3月はもう記事を二ケタ書いたし、もう末日だし、更新はいいかなとも思えるのですが、ヒスイカズラの花色だけは早めにお伝えしようかと。
ジノさん認定日本一の植物園。
最奥の熱帯温室にそのプロムナードはあります。
手書きのポップをはじめとして、職員さんの心遣いが伝わる展示。現場にこういうことのできる人がいる、モチベーションがある、それが何よりもこの植物園/博物館の強みでしょう。この自然科学の殿堂・国立科学博物館もすべてをカネに換算する経済人からは無用のものとされ、それと結託する政権によって予算を減らされているのですが、募金を呼び掛けたところたちどころに想定を上回る金額が集まりました。科学を、植物を愛するたくさんの日本人に見守られていることを励みにしてもらえれば。
… ヒスイカズラのお話でした。例によってこの幻想の花を接写しまくりました。だーっと並べます。お気に召す写真が一枚でもあれば幸いです。
今回落花を手に取って知ったのですが、左右の花弁を開くと細くとがった下の花弁の先からおしべがぬっと出てくる。コウモリが花粉の媒介者で、蜜を舐めようと顔を突っ込むと身体に花粉が付く、そのからくりです。よくできてるなあ。
せっかくなので熱帯温室の他の花々もご紹介します。
デンドロビウムいろいろ。
バニラの花。あの香料のバニラは、このランの花が素になります。
わあいバナナだ ♥ どうでもいいけど、実ったバナナはどうなるのかな。
いつか野生のを見たいぞマツバラン。
そして植物園ご自慢のショクダイオオコンニャク。今年は開花しませんでした。
繁殖成功。この研究と実践の成果は誇っていいと思います。
野外も花の季節を迎えていて、雪割草の類や花木が次々と咲き始めております。すいません今日はそこまで手が回らない。これはシャクナゲモドキ。
すべての花を撮るには一日では足りません。
いつものお店で昼食を頂いて帰りましょう。お店が開くのを待つ間、近くの公園で。もう桜が満開でした。日曜日ですが保育園の子どもたちが春を楽しんでおりました。
ビーフシチューのつぼ焼きだって。美味でした。
↓ こんな記事を書いてました。
↓ さっそく計画が遅延しています。植物園のままではいけなかったのだろうか。
↓ どうか。