ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

心理テストをお楽しみください

 

     


 むかし流行った心理テストなるものをいくつか。解釈の妥当性について、一切責任は持ちません。私がやってみた結果、さほど的中率は高くないと思えましたが。どうぞご自身の回答はメモを取っておいてください。解答解説を下にまとめておきます。

 

 


Q1 あなたはお祭に来ています。どのお店で楽しみますか?
 ① 金魚すくい
 ② りんご飴
 ③ 芝居小屋
 ④ 綿菓子

 

 


Q2 あなたは犬。向こうから嫌われ者の猫が来ます。さてその猫が嫌われている理由は何ですか? できればくわしく。

 

 


Q3 あなたは職場(もしくは友人)の仲間で花見に来ています。同席している人のうち
 ① 黄色の服を着ているのは誰?(具体的に名を挙げて)
 ② 青色の服を着ているのは誰?(  同上  )

 

 

  
Q4 暗いトンネルを抜けると誰かがいました。どんな人? 人となりをくわしく。

 

 


Q5 キャッチボールで、取り損ねたボールが体に当たった。どこに当たった?

 

 


Q6 〇✕テストです。〇がいくつ付くかな?
 ① 携帯電話を二つ以上持っている
 ② 遊びに行くなら山より海
 ③ 車を買うなら外車
 ④ 部屋に自分の写真を飾っている
 ⑤ 欲しいものは並んででも買う
 ⑥ チャームポイントは目である
 ⑦ 大皿料理よりコース料理が好き
 ⑧ 占いによって行動する
 ⑨ 部屋に飾るなら観葉植物より熱帯魚
 ⑩ 人の右側より左側にいるほうが落ち着く

 

 


 それでは解答編です。怒っちゃダメよ。「」以下は私の感想です。


A1 お祭りのお店 → 恋の傾向が出る。
 ① 金魚すくい → 浮気性
 ② りんご飴     → 不倫
 ③ 芝居小屋     → オタク
 ④ 綿菓子         → マザコン
  @:いくら何でも選択肢が少なすぎ、かつ解釈が斜めすぎじゃありませんか?


A2 嫌われ者の猫 → 猫はヒトのずるさの表徴。猫が嫌われる理由とは、実はあなたが知らないうちに他人に嫌われている理由。
  @:私の答えは身に覚えのある事でした。うー… 認めたくないなあ。


A3 花見の同席者の服の色
 黄色 → 大好きな人
 青色 → 大嫌いな人
  @:私は人の名がイメージできなかった。なんだよ黄色とか青とか。


A4 トンネルの先にいるのは → あなたが生まれ変わったらこんな人になりたいと思う姿。トンネルは子宮の暗喩。
  @:自分の答が腑に落ちなかった。このテスト、信用できねえ。


A5 ボールが当たるのは → あなたが「ヤバイ」と思ってる部位。
  @:これは見事に言い当てられました。


A6 〇✕テスト、〇の数は恋愛成功度    @:えええーっ!?
 9 ~10    恋愛に走り過ぎて人生失敗
 6 ~ 8  好きな人と結ばれて幸せ
 3 ~ 5  貢ぎ続ければおこぼれが
 0 ~ 2  一生異性に縁がない
  @:記事にしておいてなんだけど、真に受けない方がいいかも知れまへん。

 


 さて。いきなりなんだコレとか言われそうですね。先日の野帳に関する記事を書いたのが、昔の記録を読み返すいい機会になりました。それで記事が書けたらもうけもん、面白いアイデアないかなーって。そして見つけたのが、かなり昔のこの心理テスト。実は出どこがわかりません。メモをした経緯が思い出せません。著作物だとせめて出典だけでも書かねばと思い、つまりこれは公開捜査であります。もし活字で同じ文面をご存じでしたら、コメントでお知らせ願えれば幸いであります。

 


 花や虫のいない冬場は、この手でネタを拾っていこうかな、うひひひ。

 

 

 

 

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かまきり三題

 


 進行上虫の死骸やらジノ。の出血やら不可避でございます。【閲覧注意】でお願いします。それ以上に、内容も穏やかではございませんのよ。

 

 

 かまきりって不思議です。肉食ながらヒトに害をなさない、そこに人は自分を投影します。よく子どもが採って来て、虫かごにバッタを入れて捕食させます。残酷と言うなかれ。生命は生き物を食うことによって成り立つ、この事実を何よりも明快に教示します。思うにヒトもチンパンジーも日々のカロリーは炭水化物に頼りながらたまの肉をごちそうと感じる「肉食に寄った」雑食動物です。かまきりが肉をむしゃむしゃと食らうさまに興趣を感じても不思議ではないのかも知れない。そんなかまきりにまつわるお話を。

 


