ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

冬はタイツを履いてから

冬が来ました。 お散歩のワンシーン。水戸の台地の斜面には湧き水がたくさんあります。その水たまりにナンテンが写り込んであらきれい。 枯れたケヤキがヤブツバキの花を従えて,朽ちてなお一枚の絵です。

かくも長き不遇

13年前,今の職場に異動になった時に女の子にもらった小さなサボテンがありました。一辺5センチの四角いガラスコップに赤い樹脂の砂が詰められ,真ん中の紙で仕切られた中に,わずかな土とともに小さな小さな丸いサボテンが鎮座しているのでした。 職場の作…

東京行サバイバル

感染者が減った。今しかあるまい。行かねばならぬ,魔都・東京へ。 ジャングルブーツが2年履いてもう限界です。お気に入りの「死なずのバッグ」も3年で表面の合成皮革がぼろぼろに。どちらもアメ横のお店でしか購入できません。 え? 通販で買えるだろうっ…

今日の運だめしは玉川で

パチンコファンにいい台に当たるかどうかという運だめしがあるように,私には私の運だめしがあるのです。要するにフィールドなんですけど。写真が目的の時にいい花が咲いているか,虫捕りの時にミヤマクワガタがいるか,天体観測の時に雲が切れるか。自然相…

びなんかずら

通りすがりの藪の中に,見事に色付いたビナンカズラの実がいくつも下がっていました。 赤い実の好きな私がとりわけ大好きなものです。分布の東北限である水戸近辺では珍しいので,見つけたときは思わず快哉を叫んでみたり。いや大げさではなく本気でわああと…

上山にて

明山から下山して,そこは上山うやまという集落です。このあたりも昔にずいぶん歩き回ったものですが,十数年の時を経て空き家が目につくようになりました。 多くが山持ちの,実は裕福なお宅が多くて,失礼ながらとんでもない山奥というか山の上なのに瀟洒な…

明山に登る

9月の記事で,武弓林道でマタタビを拾ったお話を書きました。その時竜神ダムを挟んで向かい側に見えた岩峰,三角形に突き立った,木がなければ槍ヶ岳のミニマム版に見えるであろう山,明山が気になりました。うわあ,あんなにとんがっている。岩だよなあ。…

いつものフィールド,立冬の花

秋色あらたなり。今日は立冬,久しぶりに「いつものフィールド」に来ました。最近ぜんぜん「いつもの」じゃないけど,私のフィールドワークの本願地,基本の場所です。秋の終わりを見届けねば。

茨城りんご買い

晩秋の定例行事,奥久慈・袋田へりんご買いに行ってきました。 紅葉観光で渋滞する国道118号を避け,国道349号を北上して途中で「茨城県人にも存在が信じられない」日光まで続くという国道461号で山田川に抜け,いつものりんご屋さんを目指します。ちなみに…

奥久慈の紅葉,今年はイケます / 鍋足山からの報告

カエンタケの当たり年だと。都会の公園にまで出現しているのだと。 その凶悪さの解説は現物を前に据えてからとして,くだんのカエンタケの写真が欲しくなりました。唯一見たことがあるのは二十年前,当時まだ里見村だった鍋足山でのことです。もうキノコの季…