ヤマユリがそこらへんでポンポンポンっと咲き始めました。いよいよこの季節であります。
暦ではまだ「小暑」なのに連日の猛暑、毎日の雷雨。いつも積乱雲が見えます。
一度、まだ明るい時間に大雷雨がやって来ていやあたまげた。雷雲の去り行く後ろ姿を写したこの写真でも魅せる迫力。
虹が立ち …… すんません、AFでは虹にピントが合いませんでした。
夜に降った時にはふだん雨の当たらぬ窓からも吹き込んで大騒ぎ。
県北の沢は涼しかろう。しかしこれはいけない。沢をサンダルで歩くのは気持ちいいけど、せめてつま先をガードしなければ。しかも綿のジーンズは濡れると重く、乾きにくい。…… 思い付きで装備もなく水に入ってしまいました。まあ爽快でした。
でもここは既にどなたかが探索したあと。こんな風にメノウが乗せてあるのは、この場所のメノウのいいやつは全部頂きましたぜへっへっへという先行者のサインです。ぐぬぬ。
まあ今回は涼むのが目的でした。お目こぼしのこんな綺麗なメノウもあるし、気分は悪くない。
で、翌々日はちゃんとした水中靴と速乾素材のズボンで再挑戦しました。
のっけに滑り落ちてズボンが泥だらけになったのを幸い、淵で泥を流すついでに腰まで浸かってみました。ちょっと病みつきになりそうな気持ち良さです。
こんなのが落ちてた。ビニール包装まで付いたまま。拾ってくるべきだったかなあ。
いつもは長靴の深さという制限があるので行けなかった場所も、今日は自由自在です。調子に乗ってじゃぼじゃぼ歩いていたらまた淵が現れました。ここはちょっと深そうだな、右岸の水路みたいに段になっているところを進もうと手を掛けたら
何か黒いものがぱっと飛び出し、驚いて手を引っ込めたその空間にコンマ数秒遅れて牙をむいたヤマカガシが矢のように飛びぬけます。うわあ、何が起こった。
たぶん、なんですけど、私が手を掛けた石段では、一匹のヤマカガシが今まさにカエルを飲み込もうとしていた。いきなり現れた人間の手に、毒蛇は反射的に口を開いて咬もうとして、開いた口から呑まれかけていたカエルが素早くジャンプ。反動でタイミングのずれた毒牙が私の手をかすめた。…… ということかと思います。だとすれば危なかった。ヘビのいる場所にいきなり手を掛けて咬まれる、というのは典型的な毒蛇咬傷事故です。これはカエルに助けられたということでしょうか。危ない危ない。
もう先に進むな、という警告を受けた気になりました。沢遊びは切り上げて、展望所でカップ麺を食します。炎天無風、山の上なのに暑い。
帰路に海に出てみましたが、やっぱり暑い。この季節いつもなら優占する東風が吹きません。それが今年水戸が暑い理由でもあります。猛暑はまだ続きそうです。
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