ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

カヤランクモラン

10月23日月曜日。台風21号が足早に過ぎ去って,午後はすっきり晴れました。こんな時は仕事サボって秘密の「への6号」フィールドへ行きます。ここはなんと!着生ランが拾える! このフィールドは杉林で,ランがたくさん着生しているその枝が風で折れやすく,…

茨城県北芸術祭2

高萩・北茨城篇 はい,ちゃんと続きますよ。茨城県北芸術祭好き勝手レポート,第2回は茨城県北部の海沿いの地域。かつて常磐炭田で栄えた所で,20年ほど前まではその当時の遺構もちらほら残っていたのですが,もう何もない。大きな企業が撤退しちゃったり…

百里基地航空祭2016 がんばれファントム

人様の好意で招待券を手に入れ,楽しみに楽しみにしていた百里航空観閲式,中止。 まうー。まうーーー。 人語を越えた泣き声をあげてしまいました。自衛隊の担当者は1万人もの招待客一人一人に電話連絡だそうです。ああ,なんて。 正確には,今回中止になっ…

ヒロヘリアオイラガ 【毛虫だ。】

正面のグリーンカーテンに這わせたミツバアケビの葉がえらく食われていることに,今朝の出がけに気がつきました。家人に捜索を依頼して,帰宅後に聞いたらヤバそうな毛虫がいたとのこと。何者か。 翌日は休日。早速朝から繰り出してみると……いました。 おま…

茨城県北芸術祭 1

日立篇 2016年秋,茨城県の北部市町村のひろーい範囲を舞台として,現代美術作品の展示が行われました。題して茨城県北芸術祭。いまや全国で行われるこの手のイベント,もはや目新しいものではありませんし,じっさい他の有名どころと比べて経済効果も大きく…

JCO臨界事故の記憶【過激注意】

わたしは,生きている。あなたも,生きている。本当に? 実はもう死んでいないか。此岸を生きているつもりで,実は彼岸のかなたから生ある世界を覗いているんじゃあないか。 今日を生き延びることは1日死に近づくことだなんて,そんな落語みたいなことは言…

ハマナス退治

ハマナスです。そうあの,知床の岬に咲くというアレです。漢字で書くと浜梨です。 この実が梨のようにおいしいというのでハマナシと呼ばれ,シとスが不明瞭の東北弁で語られるうちにナスになり,とどめに森繁久彌がナスと歌っちゃいました。で,ナシでもナス…

オオスカシバとクチナシの受難【虫です】

ネット動画ニュースで,「不思議な蛾『オオスカシバ』」にハマる人たち」というのをやっていました。ゲームクリエイターの女性でオオスカシバにハマり,飼育して,人に慣れた「手乗りオオスカシバ」を得たといいます。「私の生きる目標です」とか。 ふざける…

科学とオカルトの間に

毎年,県内の高校の科学部や天文部やらを集める合同合宿というイベントがあります。バンガロー村一つを借り切る大イベントです。大イベントなのに運営がグダグダで,ワンマン主催者のその場の思い付きに現場の若い人が振り回されるという,まさに今の教育界…

クサボケの薬酒

シドミ酒 材料 クサボケの実(木瓜もっか) 薬効 筋肉の引きつり,暑気あたり, 貧血,強壮,疲労回復,補血,不眠症 薬酒づくり,好きです。 いま手元にあるだけでも,イカリソウ・ガマズミ・カラハナソウ・スイカズラ・チョウセンゴミシ・ナツメ…… そうい…

花物語 スミレ

スミレ程な 小さき人に 生まれたし 漱石 夏目漱石がスミレ好きだったのは,研究者の間では知られたことらしい。「世の俗塵から最も遠く,しかもひっそりと静かな美を放つ無垢な存在」(『夏目漱石辞典』三好行雄編)ということだそうで,まあ現実から遠く離…