ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

王国、夏の入り口

 


 庭に突然こんな花が咲いてひと騒ぎになりました。花の名前はベニバナということで落ち着きましたがはて、誰もそんなもん蒔いた覚えがない。家族全員がそういうイタズラを好むので互いに疑心暗鬼です。

 


 虫たちは大喜び。ハナバチが次々と訪花します。なべて世はこともなし。…… 花が終わったら瞬く間に枯れてしまったのがいかにも栽培種でした。

 


 花と虫、と言えばこれド根性ハマナス。今年もアスファルトを突き破り元気に開花中。一度出た芽をぜんぶ伐った上にバーナーで焼きましたが、例によってモノともしません。振りまく芳香で虫たちを呼んでます。

 


 小さなハナバチの上に

 


 ドカンと舞い降りる関取みたいなトラマルハナバチ

 


 花をひっかきまわすコアオハナムグリ。これくらいで壊れるヤワな花じゃない。

 

      
 ハチが飛び交う下で枝葉に付いたアブラムシを食べるナナホシテントウ。根ぎわのダンゴムシや地中のミミズも含めて、我が家の花の王はオアシスのように今日も生き物たちに糧を与え続けてます。

 


 こちらも。秋に赤い実を付けるウメモドキがまさにその実のために小さな花をたわわに咲かせてます。そして離れていても聞こえるわんわんとかまびすしいまでの無数の羽音。音の主は

 


 ニホンミツバチ。近くに巣があるのでしょう、次々と現れます。

 


 ハナアブの仲間も来ています。同じ資源を分かつ者同士なのに、そういえば訪花昆虫が相争っているのって見ませんねえ。それだけ潤沢に供給されるってことか。

 


 ハチネタをもう一つ。今年はミツバアケビがずいぶんハキリバチに持ってかれてます。ひょっとして庭の中に巣があるのかも。いよいよ多様化が進む我が王国です。楽しいな。

 


 オランダイチゴは実り

 


 ユキノシタは満開

 


 庭を持つ人ならこの苦労をご存じでしょう。そう草取り。雑草という草はないとおっしゃった昭和天皇も皇居の草取りを手ずからなさってました。自然に任せっきりにできない部分はあるのです。でこれは小屋の後ろに繁茂していたドクダミ。ついに成敗いたしました。

 


 わかってます。何か悪さをしたわけでなし、こいつらは神さまの定めたやり方で生活していただけです。クタった花が何だかこちらを見ているようで、思わず目線を逸らせたり。

 


 春から夏はカタバミにも苦労しました。これは駐車場の屋根の下にいたやつ。日照不足でいじけた葉がコンクリと同化してます。これもヒトの目をそらす擬態かも知れません。とにかく変幻自在で不死身、そしてものすごい繁殖力。どんな状況でも花を付け実を生らせ、種子を弾き飛ばします。ランナーを伸ばしどんどん子株を作り、ゴボウのような主根を抜かない限り何度でも再生します。姓の「カタバミ」はこの強さにあやかったものでしょう。茨城の県東部には「方波見」という字のカタバミ一族が繁栄しておられます。

 


 これも庭の一隅に大繁殖、ムラサキカタバミ。種子ができないくせにイモでなんぼでも増える。いま我が家で在来のカタバミと共に嫌われてます。家人いわく「カタバミと付くものはみんなキライだ」…… 日本全国のカタバミさんごめんなさい。

 


 江戸時代に園芸種として日本に来ました。いまさら要らんと言われてそんなご無体なと言っているとかいないとか。綺麗な花ですよね。カタバミの仲間の外来種は美しいものがいくつもあるのですが、これ以外は北関東になかなか定着しません。

 


 3年目にしてすっかり大きくなったシャインマスカット。花がたくさん付いて喜んでいたら、その花穂がみんな枯れてしまいました。そういう病気が流行っているらしい。がっかり。

 


 花が終わったスイカズラを剪定して夏を迎えます。水撒きが日課の日々が始まります。

 

 

 

 

↓ 花の王。

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黄金の右を封じられ、それでも海岸メノウを撮る

 

 接写用クローズアップレンズのアダプターが壊れました。構造的な弱さがあって定期的に壊れます。すぐ注文しましたが2-3週間かかるとのこと。その間はこんな ↓


写真が撮れません。スペ〇ウム光線を放てないというかラ〇ダーキックをかませないというか、必殺技を封じられた気分です。


 それでも手許には撮影を待つメノウが貯まり続けます。記録は大切です。聖地に置くにしても写真は残さねば。いつもそんな記事にお付き合い頂いておりますが、記録なので似通った写真ばかりで申し訳なく思っております。今回は 90 ミリマクロレンズ単体での写真の、上手く撮れたものだけご覧ください。ああ接写がしたいよう。

 

 


 ざざーん。今回は海岸メノウ。実はメノウ拾いは口実で、たぶん潮騒に染まりたくなった時に海岸に来ています。

 


 集合。世の中には不気味なほど欲深い人というのがいますけど、石に関しては私も同類です。集めずにはいられない。少し正確に言うと拾い集めるという行為が楽しいので、一度手に入れたものにはさほど執心しません。写真さえ撮っておけばね。


