ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

ジャムな日々。

 

     


 更新遅れてすいません。1・4・7・10 月にいつも言い訳していますが、アニメの新番組チェックが忙しいのであります。今期も 80 作品とかあるのでしょうが、41 作品までは第1話を見ました。はー疲れた。コメントへのお返事もそういうわけで遅れました、ごめんなさい。


 そして、来月には 98 歳になる我が父が、病院での検査を受けたその場で緊急入院となりました。たぶん余命宣告の出るやつです。 あ、ご心配なく。家族の方はとっくに覚悟が出来ているし、準備も進めてあります。生きとし生けるものに等しく訪れるその瞬間が父にも来るという、それだけの話です。

 


 入院の手続きやらでてんやわんやだったその翌日、夕食後の我が家が隅々まで甘くフルーティな香りに満たされました。家人がミックスベリージャムの製作に取り掛かったのでした。

 


 ストロベリーは農家のハウスで完熟したものを家人が手ずから摘みました。
 ブルーベリーラズベリーは庭に次々と熟すのをその都度収獲したもの。

 


 ともに冷凍庫に追加保存していきました。素材にお金はかかってません。この3ベリーを圧力鍋にブチ込んで、ほぐれたところをずん胴でぐつぐつ砂糖と煮込み、出来上がったのが我が家特製、完全無添加ミックスベリージャムであります。


 これが無限に続く「里山交換経済」の我が家の原資になります。完熟・新鮮な原料を使っておりますのでもちろん美味。味は素材で決まるのです。

 


 ストロベリーは入手当日にそのままジャムにしたものもあります。

 


 ゆず青りんごは知人の歯医者さんの畑(ツッコまないで)から。

 


 毎年大子まで買いに行く奥久慈リンゴ、一部はコンポートにも。

 


 水戸はの名所です。その実も毎年どこからか届けられます。


 これ以外にも、記事にしたようにイチジクやらヤマモモやらがジャムになります。茨城県は素材に事欠きません。家人はそれを魔法の鍋で次々とジャムに変えていきます。おかげでうちの第二冷蔵庫の棚には常に5種類のジャムびんが並んでいます。
 


 お口に合いますか、うふふ とか口々に語りかけてくるのからひとつ選んでヨーグルトにぶち込むこの毎朝の幸せを贅沢と言わずに何としよう。


 そして今夜のミックスベリー。このタイミングで家中を甘いイチゴと砂糖の香りで満たしたのは、もちろん気まぐれではありません。強いて言うなら優しさでありましょう。

 

 時の流れはたゆまずに進んでいきます。宇宙にも、我が家にも。静かに受け入れようと思います。

 

 

 

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