接写用クローズアップレンズのアダプターが壊れました。構造的な弱さがあって定期的に壊れます。すぐ注文しましたが2-3週間かかるとのこと。その間はこんな ↓
写真が撮れません。スペ〇ウム光線を放てないというかラ〇ダーキックをかませないというか、必殺技を封じられた気分です。
それでも手許には撮影を待つメノウが貯まり続けます。記録は大切です。聖地に置くにしても写真は残さねば。いつもそんな記事にお付き合い頂いておりますが、記録なので似通った写真ばかりで申し訳なく思っております。今回は 90 ミリマクロレンズ単体での写真の、上手く撮れたものだけご覧ください。ああ接写がしたいよう。
ざざーん。今回は海岸メノウ。実はメノウ拾いは口実で、たぶん潮騒に染まりたくなった時に海岸に来ています。
集合。世の中には不気味なほど欲深い人というのがいますけど、石に関しては私も同類です。集めずにはいられない。少し正確に言うと拾い集めるという行為が楽しいので、一度手に入れたものにはさほど執心しません。写真さえ撮っておけばね。
玉髄
今回は綺麗な縞模様というのはありませんでした。
ブラックライト。おお光る光る。
一番大きかったこいつは
蛍光が恰好良かった。
目にしたもののごく一部しか拾いませんが、海岸メノウは乾くと荒れた表面が目立ちます。持ち帰って家で見たときにがっかりするものも結構あるんです。
黒メノウ
ご当地名物。玉髄よりも数があるばかりか仏頭状構造やメノウ縞を持つのが多くて、海岸でも一個一個精査して持ち帰るか否かを決めるのが結構楽しい。
ブラックライト。左のシマシマに光ってるのは
実は1月の記事でちらとお見せしたもの。今回これだけ引っ張り出して少し磨いた、そのお披露目です。表面の複雑な仏頭状構造と
裏面のガス穴の対比が面白くて
蛍光は月光にきらめく早瀬の如く
透過光で拡大すると…… これはちと怖かった。この微細なシマシマこそ、本来なら接写していた奇景なんですよう。
ああこれも。
これも。
多様多型が楽しい、それが黒メノウ。
白塗り
メノウの表面に白い被膜が付いたもの。
縞模様をたどるのが楽しいのです。
柿渋
と今回は呼ばせて頂きます。白塗りメノウがさらにオレンジ色の被膜をまとったもの。今のところ成因も物質もわかりません。小さいものばかりですが、縞模様やら色の変化やら海岸メノウの面白さがすべて詰まってます。積極的に探してます。
これまでもお見せしてきました。透過光で拡大した時の炎のような色彩が魅力です。
ジャスパー
玉川の縞メノウとこれを並べて女性に選んで頂くと、かなりの確率でこっちが指名されます。そのためだけに拾って磨いてと、我ながら何してるんだろう。
大きさと形がぴったりと手の平に収まるこれ、見ようによっては仏さまのお顔があるようにも。持仏になりまっせ、と勧めて見ようかな。
オルソクォーツァイト・シーグラス・チャート?
左のがオルソ、右上のがチャート、他はシーグラス。良い色味になるな、なんて。取りあえずチャートとしたものは、じつは緑泥石白雲母石英岩なんてワケわかんないヤツだったら楽しいな。
ようやくこれで5月分までの海岸メノウは記録できました。でも気は抜けません。
6月分があるのよー
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