ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

久慈川・玉川のメノウと珪化木 突撃編

 

 いきなりどストレートなタイトルですいません。今日というこの良き日をメノウ採りに捧げよ、と久慈川の使者・丑さまがモーされたのです、朝のまどろみの中で。行かねば。

 


 玉川の、定点観測点の河原です。なんか久しぶり。水がずいぶん引きましたが、アシが大繁茂しています。

 


 21年3月。今思えば護岸工事の直後だったんですね。河原は掘りほうだい。

 


 同年9月には草が生え始めて

 


 翌22年の9月にはご覧の通り。

 


 今年はもうこんなです。下流側はアシ原に水がせき止められて滞留するようになり、掘れる場所は限られるようになってしまいました。

 


 それでも休日はたくさんの人がおいでなのでしょう、掘り跡ぼこぼこ。まだここは聖地です。どれ久しぶり、私も腕力を振るってみましょう。

 


 そして掘れば出ちゃうのがこの場所の不思議。

 


 赤いのは持ち帰らせてください。

 


 これボクのしわざでーす。線掘りという掘り方。

 


 それにしてもこのアシの茂り具合は異常です。そういえば尾瀬の山小屋のそばのアシもこんな感じでした。水中の有機・無機養分が大量にある証拠です。それはこの場所の石の表面を見れば明らかです。

 


 平成以降の方は見たことないでしょうけど、未処理の生活排水がそのまま流れ込んでいるふたのない側溝をドブと申します。こんな感じでした。ゆらゆらしているのは繁殖した細菌の集まり(コロニー)です。もともと水がきれいとは言えない玉川でしたが、昨年あたりから冬でもこんな感じになりました。かなり上流からです。原因はわかりません。初めておいでの方は驚かないでください。あと、拾ったメノウを消毒せずに舐めたりしないように。玉川メノウはおいしいよ(嘘です)。

 


 近くの小学校からチャイムが聞こえます。あああそこではたくさんの子どもが真面目に授業受けているんだろうなあ。ごめんねおじさん遊んでて。

 


 河岸が変わってここは例の、と言って良いのかな。同じ人が川の流路が変わるほどに掘りまくって中洲を作っちゃってた場所。実はここのところ、かの人の姿がありません。病気かな、それともお役所から叱られたかな。明らかに河川法に引っ掛かる行為だったのでまあ良かった。他のメノウ拾いの人にとばっちりが来なければいいけど。私もこれからは線掘りの跡を元に戻すようにします。

 


 ちなみに2年前の、これがかの人の営為。すべて人力ですよ。今はすっかり流されてほぼ消えてます。

 


 一個だけ拾えました。目立つところに置いてきました。いい人に拾われてね。

 


 さらに場所を変えて見つけたのがこれ。わあすごい、真っ赤に色付いたメノウが母岩に乗っている。珍しいから持ち帰り。母岩から外そうとハンマー振るったらメノウまで割れた、というオチが見えているのでこのまま保存します。

 


 玉川も少し上流に行くと、もはや赤いメノウは拾えなくなります。ここもそんな場所の一つですが、なぜかいつも珪化木の形のいいものが落ちてます。川沿いにそんな地層があるんでしょう。

 


 珪化木まで拾っていたらキリがない、と戒めてはいるのですが、ここのは本当に形がいい。何かに使えるかな、なんて手を伸ばしてしまうのがこの貧乏人でございます。メノウはやっぱりありませんでした。

 


 さらに欲を掻いて玉川ざくろ石パンニングまでやってしまった。玉川を楽しみ過ぎました。時計は既に午後二時半、まっとうなフィールド屋なら今日の活動はもう締めましょうという刻限です。でもまだ久慈川に行ってない。このままでは丑さまの預言を成就できません。一カ所だけ、特別な場所へ。

 


 移動しました。ここは久慈川の某河原の前に立ちはだかる原野です。実は夏の頃、ここの踏破を目論んであえなく撃退されました。無限に続くカナムグラとクズの原野、身の丈に倍するオオブタクサの壁、そしてアシの大密林。草葉の枯れた今こそ再チャレンジの時。玉川でずっと履いていた長靴をジャングルブーツに替え、腰に大ナタをぶら下げ、リュックを置いて身は軽く、頬を叩いて気合いを入れます。

 


 大ナタ振るって、とうとう出ました未踏河原。また一つ久慈川を制覇したぜえ、はあはあ。久慈川も水位が下がって、広がった河原が私を手招きしています。ぐふふ、採り放題だ!

 


 ……思ったほどにメノウがありませんでした、あううう。それでも赤いのをいくつか持ち帰らせていただきます。

 


 綺麗な紫色のチャートがある。ぐぬぬぬ、欲しい。でもチャートは禁断の扉、これにまで手を出したらいろんな意味でおしまいです。しばし葛藤しましたが、今日は自分に勝ちました。でも次に来た時に拾っちゃったりして。

 


 日没コールド。冬のごく短い一日を、丸々メノウに費やしました。メノウ教信徒の皆さま、久慈川・玉川はこれからさらに水位が下がります。草葉も枯れ果てました。これまで入れなかった場所を狙ってみてはいかがでしょうか。久慈川の神さまが皆さまに微笑まれますように。

 


 次回の記事で、今回のを含めたこの秋のメノウをご覧頂こうかと思っています。以前のような上物はないけど、頑張って撮影します。期待小さめに待たれよ。

 

 

 

 

 

↓ 6月のメノウ三部作。よろしければご覧ください。

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