ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

あの月とこれらの星と

 

 日々好きなところを歩き、好きなことだけを夢想する。そんな理想の生活を手に入れたつもりでしたが、ここのところ現実にまみれてます。まあ自分の親のことなので文句はありません。

 


 先日は父の遺言書で頭を悩ませました。以前に書いたものに誤りがあったんです。決してモメる相続にはならないので使う予定もないのですが、さてどうしよう。公証役場や法務局も検討しましたが、また自筆してもらうことにしました。 98 歳でまだ字を書けるってのがすごい。この件に1日かかりきりでああ疲れた。

 


 というわけで海。疲れた時には茨城の静かな海。仕事で心身をすり減らしていた頃からの特効薬です。前後して何回か出てみました。メノウだったり、シーグラスだったり。

 


 初崎海岸。砂浜はだいぶ戻りましたがシーグラスは皆無。

 


 そもそも有名になり過ぎて、大潮の日曜日のあとなんか足跡だらけ。

 


 細やかな砂の上にアラメ。食用です。昔はすぐ地元の人に拾われたものですが。

 


 ついでに隣接する漁港の浜を歩いたら

 


            アッタマくんなあこういうの。

 


 気を取り直して、以前の記事でA(アリス)海岸と名付けた、大きなシーグラスの拾える浜。

 


 ここはまだ穴場なのか、シーグラスが残っていました。

 


 サンショウガイ。拾っちゃおうっと。

 


 バテイラの貝殻がいいあんばいに削れて。でもこれは拾わない。

 


 日立は山から海までわずか2キロ。ごく短い何本もの川が清冽な流れを海に注ぎます。こんな美しい工業都市は珍しいと思う。

 


 入り江の浜でエラいもん見つけた。マテガイだ。これは殻だけですが、とうとう茨城に定着したかなんて思うと楽しくなります。食べることに興味はないけど、夏の大潮の時に生きてるのを探しに来たい、なんて。

 


 ウランガラスの拾える「ルミネ海岸」もすっかり人に知られたようで、かなり掘削の跡がありました。

 


 でもお目こぼしはあるものです。

 


 別の日はメノウ探しに別の浜。

 


 玉髄。これは持ち帰るかどうか迷うレベルです。

 


 ヤツシロガイ。

 


 トカシオリイレ。以前茨城県南端の波崎で拾いました。このあたりでは従来見た記憶がありませんでした。はて分布を広げてきたか。

 


 誰だお前は。絶妙のポーズで埋もれていました。どういうキャラクターか知れませんが、攻殻機動隊タチコマにイメージが重なります。そういえば今度のアニメ化では登場人物がより原作に寄せたキャラになるらしい。

 


 いずれの海岸でもこれといった景物はありませんでした。いいんです。潮騒と潮風があったなら。

 


 ふと思い出したのが、もう 30 年も前に日立の海岸で見た、海から昇る満月。赤く不気味な姿でした。今ならどんな印象を持つことでしょう。東に開けた茨城の海は、美しいもの、不思議なものを私に見せてくれます。あ、これは水戸の千波湖畔から撮ったものです。

 


 この記事での拾い物、ごっちゃにしてしまった。記録・分類なんて理系の誇りはとうに捨ててます。

 


 ブラックライトを当てたらおおお、ちゃんと蛍光するのがありました。やっぱり不思議の海なのです。


 個々の撮影はまた今度。

 

 


↓ 海からの来訪者。

↓ 波崎のトカシオリイレ。

↓ ルミネとかアリスとか。