2月初め、100 本のエネループ追充電。半年に一度の防災幻想。これがいつどんな状況で役立つのか、役立てられるのか、いやそもそも役立つ時があるのか。それをぜんぶ含めての「備え」です。
その備えに3月、追加がありました。モバイルバッテリーであります。個人的にはむかし近所の量販店で買ったものがまるで役に立たず、小型の持ち運びバッテリーには何の信頼も置けなくなってました。エネループにこだわるのはこの信頼性の部分です。でもJAF通販のカタログにあったコレにはピクリと反応してしまいました。即購入してしまった。
背面に太陽電池。ただしこの面積では実用性はなく、まあ光を当てとけば自然放電分は補えるという程度です。
売りはコレだあ。入力端子がUSB、マイクロ、タイプCの3種でUSBはコード付き、出力端子はUSB×2、マイクロ、タイプC、ライトニングの4種5本、USB以外の端子はやはりコード仕様です。しかもコードはいずれも収納式でかさばりません。こういうギミック大好きです。USBコードを2本用意すれば
こんな風に使えるのだああ。同時に5台の電子機器に給電できてしまうんです。容量が 10000 mAh ですからすべてを満充電にすることはできませんが、当座のしのぎにはなるはずです。実際にこれを使う状況をいろいろと想像してひとり盛り上がってしまいました。
同時期にもう一台、手に入れたものがあります。これはパナソニックBQ-CC87 と申しまして、要するにエネループ用充電器です。ただし外部入力だけでなく、出力端子も備えてます。電池を装着した状態なら、そのままモバイルバッテリーになるという優れものなんです。
これまでは大量のエネループ、電池式の機器にしか使用を想定できなかったのですが、これであらゆる電子機器に有効活用できます。そしてこの充電器の優れた点は、バッテリーとして使う時はエネループでなくても、規格や残量の異なる乾電池を組み合せて電源にできるんです。単三単四のすべての乾電池まぜまぜで。おおおスゴイぞパナソニック。
一点だけモノ申せば、専用の外付けLEDライトが付属しているんですが、これは邪魔。かさばるだけです。ほかに照明装置はいくらでもあるので、これを使う状況が思い浮かびません。お蔵入りです。
というわけで想定その1。エネループからモバイルに給電します。満充電の単三エネループ4本が 8000 mAh の電源に早変わり。そしてモバイルから各機器を充電し、減衰したモバイルをまた別のエネループで充電する。これで最小限のコードしかなくても電源に困りません。
バッテリーからエネループに給電もできますが、これは使うことはないかも。
時を同じくして幸運が一つ。近所のメガドンキで単三エネループの最新型4本セットを大幅に値下げしてました。なんで?とお店の人に聞いたらパナソニックからそういう許可を得たのだと。ひょっとするとさらに新型が出る前触れかも知れませんが、いずれにせよラッキーです。旧型は容量が1本 1800 mAh 、新型は 2000 mAh ですからパワーという点では有利です。この4本をこの充電器専用にしましょう。うふふふ。
えーと
ひょっとしてお困りでしょうか。私が何を自慢しているのか理解できず、反応に困るというような。すいません考えていることの7割くらいが妄想なもので、特にリアリストの方々にはいつもご迷惑をお掛けします。私が楽しければ良いのですうふふふ。…… おカネで買える物を自慢するのは品性にもとる、とはちゃんと自覚してます。今回は、これを備えればこんな状況の時にこのように使って、なんて頭の中でこねくって楽しんでいる、それをお伝えしたいんです。まあ、現場を知らないまま若くしてエラくなった参謀が、何もかもが自分の思った通りに動くという前提で身勝手な作戦を立てて悦に入っているようなものです。作戦は立ててる時がいちばん楽しい。
で、今回妄想がはかどるのにはもう一つ理由があります。また一人旅を考えております。まあ老親もいることだし例によって二泊三日程度のものではありますが、家族持ちの皆さまにはそれすらも大事業であること、おわかりですよね。実は昨秋も計画がありましたが諸般の事情で取りやめました。いかんなあ、定年退職者心得の一つに「旅の計画は先延ばしにしない」ってあるんだよなあ。
ブログを始めてからは記事にしてきましたが、それ以前にも楽しい旅、忘れ得ぬ旅がいくつもありました。この世を去る時の走馬灯に浮かびそうなのがいくつも。旅は間違いなく私の魂を養うものです。
そして今回のバッテリー。災害の備えというだけではありません。これはそのまま旅道具です。
バッテリー、エネループ、コード類3本。念のためUSBタップと2口タップ。これだけあれば短い旅に不自由はないはずです。
よしまとまった。機器ごとに異なる充電器というのがこれまではかさばるし厄介でした。旅慣れた人は荷物が少ないというけれど、私もそこそこ旅慣れはしています。これで一層身軽な旅ができるでしょう。
まだ見ぬ山河。一人行く遥かな空の、さらにその遠くにあって
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