今年も人間ドックに行ってきました。結果は良好。自慢話なので興味ない方は退出してくださいね。
検査項目ほとんどA。いつもの所に3つだけBが付きました。「肺機能」で肺活量が小さい(体格的にどうしようもない)とか「糖代謝」でHbA1cが5.7(標準は5.5以下,私は生来高いがこれでもかなり下がった)とか。それも含めてほとんどの値が昨年より良くなっています。周囲のご同輩に自慢して「奇跡の五十代」と呼ばせよう。
何をしているというわけではありません。強いて言うなら当たり前のこと。
① 規則正しい生活
② バランスのとれた食事
③ 適度な運動
こう書くとすっごくつまらない奴に見えますが,私が人生を十分に楽しんでいることはこのブログの読者の皆さんならご存じですね。タバコを吸わない酒は飲まない(弱いから)というのも私には幸いなことです。
わかってます。どんなに健康を心掛けたって,神さまの気まぐれにはかなわないってことを。
でもとにかくこの身体をあと40年使いたいのです。それだけあれば,私の望む形で自分を完結できそうな気がします。葛飾北斎は90歳で死ぬとき,あと5年あれば自分は完璧な絵描きになれたのにーとかのたまったそうですが,まあその気持ちわかるなあ。
今回の人間ドック直後に訃報が届きました。以前の同僚で私より二つ若い男ですが,ガンであっという間に。残された若い奥さんが不憫でした。毎日ひと箱吸っていたタバコは止めていたそうですが,たぶん遅すぎ。ガンの潜伏期間は意外と長かったりしますから。タバコを吸ってるとガンの確率が4倍になるよ,と忠告したのも今となっては虚しい記憶です。
私も入院やら手術やらを体験して,健康の有難さはよく理解しているつもりです。自由に体を動かせるというこの奇跡。陽光や風を感じる事の出来るこの幸福。何物にも代えがたい。
読者諸兄,どうか健康を軽んずることありませんように。