その一 可愛い赤ちゃん産みましょうね

 ある秋の日。公園のあずまやに来ましたら、日の当たる柱にハラビロカマキリのメスが憩っておりました。もう一本の柱にも、ハラビロカマキリのメスがいました。もう一本の柱には何と3匹。四隅の柱のうち、陽射しのある3本すべてにハラビロカマキリ計5匹。何だ何だ。


 いずれも腹が落花生ほどにも膨らんだ身重のメスです。ようわからんけど、垂直面で日光浴するのがこの連中の習性らしい。ふーん、とこの時はさして気にも留めず、写真も撮りませんでした。これが不覚。なんでこの状況を記録しなかったんだ。というのも、数分後に見たらあの3匹いた柱で

 


 生きてるのが2匹になっていた。


 ふつうカマキリが真っ先に食らいつく獲物の部位は胸だったような気がします。大鎌に捕えた時点でもはや反撃はなく、一番筋肉に富む栄養のある部分だから。しかし相手が同じカマキリだと油断はなりません。まず危険な大あごと大鎌を操作する脳を封じるためにヘッドショット。この小さな頭は、ちゃんと相手の弱点を突く判断ができるんです。勝負は一瞬だったことでしょう。でも姐さん、油断しちゃだめだよ。もう一匹いるからね。

 


 ほら言わんこっちゃない。あっというまに一匹になってしまいました。ああっ本当にこの連中ときたら。お互い同じ種の身重です。どうして可愛い赤ちゃん産みましょうね とか仲良くやれないものか。


 これが人間の、おなかの大きなお母さんどうしであれば


 どこの人かしら。ふん、着てるものは私が上ね。生まれたらこの公園で遊ばせるつもりかしら。いやねえ、ここは私が先に見つけたのよ。


 なんてことを考えたとしても、もちろん口には出しません。互いにプライドや体面があります。


 まあ、お宅は予定日いつなの…… ふーんそうなんだ。親は別居なのね。ダンナは手伝ってくれそうなの? お互い頑張っていい子を産みましょうねー なんでも手伝うから連絡ちょうだいね。


 そんなことを言って牽制しつつもエールを送り合うことでしょう。でもカマキリは違います。本能むき出しです。道徳とか倫理とか社会的体面はカケラもありません。大切なのは自分の遺伝子だけ。他のメスはライバル! 敵! 殺せ! 食え! 栄養にしてしまえ!…… でこの惨状となったわけです。いやあ本音のぶつかり合いって清々しいなあ。

 

 女性への偏見で言ってるんじゃありません。生物全般の、その本能について申してます。タテマエや理性があるだけ人間はマシなんです。もっとも、それを無くしたらつまりはカマキリ並みってことですが。宗教が違うことがそれだけで戦争の理由になる、ムベなるかな

 


その二 猫

 定例さんぽの帰り道。台地の下の日陰の小径を歩いておりましたら、行く手に猫。

 


 顔見ただけで逃げられるほど猫には好かれない私ですが、たぶん老描なのでしょう、この猫は声を掛けると応えてくれます。ん? でも今日は様子が違う。前足で何かを転がしているぞ、おもちゃをもてあそぶように。

 


 かまきりっ

 


 オオカマキリです。おなかおおきいです。大鎌を構え、翅を広げ、脚を踏ん張って全力の威嚇ポーズ。でもそんなもの猫にはまるで通用しません。いいようにいたぶられています。…… 助けねば。

 


 ねこちゃんねこちゃんほらごーろごろ♪ 首回りを撫でてあっさり籠絡。左手が猫を転がすこのすきに右手でカマキリを手に乗せようとするのですが、相手はもう興奮状態、恐慌状態です。ずっと巨大な怪物にいたぶられ続けたのでしょう。こちらの意図など伝わるわけもありません。


 ぐさり、がぶうっ。大鎌で挟まれ、かじりつかれました。

 


 かじられたのは指のタコになっている部分でどうということはありませんが、大鎌の歯は爪の付け根の柔らかい所に突き刺さりました。カマキリに挟まれて出血したことってありますか。私もずいぶんカマキリを手に取ってきましたが、思えば相手も本当の全力ではなかったのでしょう、これまでこんなに痛くそして流血の惨事などありませんでした。猫のいたぶり、本当に怖かったんでしょうねえ。

 


 草葉に乗せてやってもすごい目つきで睨んだまま、興奮したままでした。お産に影響しなければいいのですが。…… これ十一月も末のことでした。いつもの年ならこの手の虫はとっくに彼岸に去っている時期です。ここで助けてもせいぜい一週間、下手すれば数日生き永らえるだけ。それでもあと一回産卵するチャンスを与えられたなら、と自己満足しておきます。地獄でカマキリに助けられるかも知れないし。

