さて,平磯海岸の拾いもの。ウランガラスはあるか。貝は蛍光を発するか。
カメラの接写機材を机に並べ,紫外線ライトに電池を入れ,目にはUV保護メガネを付けて,撮影会のはじまりです。
で,いきなりですがウランガラスはハズレ。平磯のシーグラスに強く光るものはありませんでした。もっとも,それは初崎海岸でも希少なものです。無くて当たり前か。
貝の方はおおおおおっ。見事に光りました。2,3個暗いのは別種の貝。肉眼では同じ赤い巻貝なのですが,光る種類は限定されるようです。
私が仮にサンショウガイとしている貝,実に鮮やかに光ります。
それではしばし,貝の蛍光をお楽しみください。
…… そうだ,ウランガラスと饗宴させてはどうだろう。
明る過ぎです,ウランガラス。光らせるためにヒトが作り出したものですから,光が強くて当然かな。写真を撮るときには配置を考えねば。
この世ならざる光で呼び合うウランガラスとサンショウガイ。
微小な貝が不思議な存在感を放ちます。
光る貝という宝物のカテゴリーを手に入れました。この世の謎を一つ解き明かしたような,ちょっと得意な気分です。
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