴き砂」の浜がありました。鳴き砂というのは、踏みしめるとキュッキュッというかクックッというか、そんな妙に生物的な鳴き声をあげる砂のことです。水のきれいな海岸の、石英を多く含む砂浜に見られます。砂が汚れると鳴かなくなるそうで、砂浜の汚染のバロメーターだとか。


 気になっていたのはそう、あの大震災です。一帯は津波に洗われ、漂着物で埋め尽くされたはず。汚染に弱いという鳴き砂がどうなったのか、9年間ずっと気になっていました。9年間ほったらかしかよと突っ込まれそうですが、悲観的な予想しかできなくて行く勇気が出なかったのです。それがなぜ今かというと、年末の記事でお伝えした「高温石英」絡みです。鳴き砂で有名な京都・琴引浜が高温石英を多く含む砂からできていると知ったから。ひょっとして北茨城にも高温石英があるのかと思ったのでした。


 で、行ってみたら。

 


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 砂浜がない。

 

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 これが震災前の海岸。茨城県HP「いばらきフォトダウンロード」より)

 

 
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 この時間は昼間の引き潮でやや水面は下がっていますが、砂の濡れ具合から満潮時には完全に水没しているようです。


 このあたりが地盤沈下していたのは知ってました。今日が大潮なのも知ってます。しかし、昔はちゃんと砂浜があったんです。それが今や、干潮時の干潟になり果てている。なんてこったい。


 乾いてないと「鳴き」を確かめられませんが、踏んだ感触は悪くなかった。夏の干潮時には鳴くかも知れません。しかし潮が満ちたら消えてしまうのでは「浜」とは言い難い。残念ながら関東唯一の鳴き砂の浜は消滅したと言うのが妥当でしょうか。あうう。


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 海岸の崖。

 

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 断層による破砕帯。こんなものも観察できたりして。

 

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 貝化石を含む岩。この辺りでは珍しくないもので、上の方の地層にいっぱい含まれてます。


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 地震津波で崩れた崖。


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 トベラの木が一本、身を投げるような姿のまま潮風に吹かれてます。たぶん、崩れ落ちるその瞬間まで平常心のまま、遠い水平線を見続けていることでしょう。植物のこの達観というか悟りというか、根を張ったその場所ですべてを受け入れる覚悟。これはこれで一つの在りようかと。


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 黒いのは磁鉄鉱つまり砂鉄。ここも砂鉄の豊富な浜です。


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 階段に残った砂。ほぼ砂鉄と石英だけの不思議な砂。


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 ビーチグラスと。砂鉄は浜の一部に局在するのみですが、確かに石英の多い砂です。


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 イソヒヨドリ。色の対比が美しい。


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 シノリガモ


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 ハクセキレイ


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 カイツブリの仲間でしょうか。


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 この崖。思い出があります。


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 地震地盤沈下で海に没してますが、かつては崖下を歩けました。


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 地層中のぼこぼこしたのはノジュールといいます。中に化石が入っていたりして、よくハンマーで挑んでいました。


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 割れてるノジュールがあった。こんな感じに化石が入ってます。…… ああ、もうこの場所には近づけないんだ。


 少し寂しい思いをしてしまった北茨城の海岸ですが、北茨城そのものはとてもいいところです。一通りお店はあって便利だし、気候はいいし、食べ物が安くておいしいし。特に海産物は大津港あたりにいいお店がたくさんあります。どうぞおいでくださいませ。


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 帰りに寄った公園で、よい香りがすると思ったらロウバイが咲いてました。いつまでも石にこだわっていたりノスタルジーに浸っていたりすると季節に置き去りにされます。春よ来い。

 

 

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エミール・ガレの陶芸/大仕事が終わったので笠間でアートしてみた

 

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 なんとか今週を切り抜けた。大仕事、大過なく終えました。神よ感謝します。


 またメニエールのめまいが出始めたので、金曜は早めに引けさせてもらいました。行きたかった「ガレの陶芸」展で気分を切り替えましょう。


 笠間は言わずと知れた陶芸の町で、県の陶芸美術館があります。そこでアールヌーヴォーの旗手、エミール・ガレの陶芸作品を展示しているとか。ガレというとガラス作品しか知らないので、これは一つ眼福になるかと。


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 陶芸美術館。


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 こういう普通っぽいのもありますが


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 ガレと言ったらやはり生物モチーフ。カマキリとトンボ。


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 セミ3連発。


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 カエル。西洋ではこういう物をマントルピースの上に置くんだって。


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 カエルとコイ。諧謔かいぎゃく味もあります。


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 ガマズミ型花器。ガマズミ!ヨーロッパにもあるのか。それともガレお得意の日本趣味か。


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 ホタルブクロと蝶。

 

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 花を持ったバッタ。ガレ版鳥獣戯画

 

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 孔雀。


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 花器、なんですがよく見ると様々な生物の意匠が。

 

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 外国の人が作ったとは思えないくらい、妙に馴染むデザインだと思いませんか。

