人様の好意で招待券を手に入れ,楽しみに楽しみにしていた百里航空観閲式,中止。
まうー。まうーーー。
人語を越えた泣き声をあげてしまいました。自衛隊の担当者は1万人もの招待客一人一人に電話連絡だそうです。ああ,なんて。
正確には,今回中止になったのは「平成29年度航空観閲式 予行」。本番の観閲式は政府行事で総理大臣はじめお歴々のみが来るのですが,通常その前日,今回は1週間前に予行演習が行われ,我々一般人が招待していただけるのです。知っている関係者から声を掛けられ,きちんと申し込んで審査してもらって,招待状が届いたのが先々週。大喜びしていたのに。「富士山で嵐に遭っても大丈夫」の雨具まで用意したのに。10月29日の本番は予行なしのぶっつけ本番だそうです。
中止の理由はやはり今回の台風なのですが,直前に百里でファントムの足が折れたりしていやな予感はしてました。やはりそうか,という気持ちです。間が悪いことはあるものです。
悲しいので,昨年の百里航空祭の写真をあげて気を静めようかと。
2016年11月26日。一般開放前日の,地元民のみの公開日。真っ青な空。翌日の一般公開日が曇天だったことを思うと,まさに晴れ男の面目躍如です。
まずはファントム編隊のご挨拶。百里といったらファントムでしょう。
RFの青は本当にきれいです。
EJ。正面顔は意外にほっそりしてるって,知ってた?
320番機。
これぞ百里の尾白鷲。
イーグルも登場。飛行写真はうまく撮れませんでした。まだお嫁入直後の「奈保子ちゃん」(パートナーたち参照)の扱いに慣れてなかったもので。
百里基地のまわりには,いつでもこんな大砲構えたおじさんがたくさんいます。すごいなあ。何百万円もするんだろうなあ。何やってる人たちなんだろうなあ。
きゅいーん。この部隊はF-35に機種改変の予定だそうですが,この轟音を聞けなくなるかと思うとちと寂しい。
アパッチ。
F-2。
いよいよブルーインパルスの「展示飛行」です。これは「チェンジ・オーバー・ターン」という技(課目)に入るところ。
筑波山の上を編隊で旋回してます。これだけでもすごいことなんでしょうね。
出ました18番。
滑走路上をパス。
オリジナル・レベル・キューピッド,という技かな。
オリンピック。万博。日本が輝いた日,空はいつでも日本晴れ。そしてそこには必ずブルーインパルスがいました。
コーク・スクリュー。キレイだなあ。
クリスマスツリー・ローパスと言うそうな。
列線と筑波山。
がんばれファントム。74式戦車もそうだけど,あの時代のものが今でも愛されていることになんか胸が熱くなります。きっと,みんながあの時代そのものを愛しているのでしょう。
ブルーの列線。
筑波山とファントム。
素晴らしい1日をありがとうございました。
感心するのは,終了後の駐車場にゴミ一つ落ちてないこと。航空祭を愛する人たちのお祭りだったことがうかがえます。
飛行機と,愛と,青空と。いつまでも。
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