四季を追う
特に何かを期待したわけではありません。カメラにマクロレンズを装着したつもりが実はズームレンズ、まあいいかなんて思う程度に。先の「色」記事のネタ探しに、野外を軽装で歩いたんです。何か赤い実でもあれば、くらいの軽い気持ちでした。
継続してます「駅までさんぽ」、2024 年中に見たものを年内に片付けます。ストーリーなんかありませんので、テキトーに写真だけ流し見していただければ有難く存じます。
前の記事から更新なきまま日が経ってしまいました。季節を追うのに忙しくて。
秋と言えば秋。冬と言えば冬。今の気候を何と呼べばいいのでしょう。木々は紅葉の盛り、されど暦は 12 月。野山はどんな様子かな。新規成った 90 ミリマクロレンズを試すなら今。不思議なことに、こういう節目にひたち海浜公園に行きたくなります。秋か冬か…
水戸は 10 月の最高気温が 31.9 ℃ で 11 月の最低気温は 1.0 ℃。2ヶ月で 30 ℃の気温差を体験したことになります。カラダがもたん。
「明日の日曜日、予定が空いたから那珂川にカッパ探しに行こう ♪」と言ったら 「あぁ?」と、どこから出たかわからないような低い声で返されました。家庭内ですら浮いているジノ。です。
「ナチュラリスト」を名乗ってます。微妙な言葉です。私の敬愛するナチュラリストのドリトル先生は、最初に翻訳した井伏鱒二から「博物学者」の訳を冠されました。それに異論はありませんが、私には当てはまらない。学者じゃないから。
二十四節気の「霜降」です。さすがに気温が下がりましたけど、これでもまだ平年値よりは高いのだから今年の気候には呆れたものです。茨城ではサツマイモの収獲が最盛期。全国二位の生産量を誇るこの紅い芋が視界一面に掘り上げられた風景を見ると、この地の…
何ヶ月ぶりかで玉川に行ったらば、メノウは不作でもお花が豊作でした。カメラを持って翌日に出直してシャッターを押してきました。メノウより先に、そのお花の記事を上げさせていただきます。
平らな茨城では木が生えている場所を「山」と申します。今回の「山」も他県の方から見ればせいぜい裏山程度の代物だと思ってくださいませませ。
さてマタタビ。正確にはマタタビの「虫えい果」。ネコ科を狂わす魔の果実でございます。先日の花園で、帰路の道沿いに大粒のが落ちてました。タイミングを失すると大きいのはみんなイノシシに持って行かれますから、今年は上手く入手できたほうです。
きょう向かうのは阿武隈高地南端、かつて「ざくろ沢」と名付け「忘れじの谷」と呼んだ谷間のドン突き。春3月に林道を上り詰めたら清澄な森に行き着いた、精霊の気漂う、とその時感じた森です。林相がツクツク森に似ていて、夏には何か出るぞ出るぞと狙いを…
前線が通過して気温が下がりました。夏の残滓が漂う、森に潜るなら今。というわけでやって来ました北茨城市花園のブナの森。昔から私の冬虫夏草のフィールドで、少なくとも 20 年前には来れば必ず戦果があったものです。
夏キノコの季節です。年に一度の原点回帰、今年もツクツク森の様子を見て参りました。
天気予報が今日の例外的な低温を告げてます。晴雨に関してはひとっかけらもアテにならない最近の予報ですが、これは信じて良さそうです。森に潜らねば。
八溝山に向かいました。いつぞや写真が失われてしまったアオフタバランが花期であることを思い出したんです。ちなみに八溝山は久慈川の源流です。神さま関わるかな。
読者の方からのコメントで知らされました。いつの間にか記事の数が 800 を超えていた。文章多めの記事を7年でこの数、我ながらよく書いたなあ。日常を綴り続けて 800 回。書いた内容なんて忘れてます。今日はさんぽ写真を見てもらいつつ、この2か月ほどの…
今年は絶滅危惧の花を一つでも多く見てやろうと意気込んでおりましたが、6月にもろもろの雑事に足を取られ、花期のごく短い野生の花をかなり見逃すことになってしまいました。それでもせめて、と思っている花があって、それが今日のネタ「カキラン」です。…
6月。ゲンジボタルの出現期です。今年は花も虫も早送りなので、たぶんもう飛んでるはず。市内の有名になりつつある産地に行きました。
5月も終わりとて、積み残しのお花をまとめてご紹介します。
「あの山にはマンネンスギがある」 「マンネングサというコケのことか」 「マンネンスギというシダのことだ」 ……という、カタギの人には何が面白いんだかわからないやりとりがあったことをまず申し上げておきます。春なんです。
空で紡がれた金と銀の糸が幾重にも大地を覆い、春の衣を織りあげます。なんてね。
JR水郡線の上小川と袋田の間に、まるで「ト」の字の横棒のように川と道路と線路をさえぎる山稜があります。それが鷲の巣山わしのすやまの東稜。この垂直に切り立つ壁のおかげで久慈川と国道118号はU字型に大きく曲がり、水郡線に至ってはトンネルを掘って…
理系がエラい、そんなこと言いたいのではありません。 ただ理系には周囲からの信任に応えるべき行動理念がある、そう言いたいのです。いわく、自分を疑え
水戸は最近でも朝が氷点下だったりします。内陸の前橋や宇都宮より寒いんだから本当にもう。
フィールドという名のダンジョンめぐる日々の、ここ一週間ほどの記録です
ヤンマタケを求めて森を巡る冒険を続けています。でも本当に探しているものは何だろう。
相変わらずフィールドを歩き回っています。
1月末からこの連休にかけて、同じフィールドに4回も入り浸ってしまいました。目的は冬虫夏草ヤンマタケ。とにかく突き詰めたかった。
続いております「駅までさんぽ」。週2回、自宅から駅まで片道4キロを往復しております。いつもは月ごとに一つの記事にして翌月の頭に公開してますが、年を跨ぐのも微妙かなと思いまして。