 


 困ったのはあの猫が、いつまでもついて来てしまうこと。もっともっとって。しまった禁じ手を打ったか。

 


その三 おばさん跳ぶ


 同じく、お散歩帰路の日陰道。台地に乗った水戸の街から一歩坂を降りればこんな風景です。那珂川の洪水があるので、街の北側は城下町が発達しませんでした。


 見ると、ひとりのおばさんが両手にスーパー帰りの買い物袋を重そうに下げて、足が悪いのか少し体を揺るがせながら歩いています。だいぶ前方ですがすぐに追いつきそうです。


 後ろ姿のみでこう申し上げるのは心苦しいのですが、あまり幸せな人生を送られてきたようには見えません。不健康に肉の付いた体形に、質素な服と髪型。街への買い物に延々歩かねばならない境遇。ひょっとすると見かけよりずっとお若いのかも知れません。たぶん世の中から、下手すると家族から理不尽な扱いを受けてきたのでしょう。私なら自分の妻がこんな姿で日々を送ることに自分自身が許せないと思います。ごめんなさい勝手な妄想です。


 妄想のお詫びです。せめて荷運びのお手伝いでも。後ろから来た男にお荷物持ちましょうかといきなり声を掛けられて信用されるとはとても思えませんが、むしろ不審の念と恐怖を起こさせるかもしれませんが、その一方でこれまでの経験から自分の対人スキルに少しだけ自信もあります。簡単な挨拶から信頼を得られれば。まずは行動してみよう。


 と、足を速めたところでおばさんが両手の袋を道に下ろして腰を伸ばしました。肩で息をしています。追いつくチャンス、と思うその視界の下の方、おばさんの足元に動く小さな影がありました。


 長さ5センチほどの褐色の、細長い脚をゆっくり動かして進む影。コカマキリです。ああ必死に此岸を生きるものがここにも、と思った次の瞬間。


 おばさんが、反復横跳びのように跳びました。まるで瞬間移動でもしたかのように、それまでの鈍重そうな動きが擬装だったかのように。今この一瞬だけ小学生の身軽さが戻ってサンダルの足で踏みつけたのは、あのコカマキリでした。プチっという生命の途切れる音が聞こえました。ごていねいにサンダルを一回ズリっと摺る念の入れようで。


 あまりのことに体が凍り付きました。


 ねえねえアンタ、これまで自分がそういう理不尽な扱いを受けてきたんだろう? 小さな虫けらを見て、そこに自分を重ねるとかないんかい? お天道さまも神さまも仏さまも見てるんだよ。古い言葉だけど後生が悪いとか思わないんかい?

 


 ザ・ブルーハーツの曲で「弱いものたちが夕暮れ さらに弱いものを叩く」と甲本ヒロトが歌っているのが脳内再生されました。


 ヒトとはかくも弱いものか。おばさんの今後の人生のどこかに、気づきの瞬間があらんことを。

 

 

 

 …… 今回は文章が長い上に少し疲れる記事でしたね。最後にもう一つ、お口直しになるかわかりませんがカマキリ以外のお話を。

 


極 悪

 常磐道のサービスエリアにて。車を停めて一息入れていると、目の前の売店からこれから工事作業に向かうと思しき男たちが出てきました。いずれも関取崩れのような体躯で、真っ黒に日焼けし、「人を見るプロ」を自任する私から見れば若い頃はさぞやワルかったんだろうなあと思わせる男たちです。人殺し以外何でもやっているんだろうな、なんて。中でもひとり、これこそ素行の悪さは学校一というような大男が、「お、デケえ」と言いながら自分らのではない高級乗用車に近づいていきました。何をする気だこの男、と身構えながら見ていると、大男は身をかがめ、その車のフロントグリルに手を伸ばしました。

 


 オニヤンマでした。


 大きなオニヤンマが、高速で走る車のグリルに吸い込まれてしまったんでしょう、翅をばたつかせながら引っ掛かっていました。

 


 男は大きな手で、まるで我が子を抱くようにふわりとトンボを包み込むと、そのまま離れた木陰の植え込みに持っていきました。そっと葉の上に乗せて、満足そうな笑顔で戻ってきました。


 本当に、心の底から本当に自分を恥ずかしく思いました。私はこの程度の奴です。決して信用しないように。

 

 

 

 

 

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11月のお散歩まとめ

 


 月初め、すでに朝露の降りる季節になってました。…… 無粋なこと言うと、葉の縁に並ぶ水滴は露ではなく植物が排出したものです。ほら無粋だ。

 


