2017年夏、信州野辺山高原、野辺山宇宙電波観測所、45メートル電波望遠鏡。
天文少年の夢の聖地です。ヘリオスタットやら干渉計やら、構内にこれでもかというアンテナざんまいの中でひときわ威容を誇る45メートル鏡。
上を向いているのはメンテナンス期間中だから。これが一番楽な姿勢なんだそうです。光学望遠鏡同様、夏は水蒸気が多くて観測に不適なので修理や調整をしています。
ミツビシ製だって。
巨大な鉄骨の中にプレハブハウス。高所恐怖症でなければ住みたかったぞ。鉄骨にブン抜かれてるけど。
敷地の隅に雑草のように希種アサマフウロ。信州ってすごい。私が美しいと言う言葉を使うのは主にこんな自然物に対してですが、機能のみを突き詰めた工業製品の、その真の意味で高性能なものは間違いなく美しい。以下余計なキャプションは付けません。どうかご堪能ください。
これはミリ波干渉計のパラボラアンテナ。この野辺山には、パラボラに限らずありとあらゆるアンテナが林立して機能美を競います。そういうイカれた視点で見ても飽くことはございません。お子さまの情操教育にうってつけ笑。高性能の機能美、F4Uコルセア を見てう、美しいなんて言っている同好の士よ、いかがですか。
それも含めて、信州には私の眼を驚かすものがいっぱいです。信州ってすごい。本気で短期移住計画を考えよう。← 最近こんなことをすぐ言う。
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