パソコンの壁紙、こんな画像を使っていたのですが
ある日起動したら勝手に一面の稲穂になっていた。すまん誰かこの現象を説明してくれ。
ウインドウズアップデートが勝手に行われた後にはよく設定がおかしくなりますが、これには唖然としました。ううむどうしてくれよう。…… 写真を撮りに行こう。壁紙用の写真という意味ではありませんが、なぜかその二つが結び付きました。きっと天啓でありましょう。ウソです。お花の写真を、秋の色彩を撮りに行きたくなっていて、きっかけが欲しかっただけなんです。いい色を見つけたい。
まずは庭をひとなめ。このこんもりしたのはキンカンの木です。そのはずなんです。勝手に生えて地面を這いずり回っていたルコウソウが9月になって急に勢いを付けて、覆いつくしてしまいました。
モミジバでもなくマルバでもなく、本物の縷紅草。高温強光に強く、この夏の気候が大当たりだったようです。涼やかな葉と深紅の花弁は江戸時代から愛されました。出だしいい色に巡り会って、さあ何を見ることになるのかな。
道すがら、ポワンと良い香りが漂いました。人家の庭にハナシュクシャ。花のキレイなショウガです。
近場のフィールドを巡って。森の中にスズメウリの、これは雄花。
クモランは実を付けてました。
おおゴンズイの実。「役に立たない」という意味の哀れな名だけど、この実は十分にキレイですよ。
マルバハギを接写しました。萩と名の付くものは多いけど、私はこんな花数の少ない野生種が好きです。
御岩神社にお邪魔しました。足洗い場にアキノキリンソウ。
雨をたっぷり吸って鮮やかなヒノキゴケ。
もう花期は終わりです、ヤマジノホトトギス。
少し標高を上げて夏緑樹林。
やる気のないキノコ。
シノブゴケの緑を割って。
この手のは図鑑で絵合わせしてもなかなか種名が出ません。
こちらは判明しました、センボンクズタケ。
ムラサキアブラシメジモドキ。
ドクベニタケ。
指先に隠れるほどの微小な菌類。
サガリハリタケというキノコの幼菌でした。ぽよぽよと毛の生えた指先のような。
同じ朽ち木に直径1センチほどの緑の生物体があって、地衣類と思って接写したら、葉状体を広げたごく微小なコケでした。フタマタゴケ科のようで、細長い葉状体の幅は0.7ミリほど。
こんな季節にセリ科の花、シラネセンキュウ。色彩を求めて来た森でしたが、これも白一色。なかなか求める色がありません。
ツクバトリカブトもいい色のものがありません。
オオバショウマのつぼみ、ほんのり色付いて。
ユキザサは透明感のある赤い実を付けていました。
PC画面の壁紙ですが、いい機会なので変更してみました。フリー素材の、前のもの同様「花」をテーマにしたものです。前のは赤が基調でしたが今度は青。これはこれで気に入ってます。
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