ずっと続けている「駅までさんぽ」で見たものを月イチで記事にしています。私には良い備忘録になってます。よろしければお付き合いください。
インドでは3か月ほど雨季があり、その間は旅の行者たちも移動せずに修行をするそうです。日本の関東を旅ゆく者にそれを阻む季節があるとすれば、この盛夏でありましょう。命の危険を感じる暑さです。
でもそれは人間のお話。強い日射と高温のもとで、植物は思い切り二酸化炭素を吸い込んで歓喜の声を上げ、緑はひたすら濃くなっていきます。
今年も、図書館前の茂みにヒヨドリジョウゴが咲きました。
アベリアが私の好きな、濃密な香りを放ちます。
お堀はヤブカンゾウほか雑草の花の大群落。物理学者の寺田寅彦も雑草くらい生えているほうが風情であるなんて書いてましたが、そうは思わない人も多いわけで、やがてここも業者に刈られます。まあそういう定めと承知の上で咲いています。
月初め、めでたくも水戸市民会館がオープンしました。
たぶん私の人生に大きく関わるものではないでしょう。
くつろぎスペースみたいなものだろうけど、一番奥のコーナーで学校サボった馬鹿そうな高校生カップルがいちゃついてました。こういう連中の溜まり場にならなければいいのですけど。…… あ、決してこの施設に否定的な者でありません、悪しからず。
駅前ロータリーでバスが立往生。バスでも故障するんですねえ。当たり前か。
で、やっぱり刈られちゃいました。
ヤマユリがちゃんと残されていた。
茨城では、業者から農民まで全ての草刈りをする人の間で、ヤマユリを刈り残すことがまるで不文律であるかのように、当たり前のようになされます。ところが昨年、ここで一度は刈り残されたヤマユリが、数日後に改めて刈られました。ここを管理するお役人から業者に理不尽な叱責があったのだろうと思いました。数年前から、県のお役人に急に変な人が増えたように感じていたもので。ただの邪推です。
大通りの花壇では、相変わらずベゴニアが元気です。
わあびっくりだぜ南町三丁目。まさか水戸の大通りでヒメガマを見ることになろうとは。
月末、あのヤマユリが咲きました。
次の土日は水戸の夏祭りです。騒がしいのは好きではありませんが、昔のあの盛大で華やかな様子を知る身には、近年すっかり元気のなくなったこの祭がいささか不憫に思えます。
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