日本最大の埴輪型建造物、どーん
ここは水戸市西部、くれふしの里古墳公園でございます。牛伏古墳群といって、計16基の円墳やら前方後円墳やらが丘のそちこちに造営されてます。
前方後円墳の一つは円筒埴輪まで復元されて
周囲は美しい杉林
そして巨大埴輪「はに丸タワー」。背後に階段があっててっぺんは展望台です
それなりの眺望
先日、TV番組でここが紹介されてました。まあ、芸人とゲストが地域の見どころや名店を巡るという百番煎じくらいのお手軽な深夜番組でしたが、その中でMCのロバート秋山が埴輪の巨大さに感嘆の声を上げ、他に人がいないことを嘆いて、水戸の皆さん地元にいい場所ありますよ、なんて言ってくれてました。確かに、市民にあまり知られてません、日本一なのに。そういえば昨年写真を撮るだけ撮ってご紹介していなかったなあ、ということで今回の記事になりました。
で、思ったわけです。そうかこういうのでいいんだ。
一乗院の毘沙門天
牛久大仏。日本どころか世界一
月に一度「かめはめ波」を撃ちます
ボルゴグラード「母なる祖国」像
デカけりゃいいってもんじゃない。そう言いますけど、やっぱりデカいはすごいんです
誰もがあんぐりと口を開けて、うわーとか意味のない言葉を吐いて、あとはただ沈黙するしかないデカさ。それはまさにすごい芸術に出会った時の私たちの反応そのものです。デカければそれだけで芸術になる、この単純にして圧倒的な真理。デカいは無敵。デカいは正義。
そんな単純な「真理」を肯定するのもまた一興だと思いませんか?
なんか他のデカいものも見たくなりました。水戸芸術館の収蔵品で、空気で膨らます全長50メートルのバッタがあります。今月末に展張・公開そして修復が行われるそうです。見に行こうかと思います。
↓ これは記事にしてました。