また週末に雨が降り、明けた月曜は6月の青空。卯の花が咲き麦が色付き、初夏であります。御岩神社にお参りしてきました。いつもならちっちゃいお花の接写に明け暮れるところ、なぜか今回は広角レンズの画角でお送りします。私の魂ゴーストがそうしろって言うんです。

ちっちゃい仏さま。置かれたのは 2019 年頃だったと思います。当時はコケの上に乗せられてる趣でしたが今はすっかり馴染んで、緑に埋もれながらいい感じに微笑まれてます。絵になったな、なんて。

三本杉。広角レンズなら余裕で全景が入ります。

前日の雨、今日の陽光。植物が喜ばないわけがない。生気とはこの光のことかと。

好きな一角。

緑陰のミヤコワスレ。日当たり悪く貧相な、と以前ご紹介しましたが驚くべし、十個体くらいに殖えてます。必死に生きるうちに耐陰性を身に付けたか、ひょろひょろスカスカの姿でいずれもちゃんと花を付けてます。生命の尊さを感じる瞬間です。





今日は登拝、山頂まで上ってのお参りです。道々おなじみの風景に見守られながら進んで

かびれ神宮が見えてきました。

あああ、鳥居下の大岩を覆っていたイワウチワがごっそり枯れています。この冬の乾燥か、群落の寿命か、復活には何年もかかるでしょう。残念。

かびれ神宮の社殿に猪目いのめの文様があることに気付きました。ハート形とは別の日本古来の文です。火伏の魔除けだとか。

意識して見れば自然界に珍しくない意匠なんですけどね。葉っぱとか。

登拝道の難所はかびれ神宮の手前と、その直後の滑りやすい急登と

稜線を往く岩の急登。皆さん神さまにお祈りしたい一心で息を切らせながら進みます。

山頂眺望どーん。

ご神体の祠に詣でて

稜線の先、御嶽社まで参るのが私のワンセット。

途中にある御岩山の標高点でキメるのもお約束。いつか神罰くだるよな。へへへ。

アセビの密林を抜ける縦走道、あるいは古代の参詣道。日立の山にはこんな道が縦横に走ってます。…… さてお願いは済んだし、のんびり下りましょう。

コアジサイの花陰にバッタの幼虫。今日は不思議なほどに私の眼は広角レンズ、小さきものに気が向かいません。虫の写真もこれ一枚。

そのコアジサイですが…… すいませんこれうそんこ写真、本当の色ではありません。どうしてもこの花を青く撮りたくて、ホワイトバランスをいじりました。

境内まで戻って、唯一咲いていたシャクナゲ。本殿前にはさまざまなシャクナゲが植えてあって、以前同時期に来たら一面の満開だったことがありました。いやあ壮観だった。今年は花が早かったようで、同系統の赤いものだけが咲き残ってました。

クマガイソウは実になっていた。境内は見事なまでに花の端境期で、それでもコケとか接写の被写体はあるのですがその気になれません。ここはふた心を捨てて、雨に潤った境内を俯瞰することに専念しましょう。






ああキレイ。

広角レンズで無理やり接写。撮れはしたけど、これは私の写真ではないな。

門前町の側溝はマーガレットの大乱舞。で、せっかく持ち歩いたマクロレンズもちっとは使ってやろうと思い、同じ門前町のお宅のムラサキツユクサの花芯を撮ってみようと思い立ちました。

雄しべの毛の数珠みたいになってるの、見えますかー。うむ、これぞ私の写真。手持ち撮影としてはよく撮れました。でもいまいちノリません。接写はこれだけ。
これまで何十回となくお参りし登ってきましたが、何か今回は調子が変でした。いえ体力的にはむしろ余裕でしたが、見えない、感じない、そんな肌ざわり。オカルティックな表現は避けたいのですが、今回に限っては「呼ばれた」という感覚がありませんでした。それゆえにマクロレンズで小さきものを写し取ろうという目線が生じなかった。いえ、神さまのせいではなく単に私の内分泌的な変調だったと思います。それも含めての記録、備忘録です。お付き合いありがとうございました。
↓ シャクナゲがきれいだったとき。カテゴリー「御岩神社」もご参照ください。
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