SONY α 6400 ブラック
SIGMA 16mmF1.4 DC DN
お金を使わない,資本主義にさっぱり貢献しない生活をしています。どうにも物持ちが良すぎて新しいモノに疎いというのも考え物です。もう少し自分のためになる消費をしなければ,なんて理由で表題になりました。とうとう買っちまいました α 6400。あ,カメラです。
新しい血を。変わることのできる者だけが次の時代を見る。
上が α 6400,下が10年使ったNEX-5。単体で見るとよく似てます。デザインに共通性を持たせてブランドイメージを固定させる。ソニーの戦略,嫌いじゃありません。いつもデザイン性でソニーを選んでしまいます。
でも並べると違いは歴然。10年の間にこれだけ成長しました。
使用目的はなんと言ってもこれ,名玉・タムロン90ミリマクロの土台です。このレンズをもう20年使い続けています。…… なんも変わってないじゃないか。よく考えたらこれだけならもっと安い α でも十分だったよなあ。ビックカメラのカメラ担当さん,値切ってごめんなさい。
なんてね。実はもう一つ目的が。明るい広角レンズが使いたかったんです。カメラ担当さんとカメラ本体の値切りバトルのあと他にご入り用は?と聞かれたので迷わずシグマの16ミリ!と答えてしまいました。また値切ったけど。
このブログを以前から見てくださっている読者さま,憶えておいででしょうか。ことあるたびに私の写真機材では星空が撮れないことを嘆いておりました。この16ミリF1.4レンズと α 6400 のISO感度設定があれば撮れる! そう明日はふたご座流星群の極大日なのでした。
まずはNEX-5に付いていた純正の18-55ミリF3.5-5.6というどうにも使いようのなかったズームレンズで動作確認。大丈夫そうです。
続いてこれが本命! 90ミリマクロで動作するか心配でしたがこれも大丈夫でした。カメラの撮像素子がAPSという小型のもので,さらにマウントアダプターで焦点距離が伸びているので実質200ミリレンズくらいの画角になってますが問題なし。
いよいよ16ミリ。天文の世界で,新しい望遠鏡を星空に向けて最初の星の光を通すことをファースト・ライトと言います。新しい我がレンズにもふさわしいファースト・ライトを与えようと,空の広いところまで出かけました。
まずは絞り開放,F1.4で。雲にピントを合わせたのでさすがに近景は甘くなりました。でも青空の階調表現がいい感じです。
絞り最小F16。おお素晴らしい描写力。色が強めに出るのはカメラ本体の癖のようです。
海に出て。ああこんな写真を撮りたかったんです。シェルタリング・スカイ。青空に守られて世界は続く。
写真はレンズで決まります。イベント写真や据え物,人物を撮っても面白そうな,いいレンズを手に入れました。活用しようと思います。
変われる者だけが,という冒頭の文言ですが,言ったのは進化論のダーウィン。この世の真理だと思います。
ちなみにこれを書いているのが流星群極大の日なのですが…… 曇ってやがる。こんな時に限って晴れ男パワーが通じない。おのれえええ。
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