玉髄


 今回は綺麗な縞模様というのはありませんでした。

 


 ブラックライト。おお光る光る。

 


 一番大きかったこいつは

 


 蛍光が恰好良かった。

 


 目にしたもののごく一部しか拾いませんが、海岸メノウは乾くと荒れた表面が目立ちます。持ち帰って家で見たときにがっかりするものも結構あるんです。


黒メノウ


 ご当地名物。玉髄よりも数があるばかりか仏頭状構造やメノウ縞を持つのが多くて、海岸でも一個一個精査して持ち帰るか否かを決めるのが結構楽しい。

 


 ブラックライト。左のシマシマに光ってるのは

 


 実は1月の記事でちらとお見せしたもの。今回これだけ引っ張り出して少し磨いた、そのお披露目です。表面の複雑な仏頭状構造と

 


 裏面のガス穴の対比が面白くて

 


 蛍光は月光にきらめく早瀬の如く

 


 透過光で拡大すると…… これはちと怖かった。この微細なシマシマこそ、本来なら接写していた奇景なんですよう。

 


 ああこれも。

 


 これも。

 


 多様多型が楽しい、それが黒メノウ。


白塗り


 メノウの表面に白い被膜が付いたもの。

 


 縞模様をたどるのが楽しいのです。


柿渋


 と今回は呼ばせて頂きます。白塗りメノウがさらにオレンジ色の被膜をまとったもの。今のところ成因も物質もわかりません。小さいものばかりですが、縞模様やら色の変化やら海岸メノウの面白さがすべて詰まってます。積極的に探してます。

 


 これまでもお見せしてきました。透過光で拡大した時の炎のような色彩が魅力です。


ジャスパー


 玉川の縞メノウとこれを並べて女性に選んで頂くと、かなりの確率でこっちが指名されます。そのためだけに拾って磨いてと、我ながら何してるんだろう。

 


 大きさと形がぴったりと手の平に収まるこれ、見ようによっては仏さまのお顔があるようにも。持仏になりまっせ、と勧めて見ようかな。


オルソクォーツァイト・シーグラス・チャート?


 左のがオルソ、右上のがチャート、他はシーグラス。良い色味になるな、なんて。取りあえずチャートとしたものは、じつは緑泥石白雲母石英なんてワケわかんないヤツだったら楽しいな。

 

 


 ようやくこれで5月分までの海岸メノウは記録できました。でも気は抜けません。

 

 


 6月分があるのよー

 

 

 

 

↓ 好きなもんはしょうがない。

↓ 1月の記事。カテゴリー「石の名前」でもっと辿れます。

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ホタル撮った。 / 比較明合成初挑戦

 

 5月はアクセス数やらエスクードの不調やらで落ち着かなくて、31日にアクセス数の記事を上げたらスポンと気が抜けてというか憑き物が落ちた感じで呆けておりました。気付けば6月も1週間が過ぎ、慌てて前記事を上げた次第です。その間も書くべきネタは溜まり続けて、さてどうしよう。こういう時は時制とか順序よりも書きたいもの順で行こうと思います。

 


 というわけで6月。ゲンジボタルの出現期です。今年は花も虫も早送りなので、たぶんもう飛んでるはず。市内の有名になりつつある産地に行きました。

 


 まだ午後7時を少し回ったところでしたが、おお光っておる。

 


 参考にした本にはまず背景を撮って合成のさいのベースにする、とあるのでその本の設定で試しに一枚、でも明る過ぎた。これまでもヘタクソな蛍写真や星夜写真を晒してきましたけど、夜間撮影はやっぱり難しい。ロケーション、レンズ選び、ホワイトバランス、撮影モード、フォーカス設定、絞り値、露出時間、ISO感度、…… 変数があり過ぎて手に負えません。今回は参考書を読んで各種設定を施しましたけど、現場での判断を優先しましょう。

 


 露出はこんなもんかな。でもアングルがいまいち。

 


 取りあえず今夜はこのアングルで複数枚撮って、人生初「比較明合成ひかくめいごうせい」にチャレンジします。行っくぞー。

 


 どおだああ。…… ぜんぶ合成したら派手になり過ぎた感が。

 


 合成枚数を減らしてみました。これくらいでいいとは思いますが、右上の空が明るく入ってしまいました。街の近くなので仕方ない。姑息なレタッチをしてみよう。

 


 う、うん。少し落ち着いたけど不自然は不自然。次は空の写り込まないアングルを選びましょう。とにかく道が付いたということで、これからはホタル撮影に臆することなく挑めそうです。


   データ
    広角ズーム 30 ミリ付近  マニュアルフォーカス
    バルブ 露出 60 秒  F 2.8  ISO 600  5枚比較明合成

 

 


   カエルの声に満ち満ちた谷津田の用水路、怪し飛び交うルシフェリンの冷光

      ほの白く光る空に黒々と沈む森、重く湿った風に潜む有象無象の生命の気配

 