 斜めに陽の射す大工町の歩道に散乱するプラゴミ。昨日のうちに出されたゴミ袋を、たぶん酔っ払いが蹴ったのでしょう。この手の、酒を飲むと気が大きくなって狼藉をはたらく、何と言うか、哀しいと言うか。そういえばこの頃、酔って店先の自転車を蹴って、止めに出た従業員にも暴力を振るって、挙句にその従業員に刺されちゃった五十代がいましたね。んまあ五十代と言えばまさに校内暴力世代、その後もそういう人生だったのね こんなことで人をあやめてしまったタイ人従業員に同情するのは私だけではないかと。

 


 気を取り直して、これは銀杏坂の東照宮前に半世紀以上前からあるお店。楽しいなあ。昭和の頃にはこうしてシャッターでアピールすることが流行った時期もありました。今はお店の消長が早くて、お店自体も個人経営ではなくて、すっかり廃れました。

 


 いつもイレギュラーな楽しみのある南町三丁目の花壇、少し季節遅れの百日草

 


 これは、この植栽のツツジを乗り越えて葉を広げる雑草みたいな木は、ミズナラにしか見えない。冷温帯の森林植物が、なぜこの街中の歩道に。…… 考えてもわかりません。たぶん小説より奇なる来歴があるんでしょう。

 


 隣の南町二丁目は、銀行やら電力会社やらの大きなビル、高層マンション、その間に個人商店というバラエティに富んだ街区。ただ不思議と町の統制は取れていて、お祭りの山車も出せるし歩道はいつも清潔です。その花壇はいつもお花の種類を揃えていますが、今は前に植えたベゴニアがだいぶくたびれ、余地がいろいろと戦国時代。多くの小勢力が覇を唱えるこの視野にカタバミが三種くらいあるでしょうか。一つは右下の葉の大きなムラサキカタバミ

 


 これと

 


 これは別種のような気がします。この仲間は次々と新顔が外国から入って来て分類が混乱しているそうです。でも一番勢力が強いのは在来種、というのが頼もしい。

 


 カラスビシャクまであった。これ一度侵入されると駆除が大変なのよね。

 


 図書館前のベンチで憩っておりますと、どんぐりの高高度水平爆撃を食らいました。

 


 出どこは頭上のシラカシ。手前の黄葉してるのがエノキで奥にちらと見えるのがケヤキ。樹種の組み合わせが本当の森みたいです。

 


 植え込みに潜む忍者ヒヨドリジョウゴが、名の由来となった一年で一番目立つ姿になってました。もっともこの赤いの、有毒だしヒヨドリは好まないそうです。

 


 同じ実でも目立たないイヌツゲ。こちらは虫たちに大人気なんですが、この記事では紹介しないでおきますね。

 


 この時はカントウヨメナが咲き残ってました。もうありません。

 


 駅からの帰路、千波湖に向かう高架道の下を歩いたとき。

 


 操車場のあるところでカンカンカン、と警報機の音。列車が右往左往するこんな場所に踏切なんてと思ったら、操車場構内に小さな小さなヒト専用のがあって、特急列車が走り抜けていきました。職員専用の踏切、へー。今だけJRに入ってここを通り抜けてみたい。

 


 高架上から千波湖

 


 湖畔から千波湖

 


 陸連公認のジョギング道。この国がこれからも平和であることを希求してやみません。

 


 空は日に日に高くなり

 


 駅前の再開発事業、ようやく目に見えてきました。

 

         
 この丸いのをぐりんぐりんと回転させながら沈めていく、これが今どきのクイ打ち作業なんだ。子どものように見入ってしまいました。

 


 駅にカッパー君

 


 ケヤキはほぼ落葉したのに

 


 驚くべし、路傍にハイビスカス。水をやり肥料を加え終えた花は摘み、お店の人が大切にしています。ちゃんと応えてくれるんだ。

 


 街路の植え込みの途切れたところにはびっしりとハコベの実生が芽生えてます。緑の葉を広げて春の吹き上げるような成長に備えています。

 


 家の近くまで戻った歩道に見慣れぬ花が。綺麗なんだけど、名前はおろか分類の見当もつかない。何だこれは。

 


 調べて調べて、ハゼラン科のハゼランというやっぱり見当もつかないものに行き着きました。もちろん外来の園芸植物が逃げ出したものですが、この世のものの大半を私はまだ知らないんだなあというちょっとうれしいような感慨がわきます。まだ人生を楽しめそうです。

 

        
 その近くの歩道に、点々と緑色の液体が滴ってました。延々百メートル以上に渡って続きますが、これが何なのかやっぱり見当がつきません。個人的には撃たれた宇宙人が血を流しながら逃げた跡ということにしました。身近にいるらしい。

 


 月末になりました。カラスウリはまだ赤い。

 


 でも空はみるみる冬の様相を帯びてきました。

 


