ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

花の生活

その手があったかヒメジョオン/堂々としてりゃバレないんだよ,という話

黄色く輝くのはこの場の主役,ツワブキ。前にもハマギクとセットで記事にした晩秋の名花です。問題なのはツワブキの手前,テレビ中継のカメラの前にしゃしゃり出たお調子者みたいな。ヒメジョオンです。雑草です。

夜のとばりのカラスウリ

昨年の記事(真っ赤な秋のカラスウリ - ジノ。)で,カラスウリの花の写真が無い,来年撮ってここに貼り付けます,なんて書いたことを思い出した。いけねえ,約束は守らねば。 まずは明るいうちにロケハン。昨年トリカブトの写真を撮ったあたりがいちばん家…

ハマギクとツワブキと 高戸小浜の海の風

南と北と,二つの野菊をご紹介します。 ハマギク 浜菊 草に見えますが茎が木質化して越年します。要するに木になったキクです。白色大輪の花を晩秋の海岸に咲かせます。 米国で創出された園芸植物シャスターデージーの母種。海岸の岩場に根を張って逞しく咲…

うちの近所のトリカブト ~冷温帯の隅っこで

日曜日は台風が来るそうです。ちょー大型台風だって。可哀そうに,各テレビ局の下っ端がカッパ着て暴風雨の下マイク持たされるのでしょう。さて私は,土曜のうちに確認しておきたいことがありました。 行先は水戸の台地の,その北側斜面です。今は道路が走っ…

アケビの実の開くころ  ~庭のミツバアケビとハマナス。

ラティスに這わせたミツバアケビが開き始めました。 春にご報告したように,大喜びで繁茂してたくさん花を咲かせました。ただ少し茂りすぎて悪影響が出たので,この冬に大剪定する予定です。 このめしべが こうなって 夏の葉陰で少しずつ大きくなり どかん。…

コニシキソウ,雑草という草はないけれど

夏です。雑草の季節です。 わがささやかな庭の,夏の雑草の繁茂の仕方がもう尋常じゃない。わずか5ミリの芽生えを1週間見逃すと成体に育ち,さらに1週間後には種子をばらまいているという回転率で加速度的に地面を覆っていきます。トキワハゼ,スベリヒユ…

オトギリソウと夏の庭

今日は休日。良い東風が吹いて,日差しは暑いのですが涼風が家の中を吹き抜けます,クーラーが要らないほどに。風の通り道に椅子を出して文庫本を開けば,ずいぶんとはかどります。こんな日は一歩も外出したくないのですが,庭が荒れ放題なのでのんびりもし…

カヤランクモランへの6番

ああ,とうとう使ってしまったこのタイトル。台風のせいだと言わせてください。 台風12号,まるで私を避けるかのようにカクっと曲がって行ってしまいました。我ながら恐るべき天候力(造語)です。進路に当たっちゃった皆さんごめんなさい。本気にしないで…

カザグルマとニッコウキスゲ

しばらく花の写真を撮りに行ってないなあ,と過去の写真フォルダを見ていて気付きました。つい数年前までは,この季節にもう少し心の余裕があったのでしょう,けっこう山を歩いてます。 その中でちょうど5月末の今頃,大子だいご方面で出会ったものを2つだ…

ミツバアケビ咲いて

アケビの花が咲きました。うちの庭の,ミツバアケビです。 雌花と雄花がセットで咲きます。 雌花。 柱頭。ちょっとグロテスク。よく見ると実になった時の縫合線というかあの割れる線がもう確認できます。 雄花。 花粉出してます。 なぜうちにあるのか,その…

行くぜ!への6号

「カヤランクモランへの6番」にしようかと思ったけど,やっぱりワケわからん。 雨のフィールドは久しぶりです。いや,雨は嫌いではありません。ただ,私がフィールドに出るときはいつも天気のほうで晴れてくれちゃうもので。車にはいつもカッパを積んでます…

トリカブト,そは魔毒の王

毒島ぶすじまさん,という苗字を漫画やドラマでたびたび見かけて,よくこんなもの思いつくなあと感嘆したものですが,実在するんですねごめんなさい。いやそれを言うなら茨城県にも百足むかでさんとか百目鬼どめきさんとかあまり女の子に名乗ってほしくない…

花物語 スイカズラ;連れてこられた花嫁はそれでも幸せになりました

夏の山野を歩くと,この芳醇にして濃厚な甘い香りに天界の花園を垣間見る感覚を覚えることがあります。 スイカズラ。吸い葛。金銀花,忍冬とも。 この花を見ただけで,それがたとえ写真であっても香りが鼻腔によみがえる,私には特別な意味を持つ花です。

宵闇のネムノキの森を抜けて

ネムノキ(合歓木)は芽吹きの遅い木で,他の木が枝葉を広げた後も冬枯れの姿をさらし続けます。じらすタイプです。初夏の夕暮れ,おしべばかりの赤いポンポンのような花を咲かせます。もっとも,赤いのはおしべの先端部だけで,下半分はほの白く,宵闇の中…

ザゼンソウが開花しました 遠い氷期を夢見ながら

ザゼンソウです。近縁のミズバショウ同様,北辺の湿地に咲く花です。あずき色の部分は「仏炎苞」。サトイモ科独特の不思議な構造です。水戸近辺で,多分私しか知らない自生地があります。

カヤランクモラン

10月23日月曜日。台風21号が足早に過ぎ去って,午後はすっきり晴れました。こんな時は仕事サボって秘密の「への6号」フィールドへ行きます。ここはなんと!着生ランが拾える! このフィールドは杉林で,ランがたくさん着生しているその枝が風で折れやすく,…

ハマナス退治

ハマナスです。そうあの,知床の岬に咲くというアレです。漢字で書くと浜梨です。 …… あれ? この実が梨のようにおいしいというのでハマナシと呼ばれ,シとスが不明瞭の東北弁で語られるうちにナスになり,とどめに森繁久彌がナスと歌っちゃいました。で,ナ…

クサボケの薬酒

シドミ酒 材料 クサボケの実(木瓜もっか) 薬効 筋肉の引きつり,暑気あたり, 貧血,強壮,疲労回復,補血,不眠症 薬酒づくり,好きです。 いま手元にあるだけでも,イカリソウ・ガマズミ・カラハナソウ・スイカズラ・チョウセンゴミシ・ナツメ…… そうい…