ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

トリカブト,ブルーインパルス,わらしべ。

 

 暑からず寒からず、水戸には心地良い風が吹く日々でした。


 9月末、以前共に難台山に行った若い人からまたお誘いがあって、加波山に登ってきました。調査の案内役です。いい森を見ることができました。ただ帰路は地形図にあった登山道を下ったのですが、道が消えていてエラい目を見た。最近は現地踏査をしない国土地理院です、当てにならないったらありゃしない。いつか本当に遭難しそうです。

 


 個人的にはツクバトリカブトの写真を撮ったので良しとしよう。

 


 ヒナノヒガサも見ることができました。

 


 その9月末、百里基地は内も外も大騒ぎでした。はるばるドイツからNATOの主力戦闘機ユーロファイターの部隊が親善に来ていて、さらに栃木国体の開会式に飛ぶためにブルーインパルスも来ていたんです。ユーロファイターなんてアンタ、普通に暮らしてたら一生拝めるもんじゃありませんぜ。一般公開はないのに全国から航空ファンが集まってフェンスの外に大砲みたいなレンズを並べていたそうです。加えてブルーインパルス。どちらも訓練で離着陸を披露してくれたらしい。百里基地ツイッターまで「プチ航空祭です!」なんて興奮気味でした。


 私もユーロファイターを見たくないわけでは無かったのですが、敢えて行くほどでもない。というか人垣がすごいというだけで二の足を踏みました。つくづく人ごみを避けるようになっています。いざ人に対面するとどうってことはないんですけどね。


 ところがそのドイツ空軍(ルフトバッフェ!)が去った翌日、栃木国体開会日。家人がブルーインパルスの離着陸が見たいと言い出しました。結局百里基地茨城空港に行くことになってしまった。

 


 空港のデッキからも駐機するT-4が見えて

 


 午後2時少し前、離陸位置につきました。6機で出向くようです。開会式は2時15分から。

 


 ぶおーっとスモークの試し焚き。

 


 そして3機ずつで編隊離陸していきました。

 


 離着陸には必ず出てくるサンダーバードみたいな消防車。離陸後も待機のままだなあ、と思っていたら

 


 2時半にはブルーが戻ってきました。開会式の行われた宇都宮までは直線80キロ。時速600キロなら10分ちょっと。ジェット機ってすごいなあ。

 


 全機無事帰還しました。開会式でブルーがぶわーっと上空を飛ぶ、それだけでたくさんの人が歓喜したことでしょう。日本が輝く日、その空には必ずブルーがいる。

 


 そのブルーの着陸を見るためだけに、空港のデッキにはこれだけの人が詰めかけていました。すごい人気です。今はこれだけ支持されている自衛隊の、その隊員さんに嫌がらせをしたりする人がいます。現場の隊員さんはみな一生懸命働いているのに。政治的なことはよくわかりませんが、私はこんな反撃・反論できない人たちを一方的にいじめて喜んでいるような卑怯な大人にならないで済みました。

 


 ようやく帰っていく消防車。ただ待つだけのお仕事。これもまた頭が下がります。

 

 


 お話変わってここは久慈川、いつもの河原。台風の大雨で夏草が流されてしまいました。あのわらしべポイントの目印、ヤナギハナガサも。まあこれで良かったのかな、と思ったら。

 


 なんだこれ。私じゃありませんよ。

 


 えっと、あの、その、

 

     
 …… わかりました。これが新しい目印なんですね。同意いたします。これからもこの河原は信徒の皆さんの交流の場です。そんなにたくさんのお供物はないけれど、久慈川においでのさいはそぞろ歩いてくださいませ。

 


         秋冷の空、いと高し。

 

 

 

 

↓ 雪の中、長靴で登りました。それなりに楽しかった。

↓ これがはじまり。

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