ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

四季を追う

イカリソウの別名は淫羊藿と言います

イカリソウは,メギ科に属する草本です。高さ20~30センチ,3回3出複葉という特徴ある葉,何より船の錨のような独特の花。十分個性的なのですが,とにかく森の中で目立たない。見えるようになるまでこちらが目を慣らさないと出現してくれません。その…

夜な夜なハクビシンがうちのイチゴを食べに来る

我がささやかな庭のささやかな楽しみと言えば,これまたささやかな実りであります。 畑のスペースで収穫する野菜のほかに,いつも自慢するベリーたち。いよいよその先陣を切ってストロベリーが実り始めたと思ったら,ハクビシンにやられました。ぐぬぬぬ。

森林公園のツツジが鮮やかなのは

水戸の森林公園。人を連れ歩くにはいいところです。特に今みたいに,屋内生活に倦み疲れたあたりには。 皆さん考えることは同じで,そこそこの人出です。ほとんどがお子さん連れ。無理なからん。 私の目当てはここ,ツツジの花回廊。花の種類はたぶんキリシ…

4月19日の接写

嵐の翌日。 写真が下手になった,とは最近痛感するところです。今日は90ミリマクロでお花の写真を撮って,少し鍛錬しようかと。晴れたし。 とはいえちょうど春の花の端境期。花期の長いニリンソウだけがアネモネ属を代表して花を見せてくれています。イチリ…

清明の候,良き野に出会う

4月4日清明のその日,沢を歩いていて光の差し掛かる緑野に出ました。 テニスコート三面ほどの広さ。一面に草が芽吹き,朝霧のようなかそけき花々が微風にふるふると揺れています。 ここは「良い」場所だ。 不思議な感覚です。 たぶん読者の皆さんからは引…

御岩神社,清明の花

先の記事で予告しました。木の芽時の花を撮ると。 迷ったのは行き先。まず考えたのは鶏足山。でもあの頂上での喧噪を思うと心が動きません。いつものフィールドでのんびりとも考えましたが,先の記事と同所なのでつまらない。かといって八溝山や花園山はまだ…

そこを歩きたい風景

SNSの浸透で「絶景」という言葉がお手軽に使われるようになりました。ガラケー持ちでSNSにも無縁の私には、他人の写真を見て自分も撮りに行くという行動パターンはないのですが、そうしたい気持ちも理解できます。 以前何かで読んだのですが、「絶景」…

千波湖の鳥

水戸の市街地のど真ん中に、千波湖せんばこという湖があります。水戸は字の通り水の豊富な、水に囲まれた町でした。旧市街の北側は那珂川、支流の桜川がぐるりと東側に回り込み、南側には広大な千波湖があって、軍事的な守りにもなっていました。千波湖は明…

八溝山自然観察案内 /夏緑の森・花の回廊

思い出すのは,花咲き乱れる春の夏緑樹林。ああこの白と灰色の季節のかなたに,本当にあの光あふれる甘やかな風はあるのだろうか。そんなことを考えながらのこの季節,このブログも古いフォルダからネタを拾って場を繋ぎます。前にもお伝えした出版物,茨城…

花の御前山 水戸近郊,フロラの神殿

仲間うちで作っていた茨城の自然観察地ガイド本が完成しました。非売品ですごめんなさい。 茨城県内の学校や図書館に配って,自然観察の用に役立ててもらおうというものです。フィールドでこの本片手に生徒を連れている先生に出会えたらうれしいな。 私はペ…

暮秋 歴史館の庭にて

3日間,冷たい雨が降り続きました。濃密な霧雨のような雨でした。息を吸ったらそのまま肺が水で満たされそうな,そんな雨でした。 晴れていれば山河を歩き回っていたところですが,とてもそんな気にはなれません。これ幸いと休日出勤して溜まった仕事を片付…

茨城の紅葉

紅葉の名所なんてのは日本全国いくらでもあるもので。茨城においでくださいなんてうっかり言えない。 それでも人に聞かれれば,ひたち海浜公園のコキアとか言ってみます。 この写真は2014年の11月2日。盛りを過ぎていましたが,かえって人も少なく,コス…

奥久慈の紅葉/男体山

奥久慈の男体山。このブログに何度も登場する,私の大好きなフィールドです。棚倉断層という大断層のせりあがった一番高いピークです。 これがその棚倉断層の断層面。有名な「袋田の滝」もこの続きなのだ。 男体山頂。紅葉の時期の遠景写真がありませんでし…

奥久慈の紅葉 /八溝山

今年は紅葉を見に行けるかなあ。リアルタイムでご案内したいところですが,明日のことはわからない。過去のフォルダから抜き出して茨城の紅葉をご紹介します。 茨城の紅葉は11月。標高の高い八溝山から始まります。 鍋足山山頂からの八溝山。なだらかな三…

