
潮のいい日は楽しまねば。さあ次はハマの石拾いだ。

こんなごろた石の浜を歩けば


あるある。

半分埋まっているのを

掘り出したら、う~ん大きい。海岸メノウは磨くことが鑑賞の前提になりますが、大きさと磨く労力は比例します。特に面白い景色もなく、これは浜にお返ししました。

それでも収穫物は増えていく。

おお、ご当地名物・黒メノウ。爪ほどの大きさでも逃さぬぞ。

必ず雪白の石灰分が沈着して縞模様を浮かび上がらせます。ちなみに磨くとこの白が剥がれてしまうので、黒メノウ鑑賞は素のままが基本。

帰路に就く頃、陽は西空に。冬至から1か月経ちましたが、冬は続きます。

さて困った大漁だ、このビンボー人が。でもこの浅ましい根性がある限り、私は生きていけそうな気がします。

とはいえ一個一個レビューして読者のお時間を奪うのは本意ではありません。ピックアップしたものをさらに仕分けして、まとめてご紹介します。真ん中の赤いのはジャスパー、左上の黒いのはホルンフェルス、左下の紫のは貝殻っぽい。ここらは拡大してもつまらないので割愛して

黒を除いたメノウ系。赤いのやら白いのやら、縞があったりなかったり。「玉髄」の全バリエーションを網羅。やっぱ透明なのはきれいだなあ。

部分的に白く石灰分が付着します。なぜメノウにだけこうなるのか知りませんが、メノウの宝庫・北海道の海岸のも同じことになってます。








透過光で、蛍光で。うふふ、うふふ。

さて黒メノウ。これまで何度もご紹介してきました。ざっとネットで見る限り、他の海岸産のを見かけません。本当に当地特産でいいのだろうか。茨城以外のをご存じの方、よろしければコメントでお知らせください。くわしい場所は不要ですので。





縞模様や晶洞・仏頭状構造、そして表面の陰影が白で強調されて、何とも芸が深い。

こんな小粒でも拡大すれば



こんな構造が見えてくる。あああ楽しいぞお。

今回別カテゴリーに分けてしまいました。白塗り行き過ぎたやつ。中身は黒メノウ。

うわあ、昔なら冝保愛子とか鈴木その子、今なら最終局面に入った黒柳徹子。分厚い塗りのインパクト。これは間違いなく黒化したメノウの晶洞部分なのですがもうそんなことどうでも良くなってます。

たいてい蛍光しちゃう。

さて困った。何が困ったと言って、これらに対する適当な呼び名を思いつきません。「白塗りが完成した上にオレンジ色の被膜が付いたヤツ。まるでバカ化粧の歯止めが効かなくなってガングロという異世界に行ってしまったギャルみたい、いやそれではホメすぎか」というもの。取りあえずヤマブキとでも言っておくか。ああ言語センスが。





晶洞もあるし、元がメノウなのは間違いありませんがさて、成因がわからない。ナニが色の元なのかも検討がつきません。これも当地特産のようですけど小さいものばかり。でもきれいなので集めてます。

このブログでおなじみ、砂漠の記憶オルソクォーツァイト。


透過光で見ると、大きさの揃った石英の粒からできているのがわかります。その気になるといっぱい見つけてしまうので自制してます。好きなんだけどなあ。

海。もともとが多様な玉髄/メノウ類ですが、この揺りかごで涵養されるうちにそれこそ千差万別な個性を身に付け、色に染まり、形を成します。海岸というコモン(共有財産)でそれを皆が分かち合える、平和って有難いなあ。日本ていい国だなあ。
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