 図書館前も紅葉が進み

 


 特にドウダンツツジは見事です。

 


 わあ。あの南町二丁目、今日は労働奉仕の日だったようです。上でくたびれたなんて書いてしまいましたが、そのベゴニアを抜いて雑草も駆除してパンジーやデイジーを植え付ける作業。お店の人、会社の人、学生ボランティア、ひょっとしてマンションの住人もいるのかな。今どきこの動員力はすごいの一言に尽きます。きっと(良い意味で)力のあるひとが声をかけているのでしょう。

 


 バスにもカッパー君。水戸の町を守っているのはこいつでは、という気になってきた。

 

 

 

 

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夜明けに月の沈む頃

 


 夜明け前に目覚めて書斎のブラインドを上げたら、正面に月。近眼だからこう見えるのだ。

 


沈まんとする十六夜いざよいの月。あ、ゴーストが3つ見えるのは三重ガラス越しだから。

 


 もっとも、裸眼では乱視のせいでこう見えるんですけどね。

 


 昨日は「駅まで散歩」の日でした。体調が悪かった。汗が出たかと思うと寒気が走り、息が上がったり動悸が早まったり。自律神経がうまく機能していない感じです。ここ数日の日ごと極端な気候に体が付いていけてないのだと思います。今日はのんびり家で過ごします。


 思えば今月もいろいろなものを見ました。単体記事にしてはご退屈かも知れない、そんなものを並べさせていただきます。

 

 


 周辺にブックオフが何軒もあって、絶版になったコミックを漁るのを楽しみにしています。中でもひいきにしている店舗が元吉田店。ふつう古本屋のコミック棚は出版社別の配列ですが、このお店だけは版元を無視、ただ書名だけで五十音順に並べてます。見た目色とりどりで楽しく、書名がわかっていれば探しやすい。店長さん英断です。大判本もまとめられてマニアにはありがたい。そして見つけました。グレゴリウス山田鶴田謙二の2冊、ついでに初見の虫漫画。おおお宝ゲットじゃあ。…… え? どれ一つ知らないって? 何と言われようと私にはお宝、いいのよわかってもらえなくて。

 

       
 来月に水戸でG7茨城水戸内務・安全担当大臣会合とやらが開かれます。水戸で国際会議、へー。関係者は誘致に苦労したろうし、警備その他の担当者は大わらわだろうけど、私には特に感慨はありません。まあ、大過なく終わりますように。あと朝の散歩に影響がありませんように。

 

      
 阿武隈山地の先端が関東平野に沈むところ、中腹に日立製作所の研究所が聳えるその山を風神山と申します。ドコモとNHKの電波塔が立ってます。…… この大ハズレだったロゴ、今は使われてませんよね。

 


 日立の街を経て東に太平洋。いつかここからの日の出を撮ろうと思ってます。でも寒くてなあ。

 


 初めて知った。ずっと「ふうじんやま」と呼び慣らしてきましたが「かぜのかみやま」だった。

 


 センニンンソウのタネが風の神のひと吹きをじっと待っています。

 

       
 11月13日は茨城県民の日。そんなん他県にある? 高校以下の公立学校はお休みで、県立施設は無料です。何年か前は大洗水族館に行きましたが混んでたなあ。今回は千波湖畔の近代美術館に参りました。アメリカで活躍した日本人画家の企画展でしたが、今一つ私の琴線には触れませんでした。写真は所蔵品展の方の作品。

 

           
 複製された画家のアトリエ。小さいおうちとか北向きの明かり取り窓とか、こっちの方に興趣が沸きました。

 


 海に近いホームセンターに行ったついで、久しぶりに大洗マリンタワーに上がってみた。さんふらわあが夜の出港を待っています。

 


 遠くに煙突の煙。バルチック艦隊ではなく、鹿島の工業地帯。

 


 筑波山。ちなみにタワー周辺で盛んにテントやらの準備が進んでいるので何かと思ったら、次の週末にあんこう祭りとガルパンのイベントがあるらしい。ガルパン、いまだ集客力があるのがすごい。そういえば水戸の百貨店ではガルパン博なるイベントもやっていました。入場料千八百円と聞いて萎えたけど。

 


 海岸駐車場まで行って、昔ながらの大洗海岸ざざーん。

 


 湿った草はらに座って缶コーヒーを飲みながら。

 


 サーファーだ。この天気に、気合い入ってるなあ。

 


 記事で触れた常陸大宮の集中曝涼、家族行事と重なって行けませんでした。代わりに一週間後、会場の一つ高部たかぶの町を歩いてみて、この時点でもカエデがまだ紅葉してないのを知りました。今年は秋が遅い。真っ赤に色付いた養浩園を期待したお客さんはがっかりしたろうなあ。私の記事で行かれた方、もしおられたらごめんなさい。