ログキャビン虫払い/死骸だらけですごめんなさい

台風で停電になる前に記事を上げておこう。 ホームセンターのガーデン・エクステリアコーナーの隅に並ぶログキャビンを覗いたことはありますか。 小さな可愛い木のおうち。え?こんな家がこんな値段で手に入るの? はい,セカンドハウスを持てない庶民のココ…

クチナシ枯れて夏の庭 オオスカシバ,ルリタテハその他

9月の頭,まだ夏が続く頃。 庭のクチナシ,そうあの私とオオスカシバの戦いの舞台となるあのクチナシの,主幹が枯れました。 思えば亡くなった祖父が我が家に連れてきたのが半世紀以上前。たぶん元は普通のクチナシに種子のできない八重クチナシを接いだも…

荒天のあと

今日2019年9月16日。珍しくリアルタイムの記事を書きます。 一週間前の台風15号で千葉の方は大変だそうですね。私もBSアンテナを壊されるという大被害を受けたのは前の記事の通りです。 え?千葉の苦難と一緒にするなって? いやそれなりにショックだったも…

ひたち海浜公園・大砂丘

8月末,いつもの生物屋さんたちとひたち海浜公園の「大砂丘」を歩いてきました。

花園のブナ林で冬虫夏草サナギタケを見る

1年ぶりに北茨城・花園のブナ林を訪ねました。いえ神社まで行ったことは何回かブログ記事にしましたが,ブナ林はそのまた奥の奥。重なる森のかなたです。 以前の記事でも触れましたが,ここのブナ林ではかつて多様な冬虫夏草を観察しました。その頃はこの奥…

炎熱下の行進をマメハンミョウはどう見たろう

質問です。最も高温に強い動物は何でしょう。 「強い」をどう解釈するかにもよるけど。

ゆきゆきて,ヒトのいない森に踏み込む

久しぶりに気温の上がったその日,私は少し後悔していました。 ここは茨城の某海岸。先般,海岸で黒メノウ=オニキスを手にしました。かなり大きな晶洞付きのメノウが黒化,さらに青変までしていて感動。ぜひとも海岸での分布を調べたい。 テーブルの脚。だ…

ざりがにのらくえん

おなじみ,旧常澄村の田んぼの中の自動車整備工場。オイル交換の間,のんびりお散歩します。今日は水網を持って田んぼの水路をガサ入れだあ。 那珂川と涸沼川に挟まれた豊かな田園地帯です。海はすぐそば。 田んぼの脇のこんな水路を覗くと うおーっと威嚇す…

ひたち海浜公園観察会

茨城生物の会,ひたち海浜公園自然観察会。 海浜公園については昨年の記事があるので,記録として,さらっと見たものだけご紹介します。今日は一般参加者が多く,平均年齢やや低め笑。「ひたちなか自然の森」から巡る順路です。 最初に紹介されたのが,ごく…

ど根性ハマナス開花中

アスファルトをつき破り,ど根性ハマナス今年も絶賛開花中。 前年の枝を根本から切ってバーナーで焼くまでしたのに,ものともせずに発芽しました。 我が家の花の王 …… って,よく考えたらこれうちの敷地内じゃないんだよね。市道として寄贈しちゃった部分。…

青麻山(茨城県の)

青麻山あおそやま。ネットで検索すると宮城県にあるお山がヒットします。ハイキングで人気の山らしい。でも今日向かうのは茨城県の常陸大宮市に在する方のお山です。標高395メートル。 あおそ,というのはイラクサ科のカラムシという植物の別名。繊維を取…

三鈷室山一巡り

10連休,本当に10日休めた人はどれくらいいるのだろう。公務員,銀行員とか。公務員でも当直のある人はいるしなあ。大変なのは工員さんで,地元には日立製作所関連の工場の方が多いのだけど,給料が基本給+いろいろなお手当てで計算されているので,工…

サクラ咲く。春来たれりと歌いながら

ソメイヨシノ咲きました。まさに入学式ジャストミート。 去年は早く咲きすぎた桜ですが,今年はいつも通り子どもたちの入学式を彩るタイミングです。これが水戸の桜。 今日のところは全体として五分咲きです。来週は小学校も中学校も高校も入学式で,その日…

お散歩ビンゴと女神の裳裾

先日ふと,仕事の合間に職場の敷地を一巡りしてみました。いえ決してヒマなわけではないのですけど。むしろ忙しかったから,と言い訳しておきます。 はあ,春だなあ。これからまた忙しくなるなあ,なんて考えながらふらふらと。 この事業所,そんなに古い施…

夜梅祭 偕楽園ライトアップ

夕刻,ふらーっと偕楽園に寄ってみました。梅の季節の偕楽園,何十年ぶりだろう。ライトアップしてます。近年こういうことが始まっていました。偕楽園の観光案内なんかしませんよ。ただ撮るだけ。

春,きざす

先日,標高450メートルの山中の沢に漬かってきました。久しぶりの生物のフィールドで,少し浮かれてしまいました。 沢には生物の姿があふれてます。春のきざし。そうか春なんだ。永いながい冬が,もう終わったんだ。