とんでもなくマニアックな記事です。覚悟して下さいね。
真珠湾作戦に続いて,また揃えてしまいましたガチャポン艦艇模型,ついに出ましたミッドウェー作戦編です。メーカー側にすれば既存の金型の流用なんですけど,いいんですそんな細かいこと。ラインナップも長門とか陸奥とか機動部隊にいなかった戦艦がいておかしいんだけど,おおらかに見てあげましょう。足りない分は手持ちの模型で補って。
タタミーのうーみーはー
おーれーのうーみー
元ネタわかる人はわが友。
南雲機動部隊完成。空母赤城,加賀,蒼龍,飛竜。戦艦榛名,霧島。重巡利根,筑摩。軽巡長良と駆逐艦十二隻。これだけでも世界最強のはずだったんだけどなあ。
奇襲を受けた時の陣形については,実はよくわかってません。陣を組んでいたとしても直前の防空戦で乱れていたろうし。とりあえず輪形陣で並べてみた。
手前から霧島,飛竜,加賀,榛名。
この四空母がすべて撃沈され,太平洋戦争の趨勢は決まったとされてます。
ミッドウェーの敗因についてはすでに様々な解釈がなされてます。「運命の五分間」とか「利根四号機の馬鹿野郎」だとか。南雲長官のあまりに優柔不断な指揮もひどかった。学校の成績良かっただけのボンクラを司令官にしたことも含め,日本海軍という組織の病理を指摘する意見もあります。前の記事でも引き合いに出した名著「失敗の本質」では山本五十六の責任についてまで言及。負けいくさの教訓は汲めども尽きません。一瞬のスキを衝かれて大きな組織が倒れるという場面は今でも普通にあることです。
空母赤城。世界の四大空母と称されたうちの一隻です。ある意味日本空母機動部隊の象徴と言ってもいいでしょう。開戦から半年での退場は,あまりにも悲しい。
赤城を葬ったのは米空母エンタープライズが放った急降下爆撃機「ドーントレス」の一小隊。見張り員が「急降下!」と叫んだ時にはもう手遅れ,パイロットにはこの大空母がこんな風に見えていたことでしょう。レーダー開発を怠った故に奇襲を許したというこれも教訓です。
どーん。すべてが吹っ飛んだ瞬間。実質的な直撃弾は一発のみだとか。
海軍マニアの妄想にお付き合いいただき,誠にありがとうございました。次の記事は普通に…… って,私の記事は何が普通なんだろう。
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