2月の備忘録です。ゲテモノ食いの話ではありません。
強烈な寒波に見舞われた2月でしたが、陽光が思いのほか強いのに驚かされます。
これは根元から剪定したハマナスの枝葉。充分に乾燥させました。本来は「燃えるゴミ」ですが、この危険なトゲで収集員さんにケガをさせるわけには行きません。そこで
久慈川の河口・豊岡海岸で燃やすのだ。
火のそばに2ミリくらいのハエトリグモがいたので避難させました。あとで「日本産ぜんぶ載ってる」ハエトリグモ図鑑で調べたのですが種名がわかりません。幼体かも知れない。
すぐそばに東海第二原発。津波対策・テロ対策絶賛進行中。いえ何も申しません。
堤防を越えれば久慈川です。
この狭まったところが今の河口。人工の河口で、かつての久慈川はぐりーんと北に曲がって今の日立港あたりで海に繋がってました。茨城県北部から宮城県にかけての川にはそういう形のものが多いのです。荒い波と潮流で砂州が作られるのが原因です。
で、改修された久慈川ですがやっぱり砂州ができてます。歩いてみて驚いたのは、おびただしい数の貝殻が打ち上げられていたこと。さらに驚いたのは、海と川と汽水の貝がごっちゃだったこと。
アサリ
ウバガイ(ホッキガイ)
コタマガイ(ヒラガイ)
チョウセンハマグリ
ドブガイ
モクズガニのはさみ。モクズガニは珍しくないけどナニこのデカさ。本体はタラバガニくらいあったんでないかい。巨大化モクズガニ、きっとほうしゃのうピ――――――
夕刻のさんぽでメガドンキの屋上から見る夕景が好きです。
先月も書いたけど、やっぱり茨城は空が広い。
水戸から見る筑波山はこんな感じ。
闇に沈む風景の中でこれだけが浮かび上がるマンション。ガラスを多用した面がちょうど夕陽の方向なのです。ちょっと不思議。
もっと不思議。国道沿いのおしゃれな美容室、明るい空の下電気がともる家、もろマグリットの不思議絵の世界です。床屋派だけどこの美容室に入りたくなりました。
マグリット「光の帝国」ね。
朝の「駅までさんぽ」も続きます。銀杏坂から水戸駅方向。
配水塔。日に日に太陽が高くなります。
またロケをやっていた。寒い中ご苦労さまです。
図書館前のサンシュユのつぼみも膨らみました。
祝日に当たった日。開館前の図書館に長蛇の列。私はその気になれば先頭を取れますが、いつも並ばずに開館後最後尾の人のあとから入ります。ひとり分でも受験生に座らせてあげたいので。頑張れみんな。
別の日、水戸駅に行列。大洗でガルパンのイベントのある日には大洗鹿島線の切符を買うお兄さんの大行列ができますが、これは駅ビルのビックカメラの開店を待つ行列。ここにはゲーム売り場があって、どうやらモンスターハンターの新作発売日だったらしい。平日の朝ですよ。その労力をもっとピ―――――――
蛾ですすいません。フクラスズメという名は可愛らしい、成虫で越冬するものです。陽気に釣られて飛び出したはいいけど踏まれてしまったらしい。お調子者はこうなるってことか。
私も陽気に釣られて数か月ぶりに那珂川畔を帰路に使ってみました。
市街遠望。4月になればここも花の道です。
保和苑にある山村暮鳥の詩碑《 おい、そっとそっとしづかに梅の匂ひだ 》
…… 紅梅に見守られて。
記事の更新が遅れてごめんなさい。「1月寸景」の記事で書いた4月からのお勤めのお話が大ごとになって、のんびり記事を書く状況ではなくなってしまいました。親分すじの大先輩からのお誘いで、てっきりアルバイト程度の身分かと思ったら県が正式にハローワークに求人票を出しているホントの県職員の求人だったのでさあ大変。紹介状をもらうやら履歴書や職務経歴書を書くやら面接の準備をするやら「人生初」の連続で大わらわです。しまった安請け合いして失敗か。求人ひとりの枠に3,4人出ているらしいのでまあ採用の確率は低いでしょう。事の経緯と顛末は結果が出たらご報告しますね。で今回の謎タイトルなんですが、この親分の武勇伝のひとつでアライグマを食ったというのがあるんです。意外や美味かったそうです。どうせ特定外来生物だし捕って食うという選択肢もあるのかな、なんて考えた2月なのでありました。
↓ ハマナスの咲く頃。
↓ タイトルにダマされてください。
↓ ランキングサイト。どうかお力添えを。