ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

結晶の森

石の接写をお見せします。無機質な結晶の、生あるような表情をご覧ください。 最近のお気に入り、高温石英の「高温水晶」。そろばん玉のような結晶の、特に透明度の高いものを。向こう側が透けてます。 先日久慈川の上流域で採ってきたざくろ石。ライティン…

奥久慈ガンガン メノウ・ざくろ石・ナガレタゴガエル

大変だ、自分のために使えないまま連休が終わってしまう。 というので連休最終日は朝から奥久慈方面に出撃じゃあ。まる一日フィールド歩いてやる。ガンガン行くぞー。 目的は二つあります。一つはカエル。もひとつはざくろ石。 国道118号を東に折れ、久慈…

六地蔵寺の胎内くぐり

身内の若いのが六地蔵寺の胎内くぐりを見たいというので。 六地蔵寺というのは水戸市内にある名刹で、六体の地蔵菩薩をご本尊にするお寺です。市内東部、大洗街道から少し入ったところにあります。 こんなところ。 これが本堂でしょうか。 大同二年(807年)…

やっちまった SDカードを壊した話

更新が遅れて申し訳ありません。ひと悶着ありました。 昨日2月22日、久しぶりに御岩神社にお参りし、山頂にまで参詣しました。雨上がりの朝とて、他の方が誰もいない山頂。こんな静かな御岩神社は十数年ぶりです。雲海の絶景。「緑陰の小径」にはもうオウ…

国立科学博物館でミイラ展をやっていた

平日に休みが取れました。高速バスに乗り込んで、ほぼ1年ぶりの東京行です。昔は月イチくらいは行っていたのですが、最近は必要なくて。ネット社会万歳です。新型肺炎が怖いのでふだん絶対に着けないマスク着用です。ああメガネが曇る。 常磐道は霧の中。 …

冬に命をつなぐもの

クロナガアリとヒガンバナ、冬に生きる生物を二つ記事にしました。天敵もライバルもいない季節を選んで生活する、その知恵と覚悟。凍てついた空気の中、争わず、襲われず、巻き込まれず。過酷だけど穏やかであることを貴ぶ。実際に人にもそういうのがいます…

そこを歩きたい風景

SNSの浸透で「絶景」という言葉がお手軽に使われるようになりました。ガラケー持ちでSNSにも無縁の私には、他人の写真を見て自分も撮りに行くという行動パターンはないのですが、そうしたい気持ちも理解できます。 以前何かで読んだのですが、「絶景」…

うつくしいもの

行った、採ったというだけなので記事にしていませんが、ざくろ沢もうでは続いています。 昨年の台風で大荒れのままですが、新たなざくろ石が流されてきたと期待してつい。 実際、新ポイントも開拓して大粒のが採れるようになりました。 川底の砂を掘ってはガ…

銀の星の光る浜

先の記事の北茨城からの帰途、実は日立の初崎海岸に寄りました。まあ、ボウズのままでは帰りづらくて、高温石英を拝んでいこうと。 相変わらす例のカタバミが花盛り。花が葉を覆いつくしてますが、ちゃんと光合成できてるのかな。 ベンチができていた。浜の…

鳴き砂の浜

新車を駆って今日は北茨城へ。どうしても確かめたいことがありました。 北茨城市北部、石を投げれば福島県というあたりの海岸に、関東地方でここだけの「鳴き砂」の浜がありました。鳴き砂というのは、踏みしめるとキュッキュッというかクックッというか、そ…

エミール・ガレの陶芸/大仕事が終わったので笠間でアートしてみた

なんとか今週を切り抜けた。大仕事、大過なく終えました。神よ感謝します。 またメニエールのめまいが出始めたので、金曜は早めに引けさせてもらいました。行きたかった「ガレの陶芸」展で気分を切り替えましょう。 笠間は言わずと知れた陶芸の町で、県の陶…

新車を連れて/今日は阿字ヶ浦

新車に、私が見ている風景をよく教え込まねばなりません。昨日はざくろ沢に連れて行きました。今日は太平洋を見せてやろうと、阿字ヶ浦あじがうらまで来ています。 高校の野球部が走りこんでます。3月まで試合はありません。ひたすら体を作る時期です。がん…

人生に必要なもの/一周回ってエスクード

【延々と車に関するひとりごと言ってます。適当に聞き流してください】 納車されました。 スズキ・エスクード。 実はエスクード、これで4台めになります。 メーカー側としては4世代目のエスクードだそうです。私は第1世代を2台乗り潰し(それぞれ7年半…

今日の久慈川メノウ /信徒の皆さん、メノウ探しは冬ですよ

久慈川メノウ教信徒の皆さま、長らくご無沙汰いたしました。久しぶりに久慈川に行ってまいりました。 今日の場所は、以前にご紹介した山方淡水魚館の河原。夏には日替わりで川遊びイベントが開かれ、花火が上がり、秋には芋煮会が催される人気スポット、UF…

千波湖の鳥

水戸の市街地のど真ん中に、千波湖せんばこという湖があります。水戸は字の通り水の豊富な、水に囲まれた町でした。旧市街の北側は那珂川、支流の桜川がぐるりと東側に回り込み、南側には広大な千波湖があって、軍事的な守りにもなっていました。千波湖は明…