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 動物や植物の造形はすべての芸術の原点です。のみならず、科学から哲学まであらゆる学問の天啓の元でもあります。世界を変えるインスピレーションは自然から。外国の大学が広々とした緑の中に建物を点在させているのもそのためです。都会の真ん中にビルだけの大学を作るのは日本人くらいで、それゆえにロクなもんじゃない。

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 おなか一杯になって美術館を出たらちょうど日没でした。


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 加波山と燕山。明日も晴れるといいなあ。

 

 

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新車を連れて/今日は阿字ヶ浦

 

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 新車に、私が見ている風景をよく教え込まねばなりません。昨日はざくろ沢に連れて行きました。今日は太平洋を見せてやろうと、阿字ヶ浦あじがうらまで来ています。

 

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 高校の野球部が走りこんでます。3月まで試合はありません。ひたすら体を作る時期です。がんばれ。明日に勝つために。明日笑うために。


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 阿字ヶ浦は人気の海水浴場。一年を通して人が来ます。


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 海の家も絶賛営業中。


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 なんかイベントやってます。

 

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 こんなの。


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 東風の冷たい日でしたが、お客さんそれなりに。


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 ワゴン売りのお店がにぎやかに。


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 NSXで来てる人がいた。砂に埋まったらどうするんだろう。すごく埋まりそう。


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 一人遊ぶ子供。


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 くつろぐ親子。


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 バックに東海第二原発があっても平気なのだ。


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 駐車場を離れると静かな浜辺。潮が引く最中の、誰の足跡もない浜。


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 ビーチグラス、拾いたいけどキリがないので写真だけにします。


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 太平洋の海岸に来たことのない方は日本国中多かろうと思います。ぜひ一度、茨城の浜においでください。不思議と心が和みます。


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 なぜだろうと思っていましたが、最近気づきました。この波音です。


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 太平洋岸は一年中同じリズムで大波が打ち寄せています。ざざーん、ざざーんと。このリズム、この間隔がきっと心に作用するのだと思います。本当に落ち着きます。


 太平洋大西洋それぞれに異なるリズムがあると聞いたことがあります。私は茨城の太平洋しか知りません。たぶんよその海ではこんな気分にはなれないだろうなんて、そんな気が。


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 キミガヨランがひと株だけ咲き残ってました。

 


 つまらない役職で苦労しています。明日の月曜、もともと大仕事が入っていたのですが、金曜の夕刻に全く別件で若いやつのやらかしが判明しました。月曜は朝から十数件、謝罪の電話をかけねばなりません。


 浮世離れしている人間と思わないでください。誰よりも戦ってます。

 

 

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人生に必要なもの/一周回ってエスクード

【延々と車に関するひとりごと言ってます。適当に聞き流してください】

 

 

 納車されました。

 

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 スズキ・エスクード


 実はエスクード、これで4台めになります。


 メーカー側としては4世代目のエスクードだそうです。私は第1世代を2台乗り潰し(それぞれ7年半で14万キロ乗った)、第2世代に乗り換えてあ、こりゃスズキめ心得違いしたなと思ってやめました。


 初代のは排気量1.6Lで80馬力、車重は1トンそこそこで、いや軽いこと軽いこと。小型・軽量・ハイパワーで小回りも利く、まるでゼロ戦みたいな車です。その軽快な走りに心酔して毎晩乗り回し、最初の1か月は1日平均走行距離が100キロを越えました。軽いので高速道路で横風に吹かれて隣の車線まで振られるなんて愉快な経験もしました。一週間の東北テント旅の足になってくれたりしました。


 2台め。排気量同じで100馬力、車重プラス100キロにマイナーチェンジしてましたが基本諸元は同じ。零戦52型というところでしょうか。初代同様たっぷり楽しみました。


 3台め。第2世代になってました。じつは第1世代が売れたあたりからエスクードのラインアップに排気量2~2.5Lが出現。ライバルのいないクラスで初代がヒットしたというのにあえて激戦区に殴り込み。愚行としか思えません。パワーが上がって重くなって、ゼロ戦からグラマンに乗り換えた気分でした。もちろんしっくりきません。マニュアル車だったのですが乗り出しからクラッチにかすかな異音があり、案の定最後はクラッチが壊れて廃車となりました。会社の方針と工作のレベル、もうスズキはいいやと見切りをつけたのが11年前。


 以後はエスクードを気にかけることはなく、じっさい街で見かけることもないので製造されているとは思ってなかったのですが、第3世代で大型化の失敗が確定し、第4世代で1.6Lを復活させたけど人気は戻らず、ということであったらしい。とうとうエスクードは1.4Lターボ車の1グレードのみになっていました。


 長々とすいません。つまりスズキが迷走の末行きついたこのエスクードを、私は気に入ったわけです。小排気量化してターボを付けて燃費とパワーを両立させるという今どきの流れにスズキもようやく乗ってきたと。


 で、乗ってみたら軽い! アクセルを軽く踏むだけですっと進むこの感覚は初代そのまま。ハンドルも軽く小回りも良好、これなら林道でも不自由しません。車体の下のはしご型フレームをなくしたのはクロスカントリー車が出自のエスクードとしては残念ですが、おかげで400キロも減量できたと。装甲板をなくして軽量化した零戦を想起させます。いいんだ、敵弾に当たらなければ!


