はい例によって意味なしタイトルです。お気になさらず。写真 50 枚いってみよー。
6月は久慈川メノウの記事が書けませんでした。楽しみにしてる方がおられるのは重々承知してはいるのですけど書けません。だってメノウが動かないんだもの。
久慈川流域では、5月半ばの大雨以来静穏な日々が続きます。川の水位は下がる一方、それはより深みまで探索できるということではありますが、その効用があるのは最初だけ。瞬く間にタネ切れで以後は不作の日々です。
これは大雨直後の久慈川本流での戦果。5月18日の記事でご紹介したものです。大部分は聖地のお供物にしましたが、写真に残したいものがまだ手許にありました。
こんだけ。
くらえブラックライト。1個だけ自己主張の強い奴がいます。
これ。どこから見ても八面玲瓏、色といいツヤといい上物でして
蛍光もいい。
小ぶりだけど目立ってた赤縞メノウ。
光を当てても見目麗しく。人間にもこういうひとっています。
ぶつぶつです。
ぶつぶつだ。
晶洞の綺麗なの。
それぞれに見どころがあって、すべてを紹介しきれません。
記事にも書いた未踏河原のカーネリアン。晶洞の微結晶も綺麗で、これだけは宝箱に残そうと思います。
そして月が変わりました。全国で豪雨被害の出た6月でしたが、こういう時でも茨城は、というか県北部には雨が降りません。数日おきにお湿り程度の降雨があって、それで天地あめつちが生きながらえてますけど、まっとうな石拾い屋を喜ばすには足りません。せめて1日当たり 50 ミリ降らないとメノウが動かなくて、水害にならず、貯水池が満たされ、山野が潤うとなるとそれくらいが妥当なのですが、私のような晴れ男が多いのか笑雨雲が面白いくらいに避けていきます。…… 雨乞いか。また雨乞いが必要なのか。以前にそう言ったら信徒の誰かが人柱になって降らせてくれたけど、そう何度もは頼めません。
最後に戦果があったのは6月初め。葦が生い茂ってすっかり足の遠のいた玉川にて。
いつもの場所はもう手に負えず
こんなのしか採れなかった。置いてきました。
珪化木があったので乗せてみた。
次の場所。長靴の生えるここは
例の人が川の流路まで変えるほどに掘っていた場所です。かの人は完全にここから撤退したようです。
するとこんなのが
さらに泥の中に赤いのが
おおお、他の人が来なくなるとこんなのが採れるんだ。
とはいえこの日の玉川はこれで終わりました。もう以前のような銘つきの大物は採れないのかも知れない、なんてふと思ってみたり。
風の澄んだ日でした。
ユキノシタの咲くさてここは。この日は勢いで沢歩きもしました。聖地のお供物用のメノウを仕入れたくて。今でも他の方の動画を見て聖地においでになる方はおられるし、有難いことに「わらしべイベント」を続けて下さってる信徒の方がいるのです。教祖が座していてどうする。
拾うのは赤みのあるの、景色の面白いの、個人的に蛍光させてみたい仏頭状構造のあるの。
この珪化木は拾った時には真っ黒で、厳密には半分珪化木、半分石炭でした。ドメストに浸けたら漂白されてしまった。以後気を付けようっと。
お供物にあったら喜ばれそうな赤いの。でも面白味はないのでここではモブ扱い。
また縞付きのがありました。
さあいよいよフィナーレです。ボクの好きなぶつぶつ仏頭の蛍光&透過光パレードをお楽しみください。趣味に付き合わせるだけのことなんですけどうふふのふ。
この日の最後は聖地へ。
ビロードモウズイカがドカンと突っ立っておりました。
次にメノウが動くような降水があったときは必ずこのブログでお知らせします。
気長にお待ちくださいませ。
それと、次回はお花回の予定です。いいネタ仕込んでます。
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