我が家のソラマメ。アブラムシに悩まされつつも無事収獲。しばし食卓を彩ってくれました。これって買えばそれなりにお高いし、その割に可食部少ないし、植物の育つ土地の有難さです。
さて我が心臓・ジャングルブーツ。アメ横・中田商店謹製。もう何代も履き潰してきました。以前は直接アメ横に買い付けに行ってましたが、コロナ禍以降は通販で2足ずつ注文してます。1足5ヶ月、5百キロくらい歩いて靴底が抜けたところで新品に履き替えていました。ところが。
去年あたりから靴底より先に表面の合成皮革がヘタるようになりました。それも「曲げ」の力が加わる背面だけでなく
カカトが抜けるようになったんです。それで先々代が駄目になって、2月アタマに新品を下ろしたのですが、4月終わりには抜けてしまった。なんと3か月で寿命です。長年履いてきてこんな短命は初めてです。ちょっとお中田商店さんん、これってそおゆう仕様なのお。2023 年のカタログで「各パーツの素材を向上し、再生産しました」とあったけど、材質はむしろ劣化したようです。これ以降、以前はなかった靴ズレにも悩まされました。お値段も 2023 年当時は4千5百円だったのがいつの間にか6千8百円になっていて、コスパが良いという利点も薄れました。う~んどうしよう。ついにこれを見切るタイミングかも知れません。でもコスパと頑丈さを備える代替品が思いつきません。ワークマンで作ってくれないかなあ。
なんて感じで始まった5月でしたがもう終盤です。今年のGWのことを書き残して置かねば。このブログ、個人的な備忘録なんです。いやあ最近、記憶力がひょっこりひょうたん島でねえ。← 若いモンは知らないってば
身内にカメラマンの卵みたいなのがおりまして、割といい写真を撮ります。どれひとつ驚かせてやろうと、旧緒川村の百観音に連れて行きました。地元広報誌の写真でまず私が驚いて、記事にした場所です。
「観音洞窟」にどう反応するかな。
いい食いつきでした。私が3個だけ準備したロウソクの灯で、いつまでもシャッターを切ってました。
ただ危惧していた通り、緒川村が常陸大宮市に合併されたあおりで、ここの維持予算は削られたようです。2019 年当時には点いていた ↑ 洞内照明は消えてました。
最奥の観音さまも暗闇の中。
入り口の別の観音さまの頭上にメノウ。そういえば、この洞窟はもともとメノウ採掘のため掘られたものでした。
別の日。書斎から見える裏のアパートに救急車。いろいろ困ったアパートで、以前は警察のガサ入れがありました。最近は頻繁に消防に電話しては救急車を呼びつけるなんて人もいたので、ああまたかと思ったのですが様子が違います。ストレッチャーは誰も載せずに収納され、救急隊員さんたちが表通りに出たと思ったらミニパトを誘導してきました。
やがて救急車と入れ替わりに鑑識さんたちが来て…… ああ、そういうことね。独居老人の誰かが、うん。数日後には清掃業者が来てました。GWといえども、こういうお仕事があるんだなあ。
おかげさまで私は平和です。帰省してきた家族とショッピングモール行ったり博物館見たり
2日の夜は大雨でしたがそれ以外はおおむね天気も良く…… これ、雲に覆われた水戸から晴れている勝田のエレベーター試験塔が見えてるんだけど、塔だけ浮かんで見えてちょっと異界感。
帰省してきた家族を誘ったら乗ってくれました。県南、土浦のとなり阿見町。ここは戦時中海軍航空隊があり、ちょっとした軍都でした。有名なのが予科練、海軍予科練習部。町が運営する「予科練平和記念館」で、その一端を知ることができます。…… 町の施設なのに年配の自衛官の方が駐車場の案内をなさってました。頭を下げて入場。
人間魚雷・回天! 九三式酸素魚雷に操縦装置を付けた、本当に魚雷にまたがって敵艦に突っ込んでいく兵器です。戦果は小さいものでしたが、米海軍を恐怖に陥れたとか。
菊水マーク。特攻作戦のシンボル。
零戦。回天ともどもレプリカですが、実体の持つ重み、メッセージ性は十分です。職員の皆さんが手で押して格納庫から出してましたが、これは日曜・祝日だけのサービスなんだって。材質は実機と同じアルミ合金、大人三人いれば動かせます。
これが予科練平和記念館。あえて戦争を想起させないデザイン。残念ながら内部は撮影できません。十分見ごたえのある展示だった、と申し上げます。予科練というのは航空機搭乗員養成のため作られた組織で、現在の高校生くらいの年代の少年たちが全国から応募し、その試験は超難関であったとか。卒業生は最前線で操縦桿を握り、その8割が戦死したそうです。まだあどけない表情の残る顔で厳しい訓練、勉強、分刻みの日課に耐え、それでもカメラに笑顔を向けた写真に思うところはさまざまです。同行した若い家族がいくら促しても展示写真や動画から離れませんでした。
ここは現在、すぐ隣が陸上自衛隊土浦駐屯地(武器学校)です。フェンスで仕切られてますが平和記念館と連動して一部開放され、敷地内の「雄翔館」まで行けます。予科練戦没者1万9千人の遺書・遺品約 1500 点が収集・展示されてます。小さな施設ですが展示の重みは平和記念館と並びます。遺書の一つ一つを読んでしまいました。つい八十年前の若者の絶唱です。
入り口に山本五十六像。名将か凡将かいまだに評価が分かれますが、カリスマ溢れる大人物だったのは間違いありません。
朝9時の開館から見学して、ここで午後1時を回ってました。うわあ思いっ切りハマってしまった。そういえば腹減ったなあ。近くのファミレスに行こうと言ったら、つくばの甘味屋を所望されました。
周囲を外車のディーラーに囲まれた、一個1万円のマンゴーとかを売っているフルーツ屋さんに併設のパーラーでした。1時間待って食べた昼食代わりのフルーツパフェ、美味しゅうございました。まあこれもGWのなせるわざです。
穏やかに家族と過ごした、そんな 2025 年のGWでした。
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