ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

暮秋 歴史館の庭にて

    

    f:id:xjino:20191124202543j:plain

 

 3日間,冷たい雨が降り続きました。濃密な霧雨のような雨でした。息を吸ったらそのまま肺が水で満たされそうな,そんな雨でした。


 晴れていれば山河を歩き回っていたところですが,とてもそんな気にはなれません。これ幸いと休日出勤して溜まった仕事を片付けました。良くないこととは思いつつ。


f:id:xjino:20191124202639j:plain
 その帰り道,茨城県立歴史館に差し掛かったところで急に雨が小降りになりました。歴史館の庭のイチョウが,いつ盛りだったかもわからないままに散り始めてます。ああ誘われたかなと,そのまま駐車場に乗り付けます。


f:id:xjino:20191124202655j:plain
 当館のシンボル,百年前の小学校。今日は中で演奏会があるそうです。

 

f:id:xjino:20191124202702j:plain
 雨雲の下でも堂々と。

 

f:id:xjino:20191124202740j:plain
f:id:xjino:20191124202748j:plain
 これもシンボルのイチョウ並木。ライトアップもしていたのですが,先週で終了しています。連日の残業で見損ないました。まだ葉に緑味があったのでもう少し先かな,と思っていたら終わっていたというのが正直なところ。今年の紅葉は本当に見極めが難しかった。


f:id:xjino:20191124202818j:plain

     f:id:xjino:20191124202827j:plain

f:id:xjino:20191124202836j:plain
   f:id:xjino:20191124202844j:plain
 イチョウ。美しい立ち姿と黄葉で愛されています。中生代に栄えた裸子植物の一群の,ただ一つの生き残りです。故郷の安徽省ではどんな姿で,どんな黄葉をしていたのでしょうかね。

 

    f:id:xjino:20191124202948j:plain
f:id:xjino:20191124202956j:plain
 これも生きた化石メタセコイア。黄葉する針葉樹。茨城県内ではよく植栽されてますが,他県ではいかがでしょう。とがった円錐状の,それはそれは立派な大木になります。


f:id:xjino:20191124203038j:plain
f:id:xjino:20191124203046j:plain
f:id:xjino:20191124203103j:plain
 園芸種のイロハカエデはまあ,紅葉するのが仕事ですから。


f:id:xjino:20191124203211j:plain
 水車。

 

f:id:xjino:20191124203231j:plain
f:id:xjino:20191124203239j:plain
 野草園の木。これは野生の桜の仲間のようです。

 

f:id:xjino:20191124203349j:plain
 山の雑木の紅葉こそ,私には好ましい。


f:id:xjino:20191124203438j:plain
 コマユミ。袋田にもありましたね。


f:id:xjino:20191124203545j:plain
 雨が小降りになったとたん,人が次々と。みんな待っていたんですね。


f:id:xjino:20191124203609j:plain
 11月,紅葉,雨上がり。ひと時,暮秋を楽しませていただきました。冬はもうすぐ。

 

 

にほんブログ村 その他生活ブログ 季節・四季へ
にほんブログ村 花・園芸ブログ 野の花へ
にほんブログ村 その他日記ブログ 備忘録・メモへ