三月初め、日本全国で「ひな人形展」が何百と開催されたことでしょう。ここ水戸でもそれがあったわけですが、集められた人形が中世の基本形からバブル期の豪華八段飾りまで、さらには各種変わり雛や五月人形、天神様まで幅広く、特に時代とともに変遷するカワイイの定義が面白くて写真を撮りまくりました。学芸員さんの意図とは真逆の視点ですのでまあ
【 人形どアップ注意 】
と最初に申し上げておきます。それではー
おお昭和。
でも両側で客を迎える姉妹が…… 玄関にこんなの出たら悲鳴上げるぞ、わし。
人形の顔が並ぶというと和歌山の「淡島神社」が有名で、実際になかなか不気味に撮れた写真があるはずなのですが見つかりませんでした。そろそろ写真フォルダを整理しなければなあ。
などなど、現代の感性から外れたお雛さまを見たあとの、五月人形の鍾馗さま。鬼を見据える憤怒のお顔がかえってフツーに見えたりして。
菅原道真 = 天神さま人形。昔はこういうものも飾られたようです。
「赤テンジン!」「青テンジン!」……「我らスガワラ戦隊、テンジンジャー!」
帰路、台地下の緑地で見かけたお地蔵さま。どうやらお顔を一度無くされたようですが、むしろ見てほっとするのはなぜなのか、ふと考え込む私です。
↓ これも楽しいひなまつりでした。
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