マイナンバーカードに関する潮目が大きく動いた6月でした。きっかけは、5月末に出たこの本。
「堤 未果のショック・ドクトリン」幻冬舎新書、940円+税
著者の堤さんは、エビデンスに従ってものを語ることのできるジャーナリストです。私はこの方の「ルポ 貧困大国アメリカ」を読んで、信頼に足る人物と断じています。
マイナンバーカードの名を初めて聞いたその瞬間、これは良くないものだと直感しました。いやらしく蠢うごめく背景が寸時に浮かびました。しかしその黒さを人に伝える言葉が出ません。それにブログでしがない市井の無芸無職が何を言っても説得力はないでしょう。むしろイカれた陰謀論者と思われるのがオチ。悶々としているときに救世主のように現れたのがこの本でした。
内容の詳説は致しません。マイナカード、コロナ、脱炭素の影に潜む闇と、わが身を守るための対処法を根拠とともに示します。世を変える一冊だと確信します。というかよく出版できたなあ。政権に正面からケンカ売っていて、〇国だったら出版停止・没収のうえ関係者全員タイホのレベルですよこれ。幻冬舎にしても「覚悟の出版」だって。痛快痛快。
…… まさかこの程度で検索ブロックしないよね、Googleさんよ。マイナカ-ドネタはどう扱ってるね。…… 念のためですが読者の皆さま、また私のブログが検索に出なくなる事態に備えて、ページ保存かお気に入り登録していただけると、変わらずにご覧いただけるかと存じます。まだの方、右上の「読者になる」ボタンを押すのもまたご一興かと。うふふふ。
ああ気を遣うなあ。6月は他にもいろいろありました。例えば蓄電池設置工事とか。業者との対応でかなり時間を割かれました。10年前に太陽光パネルを設置して、以来電気の高価買取制度FITの恩恵に預かりましたがそれも5月で終わり。思案した挙句の選択です。さあ7月の電気代どうなるかな。
いいこともありました。サンショウの実の大量おすそ分け。実を枝から切り落とす処理に家人と二人で3時間かかりました。家中にサンショウの香りが満ちて、季節を感じる幸せを少し。
うわああ、農業用ビニールってこんなに伸びるんだ。日本の科学ってすごい。家人が庭の菜園にトマト用ビニール屋根をかけたのですが、何を思ったか棟を2本渡してしまいました。大雨でその間に水が溜まってこの騒ぎ。見た目面白いからまあいいけど。
月末、水戸近郊の「虫捕り公園」に行ってきました。朝9時に着いたらば、園内を散歩する老人たちの車で駐車場びっしり。まったく年寄りは、と思ったけどよく考えたら自分もその一人だ。
池のスイレン、いやこれはヒツジグサか。青空を映す水面みなもに白き光芒のような姿、夜明けに見た夢の如くに。
双方同時にあ、と言ったような気がします。羽化の途中のニイニイゼミと目が合ってしまった。
動きを止めてたーらたーらとアブラ汗を流しています。うふふ、逃げようがないねえ。以前にバッタで似たような場面がありましたっけね。
オオバギボウシの花序。擬宝珠という名の元。見れば見るほど似てません。
樹液が出ている木があって、さっそくカナブンが来てました。カナブンのくせにこちらが近づくと上目遣いに睨んできやがりました。今年最初に見た樹液の虫がお前とは、こいつは幸先いいなあカナブンよ。このあと可哀そうに、飛んできたスズメバチに追い払われてしまいました。悲しいなあカナブンよ。
水辺の草に何かいる、と思ったらヤゴの抜け殻。そういえば盛んにトンボが飛び回ってます。
さっきの場所に戻ったら、ニイニイゼミの脱皮が終わってました。まだ飛べないのを幸い、じっくり撮らせてもらいます。普段はとても敏捷なので、こういう機会は大切にせねば。そういえばセミの冬虫夏草の代表「セミタケ」はこのニイニイゼミから発生します。福島県が北限なのでここらにも分布しているはずなのですが、私は見たことがありません。どこにあるのか、いつ出会えるのか。
複眼と単眼。この瞳の深淵に宿るのは、ただひたすらおのが生を全うしようとする純粋な願い。多くの国民を偽っておのが虚栄心と何事かの見返りを狙う政治家や官僚の汚さ醜さと好対照です。虫になれとは申しませんが、人を騙すような生き方を少しは恥と思ってほしいものです。
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