 


 いつ見てもこのお屋敷は圧倒的。植木屋さんが手入れしてました。維持するだけでどれだけお金がかかることやら。

 


 県北山地を歩いていて、またもスミレ類の返り咲き。これはたぶんノジスミレ

 


 これはアリアケスミレ、と他の方のブログでは盛んに紹介されているのだけど、今一つ納得できません。スミレの変種シロガネスミレでは。引っこ抜いて根の色を見ればわかる。これまで可哀そうでできなかったけど、次の機会には決着を付けよう。

 


 カキの実がけものに食われてました。東北ではクマ被害が大変だとか。やれ殺すなとか格闘で倒せだとかヒマで無責任な愚か者が安全な場所から喚いているようですが、現地の人にとっては命に関わることです。いいからお前が素手で倒しに来い。

 


 月末になって、ようやくカエデ類の紅葉が見ごろに。私が茨城一の紅葉と言ってはばからない花貫渓谷、とうとう行ってしまいました。子どもの頃に見て以来の真っ赤なトンネル、寸分変わらず。

 


 ここでは誰もがカメラマン。

 


 新しい野帳に、古い野帳にあった地図を書き写しました。野帳の乗り換えにあたって絶対に必要だったこと。何度行っても迷う八郷盆地対策として描き始めたのが、つくばでよく行く植物園やショッピングモールにまで行き先を広げ、ついには常磐道を使えば単純な茨城県自然博物館に下道で行くルートまで。描き加え描き継いで収拾が付かなくなっていたのがすっきりしました。点と点を結ぶだけの高速道と違い、車を操作する喜びとか道に迷う楽しさ、そして寄り道をする背徳的な快感に新たな発見の予感。手描きの地図のあらゆる要素を詰め込んで、この地図はさらに進化し続けます。


これ以外に「玉川のメノウ産地ひみつ地図」なんてのもあるのですがそれは非公開ね

 


 写真三十枚、長々とお付き合いありがとうございました。

 

 

 

 

 

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水の巡り、気の流れ

 

 教祖はもちろん久慈川もうでを続けております。あまり記事にしないのは戦果がないから。

 


 なるべく他の方と競合しない河原を選ぶのですが、要するにそういう場所はそもそもメノウが堆積しないから人が来ないのであって

 


 この河原もメノウはショボかった。こんなのだけ。


 ショボいなんて言っちゃあ川の神さまに失礼ですね。こちらの勝手です。自然相手はとにかくその時々の水の巡り、気の流れ。人間ごときがどうこうできるものではない。

 


 変なものは見つけちゃうんです。直径数ミリの丸いぶつぶつが河原に。何だと思います? じつはこれキノコなんです。ハタケチャダイゴケ。この壺みたいな所に胞子を含んだカタマリがあって、雨つぶが当たると弾けて飛ぶっていう、大丈夫かソレっていう繁殖をします。いろんなヤツがいるもんだ。

 


 河岸を変えて探します。水はだいぶ引きましたが、川底の石が泥被り。これではメノウがあってもわかりません。

 


 泥の中からようやく一個。

 


 水はきれいなんだけどなあ。

 


 脈入りの珪化木。

 


 やっぱりメノウはぱっとしません。この日はこれで撤退しました。教祖といえどもこんなものです。メノウはすべて置いてきました。

 


 別のある日、聖地の河原。この日も水が引きかけてました。

 


 見ると、あと少しで水面に出るような浅瀬に白い石がまとまっています。石英とかの、メノウ探しの人が取りあえず拾っちゃうものです。前にここが水面上にあった時に、石拾いの方が帰り際に置いていったんでしょう。ちょっといたずら心が沸きました。

 

 手持ちのメノウを


 ちゃぽーん。この後水が引いてからここを見た人は、あ、要らん石が捨ててあるなとは気付くでしょう。そこにメノウが混じっていることには気付くかな? ふふふ。

 


 ああ我ながらヒマなことを。玉川にも行きますが、こちらもいよいよメノウが取れません。冬はざくろ石が目立つのでまた集めてみようかな。試しに川底の泥をすくって軽く水中で回すと、赤い粒がキラキラと。メノウ不作がさらに続くようなら、こっちに流れよう。


 なんてまあ、諦念というか開き直りというか、今はこういう巡りなのだと理解してのんびり歩いておりますと

 


 うわあ。いきなりこんなのがありました。玉川とはいえこんな赤いのは久しぶりです。そこはよく見ると、玉川本流に小さな流れが注ぐ場所です。ここだよ、こっちだよとささやかれたような体験がこれまでもありました。行ってみましょう。

 