 ホタルの撮影はいつもチリチリとした緊張の中、鋭敏になった感覚が周囲のざわめきを拾い集めます。この感覚のままの帰路の運転、帰宅後の言動は微妙にずれていて要注意ですけど、酔ったような酩酊感は楽しくもあります。夜の精を吸い、夜の気に当てられる快感。ホタルの撮影を、私はそんな感じで楽しみます。

 

 

 

 

↓ 初ホタル大失敗の巻。ああ今となっては恥ずかしい。

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保和苑ご案内

 

 保和苑ほわえんのご紹介をします。水戸近辺の方にしか意味ありません。地元民が「さ  んやさん」と呼ぶ古い公園です。

 


国道118号  保和苑入り口バス停  無料駐車場  参道  山門  有料駐車場  桂岸寺(二十三夜尊)  黄門さま  ぴんころ地蔵  縁結びの桂  延命地蔵  愛染堂  明星ヶ池  築山小  開運の滝  築山大  ペット霊園  茶店  トイレ  展望台  遊具  旅館址  回天館  殉難志士の墓  格さんの墓  藤田東湖の墓  金子兜太 句碑  山村暮鳥 詩碑  山村暮鳥の墓  ※ グーグル地図に加筆しました。拡大しても見づらいです、うふふ。

 


 あじさいまつり、始まります。

 


 入り口。

 


 そこから南西方向。かつてこの先に市電の駅があって、多くの市民がぞろぞろとこの道を保和苑に向かって歩きました。沿道は食堂や土産物屋で賑わいました。

 


 入り口の角で目を引くのは化粧品屋さん。たぶん1960年代の建築でしょう、とても美しい。その左隣におもちゃ屋さん、さらに隣は本屋さん。いずれも遠い遠い昔の話、もう数十年シャッターは閉じられています。ここらで何を買ってもらったという思い出もないのだけど、ただただ賑やかで楽しそうな場所でした。

 


 参道。私の記憶野のどこかに浅草の仲見世のように屋台が並んでいた風景があります。色に溢れ人々の声が飛び交う夢のように華やかな風景。夢だったかも知れません。

 


 かつては「花月遊技場」というパチンコ屋さん。父が通ってました、賭け事弱いくせに。当時のパチンコは少額・短時間で遊べる、本当に庶民の娯楽でした。

 


 山門。ここに車が突っ込んで破壊されそれがしばらく放置されてる姿は、この地の凋落ぶりを象徴するようで哀れでした。…… この周辺もみやげ物屋や飲食店・料亭が立ち並び、本当に東京で言う浅草のような立ち位置の街。今の茨城大学の位置に軍隊の兵営があり、そこと市街地のちょうど真ん中という立地にお寺と庭園があって、市民と軍人双方から遊興地としての需要があったのでしょう。戦後も1960年代はまだかつての名残りがありましたが、やがて繁栄の日々は過去のものとなっていきます。私はその最後の日々に立ち会った世代です。

 


 この感じの悪い看板何とかならないかなあ。こんな脅し文句が書いてありますが、有料なのはあじさいまつりの期間だけです。

 


 これがその「有料」駐車場。かつては本当に角の家に人が常駐していました。それ以上に私の世代に強烈な印象を残すのは、ここが時にイベント広場になり、サーカスの興行や盆踊り大会が行われたことです。

 


 案内看板。お役に立ちます。

 


 参道正面が桂岸寺けいがんじ。これがこの地の中心です。徳川光圀公がこのお寺の庭をいたく気に入り、保和園と名付けたのがことの始まり。大正・昭和と庭園は拡張されて今の姿になりました。

 


 ご本尊は勢至菩薩。陰暦二十三日の晩は真夜中に下弦の月(半月)が上ります。江戸時代、この晩に勢至菩薩を念じればご利益があると言われたことから勢至菩薩は「二十三夜尊」と呼ばれ、それがそのままこのお寺の別名となりました。さらに「にじゅうさんやそん」が略されて「さんやさん」というのがこのお寺、保和苑、神社、墓地まで含めた一大行楽地の別名になります。まだ盆踊りが賑やかに行われていた頃、「月が出た出た サンヤの森に」と響いてくるお囃子に夏の終わりを感じたものです。

 


 黄門さまご一行。歴史に残る名君だったのは事実ですが、漫遊記はフィクションですよ、あくまでも。

 


 駐車場の隅にぴんころ地蔵

 


 縁結びの桂の木

 


 延命地蔵

 


 愛染堂

 


 西に墓地。こちらはあとで。

 


 ガイドマップはここに。

 


 手書き・手塗りの図に、作ったご老人の地元愛が伝わります。

 


 さあアジサイだ。

 


 花はこれから。園内数十種 6000 本。

 


 明星ヶ池。落ちたら緑色になれます。ぜひ。

 


 弁天堂の

 


 弁天様はお写真なんです。えええ。

 


 鼻毛の木、もといスモークツリー。

 

     
 木々の間からビルが見えると、新宿御苑とか思い出しますね。あっちの数千分の一くらいの規模ですけど。

 

  
 築山が左右にあって、左の築山の方が高くて渓流や滝があります。この日はポンプ止まってた。まさかあじさいまつりのときは流すよね。

 

