ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

海風に吹かれて生きものやメノウを見る

 

 

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 毎年ストレスで体調を崩す9月です。責任ある仕事が降りかかって心身ガタガタ。そのたびに海岸歩いたり山歩いたり。休日にのんびり過ごしてバランスを取ります。


 さて今日は


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 砂浜海岸


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 玉石海岸


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 貝殻海岸


 …… が連続する,私がメノウ海岸と呼ぶ浜を歩いて,そこで見たものをご紹介しましょう。


 砂浜では海浜植物でまだ開花しているのがいくつか。ほとんどは以前の記事で触れたものです。

 

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 シロヨモギ


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 ネコノシタ


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 ハマニガナ


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 ミソハギ


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 海浜公園にいたヤマトマダラバッタがここにも。


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 照明塔の下にうずくまっていたのがクスサン。樟蚕と書きます。大きくて大人しい蛾です。幼虫のシラガタロウはいつぞやの記事で触れましたっけ。


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 ルリガイが打ち上げられていました。キレイでしょ。集めてみようかな…… なんて,いかんいかん。これ以上拾うもん増やしてどうする。ちなみにこの貝,海にぷかぷか浮かんで暮らすひょっこりひょうたん島みたいな巻貝。なんと猛毒クラゲのカツオノエボシを食べています。


 玉石海岸では,もちろんメノウを探します。


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 これは家に帰ってからの写真ですが,またこんなに拾ってしまいました。キレイな石を片っ端から手に取ってしまうもので。左から黒メノウ,硅化木と赤メノウ,上にビーチグラス,そして私がキレイと思った玉石。これでもガマンしたんですよ。

 

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 ただの黒い石と黒メノウの識別点は縞模様や晶洞,仏頭状構造,ガラス状へき開,赤や透明な部分。


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 以前,久慈川に運ばれたメノウが海底で黒化する,という根拠に乏しい推論を開陳させていただきましたが,石英の黒化は放射線の一種ガンマ線で起こるんだって。ただしそれだと,透明な水晶が煙水晶になるのにも億年単位の時間が必要だって。


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 億年! いやここは原発もあるからガンマ線源には事欠かない(あわわ)だろうけど,久慈川はせいぜい数万年の歴史しかないぞ。…… また根拠のない推論になるけど,ひょっとするとここの沖合には久慈川上流とは別のメノウ脈があるんだったりして。

 

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 赤メノウはそんなに拾えません。


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 硅化木もここでは希少です。


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 ビーチグラス…… そういえば以前,ビーチグラスを拾ってはネットで売りさばいてる女性がテレビで紹介されてました。どれ一つわしも…… なんて,そんな商才はありません。そもそも拾い集めたものを売っぱらうなんて,私にはできません。


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 玉石きれいだなあ。つい拾っちゃうんだよなあ。我ながらこの性癖は何とかしたいのですが。


 さて貝殻海岸。生物の遺骸が打ち上げられやすい潮のある海岸です。その海の生物相が判断できます。

 

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 アズマニシキ。


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 コケゴロモガキ。


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 キサゴ。砂地の巻貝です。食用。


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 バテイラ,これも食用。


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 ケアシホンヤドカリ,かな。


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 無数にカニ穴があります。穴の主は

 


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 たぶんこいつ,スナガニ。走り回ってます。砂浜最速の無脊椎動物


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 星?


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 いや,イトマキヒトデ。こいつがいるということは

 

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 ハマグリがいるってことです。正確には内湾性のハマグリではなく外洋性のチョウセンハマグリ。美味。驚いたのは,大洗より南にしか生息しないと思っていたのにずっと北のこの海岸にいたこと。温暖化って言葉は使いたくないけど。


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 いるわいるわ,稚貝が大量に。


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 これもハマグリの天敵,ツメタガイ。生きているハマグリの殻にぞりぞりとドリルで穴を開け,中をすすり取るというおぞましい捕食をします。

 

 

 

 

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 海水浴場の海岸で金属探知していた外人さん。空き缶を掘り当てるのがせいぜいとは思いますが,この人にはこの人の休日。

 


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 私には私の。またこうして宝物が増えていきます。

 

 

 

 潮風に吹かれて,いつも通りの私らしい休日でした。

 

 

 

 

 

↓ 海岸を歩いた記事です

潮騒を聞きながら日立の海岸を歩いたこと - ジノ。

渚にて - ジノ。

海辺のメノウは潮騒に色づく /久慈川の黒メノウ - ジノ。

 

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