久慈川メノウ教信徒の皆さま、お元気でいらっしゃいますか。教祖ジノ。でございます。ええ勝手に名乗っております。
GWはどうお過ごしだったでしょうか。たくさんの石好きの方が久慈川や玉川にお越しのこととと存じます。私も教祖顕現!と華々しく登場すべきところでした。いや実際、GWになると私のメノウ関係の記事へのアクセスがとんでもなく伸びるので、参考にしていただけているのかな。河原で石探しををしている方に名乗ればああ、と言われる場合もあるのです。
ただ今年は、コロナ規制が解かれたこともあり、河原を車で走りまわる!バーベキューで大騒ぎをする!ゴミを残す!という次元の方々が大挙襲来するのが予想できました。
ほらこんな。
これ、例の橋の河原でGW明けの9日月曜日に撮ったものです。まだ火が燃えてます。消火もせずに立ち去ったのでしょう。安物のバーベキュー道具の包装。どうでもいいようなレジャーシート。持ち帰るのが面倒くさいものをすべて火にくべていきました。
百円ショップの金網やトング、そのまま放置です。また来年のために取っておこうなんて発想はない。洗うの面倒くさいしまた買えばいいや。おかげでホームセンターのキャンプ用品売り場は繁盛します。こういうナニな人たちが経済を回しているんですね。〇〇が流行り! そう宣伝して低廉な用具を売り場に並べれば儲かる。商売人の皆さま、ご存じとは思いますが商売はナニな人にターゲットを絞るべきですよ。
割り箸から察するにかなりの人数ですね。この手の方々は人数が多いほどタチが悪くなります。玄倉川水難事故を思い出します。人数が多くなると責任の所在もいい加減になり、特に後始末にそれが現れます。ゴミは河原に放置するか帰路のサービスエリアに投げ捨てていくか。ああ嫌だよう、この手の人。
そんな嫌な人、嫌なものを見たくなくて参戦を避けたGWのメノウ拾いでした。たぶんメノウ教信徒の皆さまは、少なくともこんなブログを見てくださっている方々は、もっと心豊かに自然と接することができる人だと私は知っておりますので少々強い物言いをしました。お許しください。
ってゆーかー
私が参戦しなかったもう一つの理由。メノウ拾いはこれからなんです。
次の週末は天気がよろしくないといいますが大した降水量にはなりませんたぶん。そのあとは好天が期待できます。これから月末にかけてさらに水位が下がり、濁りも収まって、静かにメノウ拾いが楽しめるはずです。
例の橋の河原にはまた供物を置かせていただきました。偽善者と呼んでね ♪
久慈川の河原にはGW中にかなり多くの人が入られました。これはある河原。先行した方が最後にモニュメントを積み上げ
いらんメノウを載せて行かれました。…… ああああ悔しい。機先を制した者の勝利宣言です。私もよくやるし、よくやられます。ニヤリ。
別の河原。足跡を見ると
千鳥、という歩き方。ローラー作戦というか、河原の石を隈なくチェックする探し方です。このヒトかなりの手練れです。こういう、メノウ拾い同士のやり取りは害がなくて楽しいなあ。
おわかりでしょうか。真面目で、たまに遊び心を発揮するのが真のメノウ教徒だと思います。先に拾われたらまた次の機会を待つ。遠方の方には申し訳ありませんが、それくらいの心の余裕があれば人生は楽しい。この5月に関して言えば、先の記事でお伝えしたようにGW中は増水状態から引いていく過程でしたので、こうした既に人の入った河原でも、さらに引いた水際を探せば
ちゃんとある。
ほらまた。先の方のお目こぼしも含めれば、結構拾えるのではないかと。
高師小僧かワイヤーの錆びたやつか。
小動物の骨盤。
実はこれ珪化木。
GW中は水が引かなかったある河原では、赤いのがぽんぽん拾えました。ごめんなさいこれは持ち帰らせていただきます。
玉川に至っては、たぶんGW中は下流のここでしか採れなかったと思います。例の場所です。この辺りはGWが田植え。用水路である玉川全域に黄土色の水がたぷんたぷんと滞留していて、それがようやく下流から動き出したところです。さあ水の下にどんなメノウがあるのかな。
ちゃんとここにもお目こぼしのメノウが残っていた。
メノウ拾いの極意はあくせくしないこと。待てば海路の日和あり。みんなでこの楽しさを共有できればいいなあ。
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