 ※ ちゃんと流れてました。


 池に流れ込むここでは、よくカメが日向ぼっこしてます。

 


 橋なぞ掛けてあって、子供のころ大好きな場所でした。

 


 山頂下には子育観音。

 


 絶景かな。

 


 高い建物がなかった昔は、本当に絶景だったんだろな。

 


 その築山から降りたところに怪しい脇道が。

 


 そうですここにペット霊園。ムクロジの記事のときに書いたけど、スティーブン・キングのおっかない小説思い出します。もっともここ、不気味ではありますが私は禍々しいものは感じません。ホントに霊能のある方、一度ご意見を。

 


 それよりも、私にとっては水戸で唯一のムクロジの実を拾える場所です。ここにあった大木は伐られてしまいましたが、何本も実生が育っていて花を咲かせています。

 


 その奥、築山の裏に何やらコンクリの牢屋みたいのが。

 


 たぶん子供時代にも見ているはずなのですが、初めて意識しました。物置だとしてもこの鉄格子は何なんだろう。こっちの方が怖いです。

 

             


 園路に戻って、池の端にある茶屋「あけぼの」。普段は閉まってますが、この日は中で掃除をする人が。あじさいまつりの期間だけ営業するそうで、その準備にいそしんでおられました。かつてはお座敷もあったようですが、私の子供時分には既に一般客はまばらで、子供ら相手に駄菓子を売ってました。その当時朽ちかけながら残っていた看板「ようこそ水戸の軽井沢へ」は、いま思い返してもなかなか趣が深い。今年は儲かるといいですね。

 


  ※ 会期中の茶屋からの眺めです。

 


 ああっクジャクがあああっ …… すいません説明します。1960年代、なんとここ保和苑は動物園でもあったのです。猿、鶴、アシカ、鹿、狐、狸、そしてヒグマ。…… ヒグマ、覚えてます。戦後に米軍将校から寄贈されたものと言いますが、じゃあその将校はどうやって飼っていたんだ? 一日中のっしのっしと狭いオリの中を歩いていた姿を思い出します。決して幸せそうではなかったけど、当時の長寿日本一を全うしたそうです。その後動物園は順次縮小され、最後にクジャク舎が残され近所のスズメらのエサ場と化していましたが、そうか撤去されたか。鳥インフルの世の中だしなあ。

 


 動物舎の跡にはアジサイが植えられ

 


 立派なトイレも作られました。ただ、あじさいまつりは結構な人出なのにトイレはここだけ。

 


 アジサイ

 


 また鼻毛の木。

 


 ちゃんと遊具があります。

 


  ※ 会期中は展望台がステージで、この広場が人でいっぱいでした。

 


 展望台から見下ろすあのあたり。旅館があったのを覚えてます。

 


 今はただやぶの中。

 


 駐車場に戻って常磐共有墓地。近年案内板が整備されました。

 


 実は高校時代、夜のこの墓地を友人と歩き回りました。いえ何も悪さはいたしません。ただ延々と話しながら街の明かりに浮かぶ墓地を茫洋と歩いておりました。なぜそんなことをしていたのか自分でも理解できません。

 

       
 格さんの墓。本名安積覚兵衛あさかかくべえ。実は学者さんでした。助さんの墓は黄門さまと同じ常陸太田市にあります。

 

   
 個人的にはぐっとくる、小澤寅吉の墓。幕末に千葉周作が創始した北辰一刀流、使い手では坂本龍馬が有名ですね。今の剣道の原型です。その歴史ある流派を現代に伝える道場が水戸東武館、寅吉さんはその創設者です。

 


 藤田東湖の墓。幕末の水戸にあって英明を謳われた大学者にて徳川斉昭の側近。この人が健在であったなら、幕末・明治初期の水戸はもう少し日本の国に貢献できたでしょう。安政の大地震で亡くなりました。ああそういえば、大河ドラマ渡辺裕之が演じてたっけなあ。


 以下、この墓地にある幕末関係の事物です。水戸の幕末史はあまりにも凄惨で血生臭く、私は好きではありません。

 


 回天神社。

 


 回天館。天狗党の志士が押し込められたニシン蔵です。敦賀から移築されました。開館時間(10~14)と休館日(月・火・金)にお気を付けを。

 


 殉難志士の墓。水戸の幕末史に興味のある方は「桜田門外の変」のウイキペディアから入るとよろしいかと思います。

 


 さあいかがだったでしょうか、地元民には「さんやさん」、公式には保和苑と呼ばれますが、実は花あり池あり山あり滝あり、お寺に神社に歴史あり、水戸の一大テーマパークであります。賑やかなのがお好きならぜひあじさいまつりの期間中に。静かなのがお好みならそれ以外の時に。水戸駅北口7番乗り場より茨城交通バス「栄町・茨大」行き「保和苑入り口」下車。少しだけ違う時間の流れる空間です。

 


      実は案内と称した思い出話でした、うふふふふ。

 

   

   私もこうして手を引かれていたのでしょう。遠い遠い昔の話です。

 

 

 

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ヒリついて、8000アクセスを待ちながら

 

