久しぶりの本降りの雨でした。と言っても積算10ミリにも満たないのですが、なんせ雨の少ない土地柄なもので。それでふと、しばらくメノウ拾いをしてないなあと。この雨で流されてくるのは期待できないけど。
いつも真っ先に来るのがここ。ポピュラーで人の多い場所ですが、さてどうかな。
掘ればなにがしかの赤いのが出る…… はずだったんだけどなあ。出たのはこれ一つ。そのまま置いていきます。
白いカケラ程度のが河原にあるのを集めてみました。これはどう見ても先の人のお目こぼし。新しいのが流されてきた形跡がありません。そもそも以前はこんなにアシが茂っていませんでした。アシが茂ると探しづらくなって疎遠になるのは、別の場所で経験済みです。ここはどうなるんだろう。
お次のここは…… げっ、明らかに人の手になる中洲ができてます。写真の奥に見える、以前にお伝えした「白い軽ワゴン車の人が川の流路が変わるほどに掘り続けている場所」の少し下流です。どうやらかの人が河岸を変えたようです。遭遇すると面倒くさいので、ここは以後遠慮しましょう。
川底に埋もれた透明なメノウが見えたのでとりあえず引き上げてみたら、裏側には縞模様が。やはり手に取らないとわからないものです。ただこれ、写真ではわかりませんが厚みのある塊状で、玉川では珍しいタイプです。以前の「赤光」に近い。これは蛍光を発する可能性があります。お持ち帰り。
結局玉川では、このあともこれ1個。いずこでも新たに流されてきたと思しきものはありません。大丈夫か玉川。いやそう言われても困るだろうけど。
ヤクシソウ。
エビヅルの紅葉。
ハルジオンの秋の開花。里山の自然に囲まれた玉川では、晩秋の色彩が生命の香りを放ちます。
さて今日は一日、メノウ拾いに費やす予定でした。ただ玉川を少し楽しみ過ぎたこともあり、信徒の皆さん向けに自分はセーブするつもりでもあり、久慈川では1箇所だけ歩いてみます。
まずは小さな珪化木。おお可愛いなあ。
少し大きめの珪化木。きれいな形で、よく見たらメノウ脈が入っています。まあ、どちらも置いてきました。
… なんてのんびり歩いていたら、お?
おおお。
また。
ううむ。
びっくり、人が入る場所ですが、赤いのが次々と。
とどめに
おお。
おおおお。久しぶりに赤縞の濃い、どこへ出しても恥ずかしくない「瑪瑙」です。少なくとも500円笑で売れるレベル。売らないけど。
ちょっと調子づいてしまった。持ち帰らせてください。
勢いづいたというか、どうやら今日はアタリの日です。久慈川の神さまがそういう風をくれてます。ここだけの予定でしたが、もう1箇所調べさせてください。
ここ。多少不便だけど、川遊びやメノウ拾いでポピュラーな場所らしくて、ご覧の読者の皆さまにも覚えのある方がおられるのでは。私も何回か参りましたが、ここではただの1個もメノウを拾ったことがありません。
今日もこれこのようにたくさんの足跡が。時期的には釣りの人のものでしょうけど、とにかく確認したいのは、ここが「拾える場所」か否かということなんです。
日が傾いています。さあ久慈川の神さま、お答えは。ちなみにススキではなくオギです。
わあ、赤いのあった。最近になって水の引いた川ぎわにありました。
その近くにもう1個。ここはお目こぼしの場所らしい。
ずっと陸側でも1個。
都合3個。十分です。ここは拾える場所と確認できました。要は運とタイミング、ということか。
何のかんのと1日でこれだけ拾ってしまった。このビンボー人が、とか言われそうで怖いですう。さてそれでは最近のマイブーム、UV照射いってみましょうか。
久慈川のこれは
反射がテカってますが、光ってはいません。以前の記事で申し上げたように、光るのはメノウが生成した時に「晶洞」の近くかその周囲だったもの。含有する微量のウランが蛍光を発します。
ではあの赤縞は
光らん。可視光での赤を楽しもう。
これなら
部分的。
私の言葉で言う久慈川本流系の3つ。まあそれっぽく。
では真打にご登場願います。玉川で、こいつは光ると目を付けました。
ほらね。ああなんか思っていたよりいい色合いだあ。
実は以前に拾ったメノウで、クリーニングもせずに放置してたのがありました。今回それも処理して、共にUV光を当ててみたので、その結果を次回に。
↓ ご参考に。
↓ ランキングサイトです。ご協力いただければ幸いです。