ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

冬さんぽ

 


 もう 10 年は走っている茨城交通ガルパン2号車、まだ現役です。

 


 明治時代の銀行の建て物が修復され、左右に美術館とカフェを並べた文化施設になりました。

 


 で、そのカフェを覗いたら …… 店内が女の人だらけで、軽く悲鳴を上げて撤退してしまいました。私はそんな怖い空間に入り込めません。

 


 いつにも増して低温だったこの冬の朝7時に家を出る「駅までさんぽ」、暦が小寒から大寒に移るころには最低気温がマイナス6度の日もありました。今日は暖かいなというのがマイナス2度だなんて、この自分の適応力が怖い

 


 そんな中でも図書館の入場に行列ができます。1月の共通テスト後は多くが受験生。頑張ってほしいなあ。

 


 図書館前では真っ先に紅梅が咲きました。

 


 今回ただひとつの虫ネタお許しください。水戸の東西に伸びる台地の北側斜面は、植物の種類がちと変わるくらいに寒くなります。そこをいつもより遠くまで歩いてみました。

 


 歩道にはシラカシのどんぐりがおびただしく、よく見るとその中に緑の粒が垣間見えます。はて何かと思ったら

 


 カメムシだあ。南方系のツヤアオカメムシです。従来茨城県では見られなかった種類ですが、気温とともに北上してここ数年大発生していました。

 


 そうかそうか、南国生まれに水戸のマイナス6度はキツかったか。

 


 ツバキの実の間にも。セミと同じ仲間なので、足を閉じているのは命が尽きているということでしょう。

 


 とにかくすごい数です。カメムシがこんなにいたのかと驚きます。…… はい、虫ネタここまでね。

 


 大学裏まで足を伸ばして、十代の頃によくお参りに来ていた神社です …… 何かおかしい。風景が違う。もっと鬱蒼とした杜であったはずなのに。

 


 境内を丸のみにしていたスダジイの巨木が伐られていたのでした。うわあ、思い出の場所がまたひとつ消えたー。

 


 生物ですからいつかは寿命が来るものです。とはいえ心にある風景が消滅してしまうのは悲しいなあ。切り株の中心にくくれたウロから実生株が育ってますが、これが木陰をつくる頃には私の寿命が尽きてます、ううう。

 


 東武館裏の「小澤の坂」を下ると現れる「小澤の滝」、と言ってもいまは湧き水を湛えた池があるだけですが、極寒の中に湯気がたってました。湧き水は暖かい。

 


 冬至から日も経ち、陽射しは暖かくなりました。その陽射しと湧き水の中でセリが育ってます。雪のない水戸の天地は、緩やかに季節を進めます。

 


 駅ビルのキッチンのカルビ丼が美味いことを知ってしまった。

 


 台地の南側にあるのが千波湖。手前は桜川。

 


 デカいコイがいるのよ。

 


 その水中からいきなり飛び出すのがカワウマイティ号スカイワンか、と言っても 99 %の人にはわからないよなあ。昭和特撮少年よ永遠なれ。

 


 アーケードが最後に残った南町三丁目で、そのアーケードの撤去が進みました。

 


 スッキリはしたんだけど、寂しいのう。

 


 2月半ば、梅が満開になり、そこにロウバイも開き始めました。なんて季節の便りは書けるのですが

 


 さすがにこのさんぽも4年続けると歩く道のバリエーションも尽きて、道すがらの新しいものがないなあ。

 

 
 でもシャッターは切る。思わず撮ってしまった何気ない交差点風景、肉眼ではこのワンフレームの中が赤い光の奔流に見えました。赤は乳児が最初に認識する色、人間の色覚で特別な意味を持つ光です。光をただ記録するカメラの撮像素子では切り取れないヒトの感覚。

 

     
 これは記事にしましたっけ。東照宮の石段。何となくこういう消失点のある風景は好きなのです。

 


 ああ、あのらせん階段を昇り降りしたい。周囲の朽ち具合との一体感がステキです。こういうのなら水戸市内にまだまだあります。

 

       
 あああああ、学生時代にスポーツ自転車を買い、パーツでもさんざんお世話になった自転車屋さんが閉店してた。

 


 2月末、陽光はいよいよ力強く

 


 ミモザが咲き始めました。次のおさんぽ記事は花だよりにできそうです。

 

 


↓ 水戸の気候と植物について。