ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

見つかった。覚えられてた。

 


 9月にお伝えした「日高朋子創作人形展in常陽史料館」、もうすぐ会期が終わります。
 散歩の道すがら、もう一度拝見いたそうかと常陽史料館へ。作品が素敵だったから、がもちろん。でも気になっていたのは、あんな記事にしてご迷惑をかけてないか、ちゃんと宣伝になったかという点です。できれば作家先生のおられないところでそっと覗いてみようかと。

 


 入り口にいきなり先生がおられました。互いに顔を見て


   「 あ。

 

 一度会っただけの人にやっぱり覚えられていた。私、探偵やスパイに向いてません。私はあまり人様のお顔を覚えないタチでよく失礼してしまいますが、今回は前回のやり取りとともに覚えてました。うわあ、写真の出来はどうだったかな。ご迷惑かけてないかな。怒られたらどうしよう。

 


 …… 杞憂でした。レンズの力に頼って撮った写真、絶賛されました。対面で写真をほめられたのって、生まれて初めてかもしれない。なんでもお友達から教えられたとか。あなたの作品が綺麗な写真(ここ強調させて)で紹介されてるって。ご覧になった先生ご自身が大いに気に入って下さって、インスタとかに使わせてほしいと。どうぞどうぞ大歓迎です。ああ、いいレンズ買って良かった。タムロンさんありがとう。写真だけでなく、愛に溢れた文章(これも強調させて)も良かったと。はいお任せください。言霊使いの修練を積んでおります。「どんな文章も書ける」が自慢です。ただしこちらの「気」が入っていることが前提。それを引き出してくれた日高先生の作品の力でありましょう。


 先生のお口ぶりから、どうやら何らかのお役には立てたようです。よかったあ。取りあえず月に六千ほどアクセスのあるブログです。宣伝の一助になったなら。それにこの記事へ検索から来てくれた読者もおられるので、つまりは互いにウィン・ウィンということでしょうか。偉そうに言ってますがごめんなさい、当初はわーい記事のネタになるぞーくらいのノリで訪れた展覧会だったんです。作品に圧倒されてあの記事になりました。

 


 それにしても。


 作家先生に謝罪されました。疑ってごめんなさい、と。


 あははははは。やっぱり怪しまれていたんだ。

 

 なんでも会場におられたお友達から、あの人大丈夫? 声掛けたほうが良くない?てなことを言われたらしい。いえいいんです、いつものことです。B型の皆さん、「変な人」って言われるの嬉しくありません? え、私だけ?


 猛暑の中の散歩の途上でした。水冷ベストにライダーパンツの黒ずくめ、大きなウエストバッグ。そんな風体の男がしゃがんだり傾いたりしながらいつまでもシャッターを切っているんです。怪しまぬほうがおかしい。カメラを構えるとつい夢中になってしまうんです。ふだんはフィールドでやっているので通報されないで済んでますが、さすがに人なかではまずかった。これからこういう機会には服装だけでもちゃんとしよう。もっとも、人が言うには私、とにかく動きが怪しいらしい。なんだよ動きって。

 


 7月にご紹介した笠原鉄明先生からは、あの個展の図集と次の展覧会の案内が届きました。いえ特別にというわけではなく、来客簿に住所まで書いたからです。まあ少なくともご迷惑にはならなかったらしい。

 

 

      
 これからも、私の魂ゴーストにスイッチを入れた展覧会をご紹介していきます。私には作品を買い上げて作家さんの生活を支えるような財力はないけれど、写力と筆力をこの世界の美しいものを照らす灯にできるなら、こんな光栄なことはありません。またエラそうでごめんなさい。

 

 

 

 

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