航空自衛隊のHPより
百里基地でCH-47輸送ヘリコプターに体験搭乗,20分間の空の旅!
……というレポートのはずでした。実際のタイトルがトーンダウンしてるって? 仕方ないでしょ,乗れなかったんだから。
確かに今朝方は雨が降っていましたが,そんなものいつもの神通力で追っ払いました。我がイベントの空には常に蒼天あり。問題はヘリでして,今朝に入間基地を離陸して百里のイベントに来る予定だったのですが,離陸予定時刻に雨。晴れる予報ではありましたが,地元自治体との取り決めで予定時刻以外に騒音蹴立てて離陸することができないとのこと。街中の自衛隊基地って制約が多いんですね。
とりあえず雨天時のメニューがあるので百里基地に向かいます。自宅から一般道で1時間かかりません。集められた参加者はおよそ100人。自衛隊の広報の方がしきりに恐縮しておられましたがまあ想定内の出来事です。お気になさらず。
というわけで
1.航空自衛隊の広報ビデオを見る!
3.格納庫でF-4EJファントムのコクピットに収まる!
5.航空自衛隊の概要説明!
という日程になりました。
ヘリには乗れないけど,航空祭では見られない百里基地の裏側を大探検レポート!というアオリでイケるかな。やったね,ブログ記事一つまるもうけ,とほくそ笑んでいたらのっけに言われてしまいました。「今回の写真は一切ネットに流さないでください」。
えぇ~!? それ封じられたら,わし今日ここに来た意味ないじゃん。だいたい航空祭の時の飛行機や格納庫の中の写真,ばしばしネットに晒されてますよ?
……わかりました。わざわざご招待いただけたイベントです。ご迷惑はかけません。写真が無いので,記事もやめます。ちゃんとファントムのコクピットに座れたし,売店で買い物もできましたよ。
せめて一枚,基地内のコンビニ。フツーのお店に無いものが並ぶ棚。これくらいはお許しください。
あと一枚,終了後の第七航空団司令部前の青空。
この国には,権力を私物化する政治家や役人がいっぱいいるようです。子供じみた強弁を繰り返すボンボン首相やアンタそんなこと言うために東大出たのかという幼稚な官僚。でも,警察官,海上保安官,消防士,自衛官という戦う「現場」のある人たちは,いつでも死ぬ覚悟で仕事をしています。特に東日本大震災とそれに続く原発事故でのこの人たちの活躍を私は忘れません。あれは不幸な災害であったけど,この国には命を賭して人々のために働く公務員がいることを再認識させてくれたと思っています。この人たちがいる限り日本は大丈夫。
世の中には自衛隊に嫌がらせをすることが正義だという方々がいます。でも私は,少なくとも現場の隊員さんたちには感謝の念を忘れたくないと思います,はい。
売店で買ったお菓子。ちゃんとこういうのあるのね。
……もう百里にF-15いないけど。
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