2・3日ほど、この季節には珍しく昼の潮の良い日が続きました。行かねば。
初崎海岸。昨年2月以来です。その前の12月、新月の夜に来てみたら浜が無くなっていたという「悪魔の夜」があり、そこからシーグラスが回復する様子を見届けたのが2月。それ以来足が遠のいていました。…… で今回、やっぱりシーグラスがありません。
あの夜は砂浜そのものが消えてました。
今回、砂はあるもののシーグラスを含む細かな砂利がない。浜が痩せるというこの現象、思いますに季節的に毎年起こる現象なんじゃないだろか。冬の季節風が吹くあたりで。たった2回の事例で軽々しく結論できないけど、だとすれば2月になれば戻るのかな。
ちなみにこれ、昨年2月の戦果。
色味豊かなシーグラスがこの海岸の売りでございます。でもきっと、皆さんのご在所にもそういう海岸はあるはずですよ。私がここに来るのはも少しマニアック、「高温石英」が採れるから。
こんな風に一粒ずつピンセットでつまむの。うふふうふふと言いながら。幸せ。
今回も砂を持ち帰りましたが
シーグラスは明らかに色味が足りない。不作です。私はまあ石英さえあれば。ネットで見たら母岩をぶっかいて持ち帰る人もいるようですが、天然自然を損なうことは私は遠慮します。一握りの砂なら誰の心も傷つけることはありません。さあそれでは私の自己満足、高温石英そろばん玉結晶をご覧ください。
この形、何度見てもええのう。
わずかに赤く蛍光を発するのもありました。
というわけで初崎海岸へのクエストを企図する皆さま、シーグラスが戻るまでしばし待たれよ。大丈夫、潮目は必ず変わるものです。
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