2023年の夏はもちろん「暑い夏」として記憶されるでしょう。できれば「始まった夏」でないことを祈ります。
水戸は平年より3℃以上高い状態が続き、最高気温も36℃を越えました。いつもならこの地の、茨城の海岸沿いの夏は最高気温が12時ころ出ます。午後は海からの東風が強まって熱気を吹き飛ばしてくれるんです。でも今年はこの東風が吹かず、他の関東諸都市同様に気温が上がり続けました。お盆を過ぎれば30℃を割るはずなのが高いまま。雨も降りませんでした。まとまって降ったのは3回。高温多湿なのにカラカラとは、なかなか念の入った意地悪です。
その炎暑の中、駅まで片道4キロを往復する「駅までさんぽ」、続きました。汗で服はぐちゃぐちゃ、もはやナニやってるのかわからなくなって、冷感ベストがなかったら行き倒れてる騒ぎでした。帰路に通るこの道は他に歩く人もなく、一面苔むして。
駅のスタバに寄ったり…… ハートマークもらった日はちょっと幸せ。
県立図書館にもお世話になりました。お盆でも通常通りに開館してくれたのがありがたや。
夏休みとて学生さんが開館を待ちます。私は余裕で先頭に並べるんですが、夏は学生優占と自分ルールを決め、遠慮がちに後ろに回ります。私の時代には何しに来たんだかわからないような馬鹿もいたものでしたけど今どきの子は本当に真面目で一生懸命です。こんな時代にしてしまってごめんね。みんな頑張れ。
さてそんな夏でしたが、私には特別な印象があります。
見上げると、南風がびょうびょうと吹く中、紺碧の空を真っ白な雲が流れます。
暑い夏の空というと、高湿度ゆえにもやがかかった、白茶けた中に空と雲が書き割りのようにそこにある、というのが私の印象です。でも今年の空には、いつ見ても感嘆の声を上げたくなるような躍動する青と白がありました。
空の美しかった夏。それが2023年夏の、私なりの総括です。
なあお前、そう思うだろ?…… エサくれない人間にはその目つきかい。
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