        昼間っから書斎のブラインドを下ろして

 

 
   悪天候の山小屋に残された手記を読む もしくは
           幽霊船の船長の航海日誌を読む


     …… こんなことで楽しめる、我ながらなんて安上がりなんでしょう。

 


 さて5月、あまり冷静ではありませんでした。ヒリヒリしてた。そんなヨタ話にお付き合いください。長いので(くどいので)お時間のある時でどうぞ。

 


 大谷翔平 選手がチーム移籍の理由について「9月をヒリヒリして過ごしたい」と言っていたそうな。つまり「優勝を争うチームに所属して、決戦の時期にヒリヒリドキドキしていたい」ということ。おおこの人はそういう体質であったか。


 ヒリヒリドキドキするというのは、アドレナリンが分泌されている状態を指します。私のような小心者にとっては不安・焦燥・緊張の状態であって、とても不愉快な心象です。ところがこの世には、生まれつきアドレナリンの分泌が少なく、強く危険な状態に置かれアドレナリンがようやく作用するのを心身の高揚ととらえ、これを快感とする人がいるんです。日常的にスリルを求めるひと。キタキタキターッて。これがスポーツ選手なら大舞台をむしろ楽しみつつ実力を発揮するでしょう。犯罪者なら悪事の首魁しゅかい・ワルの親玉になります。身近なところでは万引きの常習者というのがコレでしょう。普段はアドレナリンが少ないことから基礎代謝が低く、小太り体形になるのが共通した特徴です。大谷選手のあのぱっつんぱっつんなユニフォーム姿を思い出してください。特殊サギの元締めルフィ氏の、フィリピンで悠々と過ごす映像のあの突き出た腹も趣が深い。むかしバスに乗り合わせた女子高生が万引きの成果を友人に誇り、「あのスリルがたまんないのよねー」なんて言うのを聞いたことがありますが、まさにぽっちゃり体形でした。


 ああ何を長々と言っているんだ、もう結論は出てるのに。

 


 このブログ、自分の文章と写真を人さまに見て頂きたくて続けています。それだけが目的。だからアクセス数は大事です。昨年あたりからは安定して月に 6000 アクセス頂けるようになりました。一日当たり 200 アクセス。日によって変動するので、200 を基準に毎日ああ今日は勝った、今日は負けたと一喜一憂しておりました。喜んでもおりました。だって毎日 200 人もの人が読んでくれてるなんて、ブログを始めた頃を想えば夢のようです。今どきの企業ならよし次は、なんてうっとおしい数値目標を言い出すヤカラもいるのでしょうが、この通りいささか物欲に欠ける人間でありまして、すっかり満足しておりました。

 

      
 ところがこの5月。連休の時に驚くほどたくさんのアクセスを頂きました。これまでもそういうことはあって、私は「ゴールデンウイーク相場」と呼んでます。まあこんな実利に乏しい雑記ブログなので、休日に見て下さるお客さまが多いのです。でも今年はケタが違いました。5月4日には1日 506 アクセス。こんな数、JCO 記事が変に注目されてアクセス数が狂奔した 2019 年以来です。いやなにこれ怖い。何が起こっているんだ。

 

                                    ※ 図をクリックすると拡大されます


 何度も愚痴って来たので読者さまにはまたかと思う方もおられるでしょう。そうこの 2019 年夏のひと騒ぎが原子力関係の偉いさんに睨まれ、Google に手を回されてこのブログが検索から完全にブロックされてしまったんです。いかにも原子炉の汁吸って生きてる人がやりそうな陰湿な手口です。GoogleYahoo!(同じシステムを使っている)の検索からおいでになるお客様が大部分のこのブログ、おかげで月1万を超えたアクセス数が 2000 を割るまで減ってしまいました。ブロックは2年後には解除されましたし、私も JCO 記事を削除することはなかったのでまあ過去の話ではありますが、アクセス急騰を「怖い」と感じる原因です。


 さてしかし今回。前述したように多くの人に読まれるのは嬉しい。ちょっと欲が出ました。このまま推移したら、今月のアクセス数はどうなるんだ? 少しアクセスが落ち着いたGW後、計算してみたら月 7000 アクセスを超えるという結果に。おお。


 これが5月のその後をヒリついて過ごす原因になりました。昨日はいくつか、今日はどうか。毎日はてなブログのカウンターを見るのがドキドキです。これがオオタニさんの言ったやつか。ううむ、やっぱり私には耐性がないぞ。


 ところがヒリつく本人を尻目に、残り十日を過ぎたあたりで月間アクセス数があっさり 7000 を超えてしまい、一日のアクセスが 300 を超える日が続きました。夢にも思っていなかった 8000 が目前です。え、ちょっとやめて。また何かやらかしたの私。ドコモの社長が交代させられたけど、あれわしの記事のせいじゃないよね。いまだに読まれているんですよあれ。最後にリンク貼っておきますね。ちなみに社長が代わったと思ったら、+メッセージを説明する通知が初めて届きました。

 


