平日の真昼間というのに呑気に庭の花を撮っています。あまりにもいい天気なもので。
クサボケが狂わんばかりに季節外れの開花です。剪定したせいかな。
キクの花。庭の隅で放置,というかむしろ虐げられているのに毎年花を咲かせています。キクの原種がどういうものか知りませんが,きっと逞しい種なのでしょう。
ピーマン?! まったく,収穫しないものだからこんな姿に。だいたい私のピーマン嫌いを知っていてなぜ作るのか。
ツワブキ。晩秋の花。茨城の海岸には普通に自生しています。海を思い出す花です。
フジバカマ。クマリンという香りのよい物質を含んでいる香草です。昔の中国の人はこの香りを至高のものとしたそうで,日本にも奈良時代に渡来しました。ただ日本人には好き嫌いが分かれるようで,葉を車に置いておいたら汗臭いとか言われてしまった。桜餅と同じ成分なんだけどなあ。
コスミレ。返り咲きといって,スミレ類はよく晩秋にも花を咲かせます。ふと脳裏に浮かぶ春の日々。
ハマナスの実。秋の陽に輝いて。
母が一昨日から不調を訴えていました。痛みとかをやたら我慢しようとするので困ってしまいます。病院に連れて行こうと,仕事の外出ついでに家に寄ったのですが,どうやら父が乗せていったようで留守でした。顔くらいは見せておこうと二人の帰りを待ちがてら,庭を愛でていたわけです。
父も母もすっかり体が弱りました。できるだけ面倒を見てやりたいと思っております。