 田畑の間を流れるうちにはメノウがありません。ささやきを信じて行き着いたのはやぶ。かつては谷津田があってそれが放置されて、木が茂った暗い林床にはヤブランやジャノヒゲが生える、沢とも言えないような谷間です。

 


 ジャノヒゲの実がきれい。これ、正しくは「種子」なんだそうです。

 


 谷の真ん中に大石が。こういうものには手を合わせるのが私の作法です。たぶんここからが本番。周囲をじっくり見まわすと

 


 あった。真っ白い玉髄です。大雨の時だけ水が流れるような、今は落ち葉が積もったその中に。

 


 まだまだあります。興奮しながら遡っていくと

 


 地層が露出した場所があって、玉髄がはさまってます。現代では「玉川メノウ」として、かつては「水戸火打ち」として人々に珍重される河原の星。また「星のふるさと」を見つけました。

 


 おおデカい晶洞付き。

 


 珪化木が集積した場所もありました。ここは今の、玉川のメノウや珪化木の出どこの一つだと思います。かつては玉川本流の川岸がすべてこんなでしたが、治水のための護岸工事の結果、周囲の沢筋に限定されるようになりました。ああ、近代以前の玉川でメノウ拾いしたかったなあ。


 以前に図入りでご披露した玉川メノウの成因、その私論。


① 火山活動で熱水の脈が岩石に入り込みメノウ(玉髄)ができる。
② 岩石が川に浸食され流されて、玉髄は砕かれた状態で一度堆積する。
③ 堆積層が玉川に浸食され二度目の川流れをし、河原に堆積する。この前後に赤く着色される。


 今回見つけたのはの、一度目の堆積層です。赤くない。だから拾わない。ただ場所としては面白いので、もう少し探索を続けます。

 


 デカいのが転げていた。鋭くとがった長辺の長さが30センチあります。こ、これはどうすれば。

 


 しかも一端に、ボクのだあい好きな「溶け落ち構造」がありました。晶洞の中に鍾乳石みたいに垂れ落ちて見えるやつ。ああ心を、自制心を試されている。

 


 置いてきました。持ち帰っても置き場所ないしーという理性的事情が勝ちました。はあはあぜーぜー。

 


 そのおかげか、今日一番の発見もできました。凝灰岩の中に貫入した玉髄の脈。

 


 おおおお、溶け落ち構造、仏頭状構造があるではないか。これ、こういうのが見たかったんです。上の玉川メノウ生成の、最初の玉髄生成の現場です。もっと遥か上流にあるもんだと思っていた。…… あ、ハンマーでぶっかいて持ち帰ろうなんて思いませんよ。これはまだここの一部。これがここにある、その調和は乱したくはありません。

 


 玉川流域、今年もアワコガネギクが咲いています。変わるもの変わらないものさまざまに、天地の気を感じながら野を歩く。おかげさまで、幸せな日々を過ごしております。

 

 

 

 

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加波山の紅葉

 

 はい、タイトル通りの記事です。何のヒネリもありません。週末に間に合うように、取り急ぎ。

 

 


 前の記事が紅葉に関しては今一つだったので、ここで茨城の紅葉がまだイケることをお示ししたいと思いまして。でもなんで加波山なんでしょう。

 


 今回ご紹介するのは筑波山から加波山へと伸びる稜線の途中、上曽峠から入る山道です。林道に毛が生えた程度の道幅ですが全線舗装されていて、対向車が来ても互いに譲り合う心があるなら何とかなる、そんな道。きのこ山、足尾山、丸山を経て加波山直下まで続きます。

 

      
 この道路と並行して登山道もあります。全部歩くとなると結構な距離でかなり急なアップダウンがありますが、体力ある人にはお薦めです。

 


 途中にある一本杉峠。地形図やグーグルマップではここを越える県道218号線の記載がありますが行っちゃだめ。事実上封鎖状態で、軽トラかジムニーでしか通れないと思われます。

 

           
 加波山手前、風力発電の風車が丸山山頂にひとつ、その北側の加波山との鞍部にひとつ、計2本。加波山の目印になってます。

 


 丸山から見た加波山。写っているのは北側風車。その根元が峠で、標高540メートルの駐車スペースがあって、楽して加波山に登りたい人用。この高さから上はブナの原生林で、ご覧のようにもう落葉しています。ブナの紅葉はほんの一瞬で終わってしまうんです。ここより手前が雑多な樹種の広葉樹林で、今まさに見頃です。

 


 こんな感じ。とにかく木の種類が多いのが日本の自然です。強いて主なものをあげると

 

    


 コナラシデ類

 


 ウリハダカエデ

 


 イロハモミジ

 


 オオモミジ

 


 低木のコアジサイも山すその装いに一役。

 


