川の水かさもようやく引いて,パンニングに行きたくなったのが週末土曜日。ずっと考えてた大子に行ってきました。
以前に玄武岩由来のざくろ石の産地を見つけたのに味を占めて,沢にざくろ石パンニングです。地質図で玄武岩地帯を貫く沢にあたりを付けて,いざ。
最初の沢は,道がひどいガサやぶ。山刀で道を切り開きながら車を進めましたが,こりゃダメだ。
次の沢は…… 地図で見たときは有望に思えたのですが,現場で見るとあまり雰囲気がよくありません。何がと問われると答に窮しますが,なんとなく最近はそういうのがわかるようになりました。
パン皿ぐーるぐる。
ざくろ石は破片ばかり。どんなに理論立てても思い通りにならないのがフィールドです。ここも精査すれば当たりもあるでしょうが,そこまでする場所にも思えません。
以前に同じ大子の別の沢での戦果。これ以上を期待したのですが。
今日はハズレでした。ざくろ石大好きなんだけどなあ。
翌日曜日は猛暑。暑くて外に出る気がせず,一日家におこもりです。部屋を閉め切りクーラー効かせ,以前に採ってきた初崎海岸の砂をほじくって一日を過ごしました。
高温石英。
シーグラス。
こういう一日の潰し方も私にはアリです。ああ平和だ。
二百十日を過ぎました。立春から数えて二百十日目,イネの開花期であるとともに台風の襲来期を意味するのだとか。イネは早生が主流になってもう稲刈りの田んぼもありますが,台風のほうはちゃんと来てる。昔の人ってすごい。
例年はお盆のころに満開のサルスベリが,今年は9月になってから。
うちのアサガオは長梅雨の間に葉を黄色くして枯れよかなーってところで猛暑。慌てて花を咲かせてます。ご近所では家庭菜園のキュウリやスイカが駄目だとか。
異常気象で天地水命がすっかり乱れて,植物界は混乱してます。このあたりでは例年ヒガンバナがちょうど秋のお彼岸に咲くのですが,今年はどうなるのだろうか。マイペースな私もふとそんなことを考えつつ,夏の終わりがやってきます。