 雨に降り込められた月末 28 日。何度もカウンターを見直します。あと少し、あと少し。いつの間にかアクセス合計が 36 万を超えてましたが、関心はそこにはありません。読書したりビデオ視たり。でもとうとうこの日に超えることなく、心が落ち着くこともありませんでした。

 


 結局超えたのは次の日の午前中。でもなぜでしょう、達成感とか高揚感とかはありませんでした。落ち着かない心が残るばかり。つまり私は、ヒリヒリを楽しむことができるような人間ではなかったんです。

 


 アクセス数が今月は 8000 を超えましたけど、こんな景気が続くとは思っていません。2019 年の時も調子が良かったのは一瞬、そののち面倒なことになりました。そんな経験もあって、メノウがたくさん採れた時も、希少な生物を見つけられた時も、いつも素直に喜べない、何かあると身構えてしまうこれが私。ああ難儀だなあ

 


 むしろこれだけの人に読まれているとなると、責任を自覚しないわけには行きません。ウソ偽りをネットに流すことは決して許されません。私の記事で行動する方も現におられるのだから。エラそうな物言いになりますが、影響力なんてことを意識しなければならないのかなあ。それにはとにかく正しいことを書く、これに尽きます。


 JCO の記事が疫病神なのに削除しなかったのはなぜか。それは科学的に正しいことを書いたと自負しているからです。だから逆に間違ったことを書いたら素直に訂正いたします。書籍なら何人もの人の目を経て出版に至るので誤ったまま世に出ることは少ないのですが、このブログは私一人。家族には内緒、親しい友人はみな遠方、周囲にブレインを持っておりません。だから読者の方々からのご指摘は値千金です。ぽんこ。さま守衛さまはじめ、過ちを示してくださる読者さまの存在を何よりも有難く思います。これからもご支援ください。

 


 ご自身でもブログを書いてらっしゃる読者さま、アクセス数が月数万なんて方もおられるでしょう。その一方で見てろこれからと燃えてらっしゃる方も、そもそも数にこだわらない方もきっとおられるかと。同じ「はてなブログ」だと「お返しはてなスター」なんてマナーも存在するのは知っておりますが、ごめんなさい、私はご遠慮させていただいております。とにかくブログを書き続けて行けるとこまで行く、それだけが私の願いです。今回は「数」がテーマですが、それが目的ではないんです。

 


 私は変わりません。7年前も、これからも。花を愛で、虫に驚き、人と交わりつつも決して深みに入ることなく。きっと遠い国に行っても、たとえ異世界に転がり出ても、私はこうなんだろうと思います。さして迷うことなく、困ることもなく。

 

 

 


↓ JCOの記事。もし未読であれば、くらいで結構です。

↓ 実はドコモに関する記事でした。一部訂正があります。

↓ アクセス数が節目のたびにこの記事を見返しています。自分への戒めです。

↓ 素直に喜べない体質。

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そして春はゆく

 

      
 トンボの撮影に行った森で見かけたトウゴクシソバタツナミ。5月も終わりとて、積み残しのお花をまとめてご紹介します。

 


 さんぽの道々でイカリソウハコベやらタチイヌノフグリやらキュウリグサやらの雑草どもと肩をぶつからせながら元気に開花してます。2年前にカラタネオガタマの写真を撮らせていただいたお宅です。おばあさんがひとりで住んでいましたが、最近お姿を見かけず、雑草もこの通り繁茂しています。

 


 ムシムシ大行進…… じゃなくてイチョウの雄花だよ。

 


 冬緑のクスノキが落葉する下にクサノオウ

 


 南三の花壇のパンジー。これが人の顔に見えて怖いったら。

 


 ヒルガオ

 


 ドクダミも咲きました。

 


 旧県庁のバラ。良い色味だったもんで。

 


 駅前に、妙に心動かされる風景がありました。花じゃないけど。

 


 笠間の北山公園。以前は思わず驚く深い風景もあったのですが、新しい県道にぶち抜かれて台無しに。代わって近くにある「天神ビオトープ」が最近のお気に入りです。


 管理している NPO の方に今のお薦めは、とお聞きしたらこれを紹介されました。マルバノイチヤクソウ。まだ開花していませんが初めて存在を知りました。聞かなければただのイチヤクソウと思って軽んじていたことでしょう。人とのコミュニケーションの大切さを痛感します。

 


 ヤマボウシも咲いて。

 


 池のカキツバタは終わりかけていました。

 


 日なたの草原の至る所にオカタツナミソウ

 

 


 筑波実験植物園にも参りました。毎年この時期は駐車場のカルミアがきれいです。私は花よりつぼみ推し。

 


 もちろん主目的はクレマチス

 


 ここではこのビロードのような品種にいつも目が奪われます。

 


 これも好き。おしべが花弁化してます。アメリカのB級怪物映画に出てきそう。ビキニの美女を襲っちゃうやつ。パツキンムシャムシャ命名します。あ、正しい名前ちゃんとありますからね。

 


 下向きに咲く大輪の四弁。ヨーロッパの原種クレマチスだって。へええ。

 