復旧

コンピューター周辺事情、復旧しました。 高温石英の記事はこの、タブレットにキーボードのついた奴にコードを繋ぎまくって書いたのですが、能力を超える仕事にすぐネを上げられてしまいました。無理させてごめんね。 仕方ない。覚悟を決めてケーズデンキの…

ヒガンバナのマイペースライフ/「冬植物」の平和な日々

図鑑によると北海道から沖縄まで分布しているそうなので,どなたにも花のイメージを思い描いていただけると思います。中国原産の史前帰化植物で、日本人が物心付いたときにはもう身近にありました。「曼殊沙華」をはじめ千もの別名を持つといわれる,天上に…

この砂はみんな水晶だ/初崎海岸の高温石英について

この砂はみんな水晶だ。なかで小さな火がもえている。 - 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」,白鳥の停車場にて 先日ブログ記事にした県自然博物館の宮沢賢治展。「銀河鉄道― 」の展示で,天の川の河原の砂についてカンパネルラがそう語ります。展示品は「高温石英 …

失ってもまた取り返せばいい/アップデートでパソコン壊れた話

ウインドウズアップデートで煮え湯飲まされたこっとって,ありませんか。 今はとりあえず都合を聞いてくれるけど,以前は本当に突然に,強制的に始まりました。卒論発表の途中だろうが,社運を賭けたコンペの真っ最中だろうが,うっかりネットに繋いだままだ…

八溝山自然観察案内 /夏緑の森・花の回廊

思い出すのは,花咲き乱れる春の夏緑樹林。ああこの白と灰色の季節のかなたに,本当にあの光あふれる甘やかな風はあるのだろうか。そんなことを考えながらのこの季節,このブログも古いフォルダからネタを拾って場を繋ぎます。前にもお伝えした出版物,茨城…

茨城県自然博物館企画展「宮沢賢治と自然の世界」が実は面白かった件

茨城生物の会,今日は茨城県自然博物館の庭で野鳥観察です。 いえ,正直野鳥に興味ない。ありゃ我が庭の敵だ。今回は会誌の原稿を書いたのでそれを事務局の人に渡し,知り合いの学芸員に差し入れを渡したらとっとと消えるつもりでした。 なんとなく最初だけ…

祝・「Dr. STONE」第2期決定!

歌手なりアイドルなり,自分の「推し」について勝手に喜んで勝手に騒ぐ。これまでは冷ややかに見てました。ああ,大騒ぎしてカウント稼ぎたいのね,と。 反省してます。今まさに私がそういう状態です。 深夜アニメ「Dr. STONEドクター・ストーン」。予定の2…

花の御前山 水戸近郊,フロラの神殿

仲間うちで作っていた茨城の自然観察地ガイド本が完成しました。非売品ですごめんなさい。 茨城県内の学校や図書館に配って,自然観察の用に役立ててもらおうというものです。フィールドでこの本片手に生徒を連れている先生に出会えたらうれしいな。 私はペ…

トンネル工事に入ったことある?

人気の笑地学巡検シリーズです。 なぜか高校の地学の先生の巡検にいつも混ぜてもらってます。露骨に部外者なのですが,先生たちはいつも快く受け入れてくれます。いえ本当にお邪魔虫なんですが。 さて今日は,トンネル工事見学! うわあ初めて。工事中のトン…

R201991さま

あ,あのー,R201991さま。ありがとうございます。 最最最初期の記事にまでさかのぼって「いいね!」を付けて頂き,本当にありがとうございます。 ほかの「読者」さまや「いいね!」のお客さま,コメントをくださっている皆さん,差をつけるようで申し訳あり…

冬の始まり,秋のおしまいの日/リンドウそしてオオムラサキ

とうとう水戸に初霜が降りました。 うちの食卓に彩を供給し続けてくれた庭のトマトも力尽きて。カレンダーどおりに季節が移ろっています。ならば我がフィールドの冬の始まり,秋の終わりを見届けねばなりません。 いつも丘の下に車を停めて一気に登るのです…

接写が好きっっ

精緻なる造形,妙なる美。同形の反復と,無二なる形象。 接写(マクロ)撮影が大好きです。肉眼で見えない光景があるから。拡大して初めて存在が知れるものがあるから。 今回の写真,上の真四角に成型したヤブヘビイチゴ以外,すべて撮ったままのトリミングな…

暮秋 歴史館の庭にて

3日間,冷たい雨が降り続きました。濃密な霧雨のような雨でした。息を吸ったらそのまま肺が水で満たされそうな,そんな雨でした。 晴れていれば山河を歩き回っていたところですが,とてもそんな気にはなれません。これ幸いと休日出勤して溜まった仕事を片付…

その手があったかヒメジョオン/堂々としてりゃバレないんだよ,という話

黄色く輝くのはこの場の主役,ツワブキ。前にもハマギクとセットで記事にした晩秋の名花です。問題なのはツワブキの手前,テレビ中継のカメラの前にしゃしゃり出たお調子者みたいな。ヒメジョオンです。雑草です。

オルソクォーツァイト,はるかなる砂漠の記憶

なんじゃこの石,と思われるでしょう。これ,オルソクォーツァイトと言います。久慈川で拾いました。いやまたかとか言わずに。 夏に地学の先生たちの巡検に参加させて頂いた時のこと。福井県から石川県にかけて,そのスジで有名な「手取層」の恐竜化石がテー…