ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

花の鶏足山

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 鶏足山に登ってきました。今回は春の花をご紹介します。例によってスミレが多めなのはご愛敬。


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 今日の眺望。日光のお山が,この季節にしては奇跡的によく見えました。山の名は以前の記事をご参照くださいね。


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 ヤシャブシ,漢字で書くと夜叉五倍子の雄花が出てます。遠くに八溝山


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 コナラの花芽。永い冬を耐えて,今まさに生命の気をほとばしらせます。


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 至るところでタチツボスミレ


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 春風にふるふる。ふるふるしすぎてブレました。ああ,春だなあ。


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 ヤマザクラが盛りです。

 

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 これも春の精,ミヤマセセリ。蛾じゃん,とか言わないで。蝶ですよ。もとより微妙な扱いのセセリチョウ科ですけど。年1回,4月に雑木林を飛び回り,そして消え失せます。夏・秋・冬とひたすら幼虫の姿で文字通り雌伏し,次の春を待つ。そんな生き方もあるんです。

 

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 フモトスミレ。以前ブナ帯のスミレとご紹介しましたが,こんな低標高地にもあります。小さな姿に色も形も高品位なパーツを組み込んだ,奇跡のように上品なスミレです。


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 上品さでは負けません。これも私のご贔屓,エイザンスミレ


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 カエデの若葉が歓喜の声とともに弾けてます。


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 ヒロハコンロンソウ,木漏れ日を浴びて。誰がどうして崑崙草などと名付けたのかわからないとやら。


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 番外,キクザキイチゲ。3月中に開花するので,今日はもう見られませんでした。


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 呼び止められたような気がして目線を巡らすと,ミツバツチグリがこっちを見てました。ねえ撮って,と。


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 任せとき。90ミリマクロはダテじゃないぜ。


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 鶏足山,最近はミツマタの花が人気でかなりの人出があるらしい。なぜでしょう,そういうものには食指が動かない。この山も人が増えて,今日も頂上でずっと下品な大声話をしているご老人のグループがいました。私は静かな山が好きです。


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 何を撮っているんですか。老婦人に声を掛けられました。お孫さんらしいお子が二人。トウゴクサバノオという花です,とお答えしました。こういうのは大歓迎です。


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 以前は稜線沿いにシュンランがたくさんあったのですが,今はボコボコと掘り取られた穴が残るだけ。人が増えるとはこういうこと。また静かな,自分だけのフィールドを探さねば。


 気難しいヤツと思わないでね。決して人間嫌いではなく,ただ自然と対するときは静かでありたいだけです。

 

 

 

 

カテゴリー「鶏足山にて」「スミレの花咲く頃」もご覧くださいませ

 

 

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