今年の5月 10 日(日)というと、皆さまいかがお過ごしだったでしょうか。GW明け最初の日曜? GW最終日? いずれにせよ心が現実に引き戻されるタイミングだったことでしょう。まず誰も玉川のメノウ拾いに行こうとは思わない、ならば誰かとカチ合うことはないだろうと、久しぶりに出かけてみたのでした。きっと連休の間に拾い尽されてはいるだろう、でもお目こぼしってのは必ずあるし …… 要するに現状確認です。拾えるとは思っていません。その証拠にカメラは不携帯でした。

わあああ。
拾えてしまった。なぜだ、なぜ残っていた。思うに、5月初めの1日に大雨、4日にも降雨がありました。玉川は濁流となり、その後も増水と濁りが続いて、きっとおいでになった方も拾えなかったのだと思います。この 10 日も増水気味で3カ所しか川に降りられませんでしたが、水が澄んでいたのが幸いしたようです。

とりあえず9個セレクト。

蛍光はこんなもん。現場写真がないので拾う経過をお伝えできません。今回はいばらきオールスターズの力を借りてブツの写真だけでご機嫌を伺わせていただきます。

まずは一番デカいこれ。こういうクラスター状の赤玉髄は久慈川本流に多いものですが、玉川でも見かけてきました。

いでよカラッパ。甲羅の横幅6センチほどです。大きさの見当に。

赤い。

赤いぞ。

小さな晶洞もあって、これまた赤い水晶がニョキニョキしてました。

お次のこれも赤い色が見事です。

田中さんがゆく。若い頃ヤンチャしていた名残でウイリーしてみたり。

透過光でも

蛍光でも見どころのある逸品でした。

さてお次のミカちゃんと写るこのメノウ、厚みもなく貫禄はないけれど

メノウ縞が見事です。聖地河原に置く予定です。拾った人が喜んでくれるといいな。

次。おおお見事な晶洞です。この複雑な形は凝灰岩の中にメノウの元になる熱水が貫入してできるもので、玉川でよく見かけます。でもここまで赤く色づいたのは貴重です。

そして高橋さんがゆく。

背中で悲哀を語ります。

これも熱水貫入の所業。こちらは赤くなりませんでした。赤くなるのは生成後に一度川流れをして地層の中で酸化鉄がしみ込んだ場合です。

でも蛍光は〇。最後まで液状に残った熱水には微量のウランが溶け込んでいて、それが蛍光を放つメノウの由来です。

このメノウ、裏側にも晶洞があって

いつの間にか病んだコック長がはまり込んでいました。

仕事もここでやるそうです。どんな料理ができるんだろう。

一辺8センチの正三角形。晶洞の片面が分離したもので、びっしりと水晶が生えてます。

蛍光きれい。

人呼んで「負けない田中さん」、愛車の2WDバイク・流星号はパンクしない特殊タイヤを装備、水晶の角もなんのその。

さあ出たぞ、ぬめっとした質感の、晶洞が分離したメノウ。

ねめっとな。

ぬめっとしたの担当は、やっぱりミカちゃんです。がんばれ。

さてこれ、同じような「垂れ落ち」構造の白玉髄ですけど

ブラックライトでこれこのように。ウランの含有量はさまざまなんです。

ということでこちらの垂れ落ちにご注目。面白いものですねえ。本当に「垂れ落ち」たのか、逆に滴下して上に伸びたのか。石に聞いてもわからない。

読経の声と共に登場、是界坊。この坊さま、国家鎮護とか衆生救済とかではなくて、自分がやりたいことだけやってます。本当に坊さんか。

でもその自由さがむしろうらやましいかな。
…… って、何の話をしてるんだ、私は。
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