 ムラサキシキブだ。

 


 たっぷり心まで秋色に染まります。

 


 八郷盆地遠望。

 

  
 風車を越えても道は続いていて、板敷峠というところで一般道に合流しますが、長くくねくねと伸びる狭くて荒れた道です。道沿いもスギやヒノキの植林が多いのでお薦めしません。綺麗なものだけ見て、風車まで来たら道をお戻りください。

 


 さて、なぜ加波山をご紹介したか。先日、地元ローカル局の番組で茨城の紅葉と言えばどこ? というアンケート結果があって、てっきり花貫渓谷か袋田の滝かと思ったら何と筑波山が一位。えーっ、だってあそこ、広葉樹はブナ主体でしょう。渋滞するし、その渋滞を解消するためなんてフザけた理由で駐車場全部有料になっちゃったし。行くほどのものでは…… なんて思っちゃったわけで。

 

 


 花崗岩採石場跡にサザンカが咲いてました。加波山直下、人声の絶えた静かな森で。本当はこの山、自分だけの秘密の場所だったんだけどなあ。

 

 

 

 

 

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風の花園

 

 勤労感謝の日でございます。勤労はしてませんが感謝はしてます。皆さまが私の年金のために働いてくださっているのかと思うと五体投地したい気分です。いえいえ隠居の身でございますよ。越後のちりめん問屋の隠居でミツエモンと申します、フォッフォッフォ。私にとっての黄門さまは東野英治郎一択です。


 つかみはこんなもんでいいかな。年金まだもらえてません。


 二日前の話になりますが、また丑さまがモーと枕元に立って、花園に行きなさいモー、何もないだろうけどモー、とのお告げです。丑さまったらまた無責任なことを。かなりの確率でガソリン代と高速代が無駄になるだろうけど、お告げでは仕方ない。そうだ越冬前のムモンアカシジミ(過去記事参照)の卵の写真でも撮ろう、紅葉もきれいだろうしな…… と無理やりこじつけて、北へと走り出しました。

 


 このブログで何度もご紹介してきました。私の言う「花園」は北茨城市の山中、福島県と接するあたりの高原地帯を指します。高山のない茨城では貴重な山地性生物の観察地です。

 


 びょうびょうと風の吹き渡る、これがこの日の山。全然きれいじゃない。緑味の残るものがあれば既に落葉したものもあり、不揃いで全山錦の如くとはいきません。

 


 葉が白茶けて見えるのは、予報通りの強風に煽られて葉の裏側が見えているから。でもそれを割り引いても、色が悪い。


 途中の水沼ダムで紅葉の写真を撮っている紳士がおられたので紅葉情報を仕入れたら、今年は紅葉が遅い、しかし散るのが早いてなことを。高温がいつまでも続いた影響でしょう。紅葉に関係する環境要素は日長と温度。それぞれがどういう比率で関わるかは植物種によって異なるので、このまばらな紅葉になるのかな。


 紅葉がいまいちなら、チョウの卵も空振りでした。かなり念入りに探したのですが、まったく見つけられません。前回はものの数分で見つけたものでした。ああ。


 自然相手にこちらの身勝手な期待がそうそうかなえられるものでもありません。長年フィールドに身を置く者ですのでよくわかってます。今日は女神さまが微笑んでくれない日、そう見極めましょう。

 

 


 なんて諦め気味になっていたら、通りすがりのミズナラ林が壮麗な黄金色に染まって歓喜の声を上げていました。そうか樹種が揃っていればいいんだ。

 


 今日いちばん赤かった葉、畑で栽培されてるナンテン。へえこんな感じで栽培されるんだなあ。

 


 ナンテンといえば。ああきれい。

 


 山中の墓地の傍らに菊。明らかに栽培種。たぶんお供えの花からのこぼれ種が根付いたのでしょう。この冬は極寒の土地で頑張ってます。

 


 帰路になりましたが、もちろん花園神社にお寄りします。ここはモミジ類がたくさんあります。写真の左上のはまだ緑色。

 


 その一方で赤くなったものもあり、本当に不揃いです。

 


 そういえば夜のライトアップを撮りに来たこともありました。今年も十一月いっぱい毎晩明かりが灯されているそうです。

 


 安産祈願の杉

 


 紅葉はこれからどうなるんだろう。…… 知り合いに那珂川のサケの漁業権をもっているひとがおりますが、聞いてびっくり。今年でもう3年、サケが上って来ないんだそうです。今年だけというのなら夏の高温が原因でしょうが、比較的涼しかった3年前からとは。気候に合わせ、生物もまた変動期なのかも知れません。ダーウィン曰く、変われる者のみが生き残る。変わりたくない私のような人間に、居場所はあるのだろうか。

 

 

 

 

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