         
 園内のコナラにテープが巻かれています。最近県内の公園でこういうのをよく見かけます。じつは遠からず枯れる運命を表わしています。原因はカシノナガキクイムシという害虫。幼虫がコナラの維管束を食害して、枯らしてしまうんです。

 


 根元にびっしりと花柄ピンが刺されて。キクイムシの侵入孔を塞いでいるのでしょうけど、効果あるのかなあ。

 


 もっと困ったこと。先年開かれた「絶滅危惧植物展」で、これは絶滅危惧ですからみんなで守っていきましょうねと展示されていたまさにその物が盗まれました。信じられない。窃盗を罪と思わない、罪を罪と思わない人間が同じ園内を歩いていることが信じられない。

 


 野菜展示を見て少し落ち着きましょう。これ始めて見る。スイスチャードだって。サラダに入っていたら…… 私はちょっと引くかな。

 

   
 知らない方は何じゃこりゃと思うでしょ。植物園自慢の一品ショクダイオオコンニャクです。栽培が難しく、開花させるのはもっと難しく、結実させるのは奇跡レベルと言います。何とここでは種子からの繁殖まで成功させたと。さすが国立博物館と言わせていただきます。

 

   
 この世の自然物をすべて宝と信じ、それを守ることをなりわいとする人たちがいる。尊いことだと思います。

 

 

 

 

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musi musi 大行進 わあーい♪

 

 その昔、1972 ~ 74(昭和 47 ~ 49)に「ムシムシ大行進」という虫嫌いの人がタイトルだけで卒倒しそうなテレビ番組がありました。日テレ系月~土の朝8時台5分間のいわゆる帯番組で、子供向けのドラマでございます。特筆すべきは、出演する俳優さんがすべて本物の虫(カエル、ザリガニ含む)なことであります。カブトムシや蝶々トンボがいかだに乗って力を合わせたり、カミキリムシのレスキュー隊が消防車に乗って出動したり、それはそれはシュールな、あのサイケデリックな時代においてすら異彩を放つ番組でした。実際には制作を担当した学研の人が野山からスカウトしてきた虫たちに演技指導をかまし、時に接着剤で貼り付け時に電気ショックを与えて撮影したものに声優さんが声を当てるという、当時でさえ非難の声を浴び、でも子供には人気で何度も再放送されるという特異な状況をかもしていました。声を担当したのは滝口順平ドクロベエ)や山田康夫(ルパン三世)などなど。滝口さんは主題歌も担当し、♪ ムシムシ大行進、わーいと子供らと一緒に歌う声が耳に残ってます。私が自分で撮影した虫たちを変に擬人化するのは、この番組の影響大なるかもしれません。


 はい、というわけで【虫回】でございます。いや何と申しましょうか、人生の大半を虫好きで過ごしてきたのでありまして、虫の話が耳から口から漏れ出す始末で、書こうと思えばなんぼでも記事にできてしまうのでございますよ。例えば庭に出て見れば、ウメモドキの枝に全長1ミリに満たないカイガラムシの幼虫とそれを捕食する4ミリのヒメアカホシテントウを見つけちゃうとか、キンセンカの花にカメラを向けてもそこで蜜を舐める 2.5 ミリのキイロシリアゲアリにピントが合ってしまうとか、カタギの人が存在すら気づかないものに目が行ってしまうのですからネタには困りません。困るのは虫ネタの記事がすごく受けが悪いことで、虫記事で読まれているのは「せかいでいちばんちいさなむし」ぐらいのもんです。…… 取りあえずここ2・3か月に見た虫+αを無理やり1記事にまとめてお許し頂けたらと思います。

 


 3月、トウキョウサンショウウオの卵のうでは、赤ちゃんが神経胚にまで育っていました。

 


 4月始め、書斎になぜかクロオオアリ。私の書斎は「虫の墓場」でして、家に入り込んで出られなくなった虫が最後に行き着きます。理由はわかりません。

 


 ハエトリグモは、いくら追い出してもまた現れます。この家の中では飢えるばかりだろうに。

 


 アブラムシの有翅虫。この姿であちこちの新芽に子をばらまきます。

 


 さんぽから帰宅して上着を見たらアカボシゴマダラの幼虫が這ってました。

 


 帰路に一度上着を脱いで草むらに置いたときに、食草を探して彷徨していた冬眠後のこいつがうっかり乗ってしまったのでしょう。気の毒に、この時点で既にだいぶ消耗していたようで、すぐに動かなくなってしまいました。

 


 さんぽで見る虫として毎年ご紹介するのがこれ、ヒラタアオコガネ。4月の終わりの一週間ほど、旧県庁の芝生の上を、メスの羽化を待つ大量のオスが群れ成して飛び回ります。

 


 出てきたメスはあっというまに複数のオスに取りつかれます。…… という営みはともかく、問題になるのは大発生するさまが虫嫌いの人には不快であることと

 


 じつは幼虫が芝の根を食べる大害虫なことです。芝に開いたおびただしい穴はこいつらの脱出口。芝はたまりません。もともと南の方の昆虫であり、これまで茨城で問題になることはありませんでした。北上しているようです。

 


