毎朝5時台に雨戸のシャッターを開けるのですが,ここに来てようやく日が伸びたと感じられるようになりました。
1月29日の退勤途中,坂道の向こう,街の上に不気味なほどにくっきりと大きな月が浮かんでいました。運転中なのでシャッターを押せないのを心底悔やみました。旧暦15日の月,端が少しだけ欠けた,完璧さを欠くが故の美しい月です。
30日は初崎海岸に砂を採りに行きました。良く晴れた風の強い海でした。シーグラス拾いの親子連れが何組か。
ザラメ大のものなら無尽蔵に。
これはほんの数キロ離れた浜のシーグラス。大きなものを拾うなら所を変えればいくらでも。シーグラスに限らず,浜歩きはいろいろな発見があります。日立の海はゴミも少なく,太平洋の波音は本当に心が安らぎますよ。
31日,二階の窓を開けたらぽわんと春の香りが。庭の水仙が揺れながら黄色い光を放っていました。春が少しずつ顔を見せて。
黄色は生命の色。春の色。
気温は低いけど陽射しは暖かです。日なたに陣取って昨日の砂を検分。大き目のシーグラスだけでも選り分けてみようかと。
初崎海岸のは小さいながら色味が豊か。希少な青いの,もっと希少な赤いのが採れてます。
残った細かい砂。2月いっぱいこれで楽しむつもりです。
ちゃんと高温石英の結晶も入ってます。
すぽーんと晴れた水戸の空。穏やかな休日を過ごしましたというご報告でした。