ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

α6400で高温石英を接写して,SONYって偉いと思ったこと

 

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 新型機レビューまだ続きます。


 接写命の私にとって最も大切なのは,しつこいようですがタムロン90ミリマクロレンズを使えること。先日採ってきた高温石英の据え物切りでそれを確かめます。

 

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 倍率等倍。六角錐を合わせたようなそろばん玉結晶が光をまばゆく返してきます。画質に問題なし。ガイドナンバー6の小さな内蔵ストロボも光量は十分。これがあるから6600ではなく6400を選んだのです。

 

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 さらに拡大。ああなんて綺麗に光が回るのか。こういう撮影ではカメラから手を離してシャッター切るのが基本ですが,先代NEX-5で使っていたリモコンでシャッターが下りました。ソニーさん,おかしな仕様変更をしてません。セコい会社なら新製品を作るたびに基本仕様や周辺機器を一新してしまいますから。

 

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 もっと感心したのは,10年前のNEX-5とバッテリーが同じだったこと。真っ先に変えたい部分でしょう。これには驚くとともにソニーの器というか配慮に感服いたしました。いろいろ理由はあるのでしょうが,旧来のユーザーに配慮してくれたと解釈させていただきます。これで予備バッテリーを買わずに済みました。

 

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 旧日本軍の組織的欠点を分析して各作戦の失敗の要因を明らかにした名著「失敗の本質」に取り上げられているのが,旧日本海軍の潜水艦のひんぱんな仕様変更です。わずかな取るに足らぬ新技術のために次々と新設計となり,質より量が戦局を左右する総力戦に大量生産の道を自ら閉ざしていました。潜水艦は時に水上艦では不可能な大戦果を挙げることがありえるのに,十分な数を投入できなかった。米軍が同型艦を数百隻建造して日本艦隊も輸送船団も壊滅させたのと好対照です。

 


 今回,いっそ写真の全システムをオリンパスに変えようかなという甘い囁きも脳裏にはあったのですが思いとどまってよかった。ソニーさん,まだしばらくお世話になります。

 

 

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