 車は私の必需品です。地方では車がないと買い物もままならない、生きていけないという話ではありません。私にとってそれは走ればいいというものではない。かといって同年代が乗っているような外車や高級車も私が欲するものではありません。車で見栄を張るなんて価値観は持ち合わせていない。極端な話、50年前のように自動装置など何一つない、洗濯機にタイヤを付けたような代物で十分なのです、ある一点さえ押さえられていれば。それは車が4WDであること。四輪駆動しなければ車ではありません、私にとって。


 今回のタイトルにした私の人生に必要なもの、それは自然。本当は人間すべてそのはずなんだけど、私は自然がないと生きていけません。特に私の場合、定期的にこの身を自然の中に没入させないと不調をきたします。日々のなりわいで消耗した心と身体を自然の中でリセットさせないと、たぶん私はこの世から消滅してしまいます。その自然もまやかしでない本当の自然でなければなりません。それには四輪駆動車でないとならないのです。それも小型の。

 

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 未舗装の林道、泥濘の谷間。砂塵を蹴立て、新雪を踏み。数キロ四方に人がいなくてもトラブルを脱し、落石を縫って狭隘なる山間を進む。これまでの愛車たちはそうして、私の人生に必要なものを与えてきてくれました。


 一周回って、また私はエスクードを手にしました。何でもかんでも自動化されていて扱いづらいけど、お互いにまだ様子見です。今どきの子ではありますが、きっとまた私をステキな場所に連れて行ってくれることでしょう。

 


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 今年のユニクロのダウン、最初から羽毛吹きまくり。こういう、企業の慢心というかほころびを見るのは残念なことです。

 

 

 

↓ さすがにこの記事ではお願いしづらい。

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今日の久慈川メノウ /信徒の皆さん、メノウ探しは冬ですよ

 

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 久慈川メノウ教信徒の皆さま、長らくご無沙汰いたしました。久しぶりに久慈川に行ってまいりました。


 今日の場所は、以前にご紹介した山方淡水魚館の河原。夏には日替わりで川遊びイベントが開かれ、花火が上がり、秋には芋煮会が催される人気スポット、UFOもここを目指して下りてくるという旧山方町の政まつりごとの中心地である。もしメノウ教徒でご存じない方がおられたらと思いここに記すのだ。本気にしないでくれ。


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 国道118号線、旧山方町。交差点の名は「神奉地」。舟納豆本社工場が目印です。水戸方面からなら右折。ちなみに「舟納豆」は評判の地元納豆で、この少し先に店舗があります。

 

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 コンビニがあり


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 遊具のある公園があり


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 民俗資料館。月曜と祝日がお休みです。


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 休日には無料で新幹線に乗れますよー。ちょっと型落ちだけど。


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 淡水魚館。


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 トイレ。


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 ちゃんと駐車場。どうですここ。なんでもあって不便はありません。


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 メノウ教の信徒ならこんな迷惑な停め方しちゃだめですよー。


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 テント張り放題。ただし夏は、目が覚めたら川遊びの子供たちに取り囲まれてたりしますからお気を付けを。


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 増水しやすい場所ですが、普段はひろーい河原があります。


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 昨年の大洪水ではさっきの交差点まで浸水したそうで、河原も激しく削られています。これで埋もれていたメノウが掘り返されていればいいのですが。


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 アユだかサケだかの稚魚が群れていました。いつもの年ならとっくに降海している時期なのですが、昨秋の洪水後に魚たちの行動がかなり変化してます。


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 メノウ一つめ。小さい。


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 二つめも小ぶり。


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 三つめも。今日はすべて置いていきます。


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 質も、大きさも、数も、あまりぱっとしません。メノウ拾いにおすすめのスポットとは言い難いかな。足を濡らしていいのなら、目の前の中洲まで行けばいいのがあるかも。川遊び、河原キャンプのついでにメノウも拾える場所とお考え下さい。川の流れが緩やかな場所なので安心して遊べます。施設もそろっていて、お子様連れの信徒の皆さん、ぜひ。


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 ちなみにメノウ教の信徒の皆さまには大切なお知らせ。これは公安機関に知られてはならない重大な機密事項です。実はここの民俗資料館と淡水魚館は、メノウ教の二大聖地なのです。必ず訪問して礼拝を捧げるのがメノウ教徒に定められた義務であります。どちらもお子様が5秒で退屈する恐れはありますが、流域のメノウやら金鉱石やらオオサンショウウオの山ちゃんやら、信徒には興味深い聖遺物が目白押しです。これもぜひ。


※ 淡水魚館は、2023年に惜しまれつつ閉館いたしました。山ちゃんも研究施設に引き取られたそうです。ああ、我がタマシイのふるさとがまたひとつ。

 


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 今日久慈川に来た理由がもう一つ。実はあさって新車が納品されるんです。最後にこいつに久慈川を見せておこうかと。9年で12万キロ、本当によく走ってくれました。

 

 

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