 この芝枯れの原因、こいつだと思います。効果的なのは初夏の薬剤散布。ここは近所の保育園の子どもたちの遊び場なのでタイミングが難しいけど、防除しなければ芝枯れは広がり続けます。

 


 旧県庁広場の周辺は、水戸では珍しいクスノキが植栽されてます。クスノキと言えばアオスジアゲハ。若葉にさっそく卵が産み付けられてました。これは木を枯らすような浅ましいことはしないので、そっと見守ってあげてください。

 


 ところでご存じですか? クスノキの葉一枚に、必ずダニが2匹住んでることを。この葉脈の付け根のぷくっとしたふくらみがダニ部屋です。そういう種類のダニで、人にはもちろんクスノキにもほとんど迷惑をかけません。そんなささやかな生き方をしています。

 

      
 鳥の落としものから芽生えて植え込みを凌駕するこのエノキ。昨秋は3匹のアカボシゴマダラの幼虫が葉を食べ、そして越冬のため木を降りました。春になっても一匹も上がって来ませんでした。裸一貫で水戸の冬を越える厳しさよ。

 


 代わりにナナフシがいた。まだ幼虫ですが一丁前にナナフシです。

 


 庭の虫もいくつか。抜いたドクダミの葉裏にカメムシの卵塊。今年は大発生だそうで。

 


 モンシロチョウめが、蛹にまでなりおおせるのがいたようです。我が菜園のキャベツ白菜カブ大根アブラナ。無農薬なのでモンシロどもは卵産み放題。どうしてくれよう。

 


 草抜きではこんなのも出た。ケラだあ。そうか我が庭にはオケラが住むか。ちょっと嬉しい。

 

   
 今年は「生きている化石」ムカシトンボを見たいと思っていました。でも見つけたのはムカシヤンマ。ムカシトンボほどではないけど古い形質のトンボで、ヤンマと付きますがムカシヤンマ科という分類です。ちなみに近縁のテイオウムカシヤンマというのがオーストラリアにいて、世界最大のトンボだとか。

 


 普通のヤンマと比べるとドンくさい。黒い複眼が特徴です。

 


 そんな止まり方するなよなあ。ほんとにドンくさいんだから。

 


 この綺麗なのはニホンカワトンボ。

 


 顔を見るとそれなりに凄みがあります。なるほど肉食昆虫なんだなあ。

 


 春先にちろちろと直線的に飛ぶ白い小さな蝶を見るとこれを期待します、ツマキチョウのオス。好きなチョウです。夏・秋・冬を蛹で過ごします。花に憩うところを写真に収めたいのですが、滅多に止まってくれません。

 


 クロアゲハじゃないよ、蛾のアゲハモドキ。毒蝶ジャコウアゲハに擬態しています。

 


 今年も筑波実験植物園クレマチスを見に行きました。そのとき見かけたツマグロヒョウモンのメス。ここでもパンジー食ってんのかな。

 


 ヒョウモンの仲間の食草はスミレ類。フィールドの路上を必死で歩いていたこのヒョウモン類の幼虫は、タチツボスミレに乗せてやったらすぐ葉を食い始めました。

 


 メノウ拾いに行った河原でツチイナゴ。この成虫の姿で冬を乗り越えました。

 


 河原の雑草ギシギシにびっしりとアブラムシが付き、それを食べるナナホシテントウも群れを成してます。

 


 その河原の石に大型のヤンマ、その名もマルタンヤンマ。フランス人の名だそうです。

 


 森の入り口、咲きかけのヒメジョオンの花穂にヨコヅナサシガメの幼虫。鋭い口を昆虫に突きさし体液を吸う吸血鬼、肉食のカメムシ待ち伏せのつもりでしょうけど、緑に黒が目立つことったら。

 


 森の中で、何か花はないかと歩いていたら足元からぱっと飛び立つ大きなチョウ。クロコノマチョウです。南方系の種で、茨城に定着したのは最近のこと。

 


 春先によく歩き回っているのがアカスジキンカメムシの幼虫。成虫は赤と緑を絶妙に配した「歩く宝石」と称される美しい昆虫です。

 


 オトシブミの揺籃ゆりかご。中で幼虫が育っています。落とし文とはよくぞ名付けた。

 

    
 森の道にアリの行列、アミメアリです。巣を持たず、旅に生き旅をすみかとします。

 


 幼虫を運ぶ個体も。

 


 最後にクモ恐怖症のひとごめんなさい。バッグにいつの間にか貼り付いてました。2匹のダニに引っ付かれてます。これはタカラダニ類の幼虫で、汁を吸うのではなく他の虫を移動手段に使うのだそうです。

 


 正面から見たら…… 黒くぶっといトゲ付きの腕は恐ろし気ですが、意外と間抜けた顔をしてました。お人よしの雲助というところでしょうか。ダニが、害がないとはいえいかにも邪魔そうで哀れ。

 


 ああいいガス抜きだった。ここまで読んでくださった読者さま、ありがとうございます。

 


 「ムシムシ大行進」ですが、数エピソードが「昆虫劇団ムシムシ物語」というタイトルでバンダイチャンネルにて視聴できます。よろしければ。わし見てないけど。

 

 

 

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