いや日干しというか虫干しというか。
信徒をはじめ石関係の皆さま、手にした宝物はどうされてますか。
我が手に落ちたメノウや化石や鉱石は、大物は庭の隅の直轄領(他はすべて家族がなんかしてる)に野積み、質・カサともに中程度なのは宝箱(安物の道具箱)の中、貴重なものや放っておくと夜泣きしそうなのは書斎、どうでもいいのはまあどうでもいい感じに保管しています。
困ったのが宝箱。お宝というほどのモノはないのだけど、もうそろそろ満杯です。というか普段目につかない場所に転がしてあるので何を入れたか憶えていない。最近どうも記憶が怪しいんですう。中身の確認がてら、たまには顔を見てやりましょう。
まずは二つ名持ちから。
赤光しゃっこう 10月の記事で紫外線を当てたらすごかったやつ。可視光での赤が印象的なのでそう名付けちゃいました。
白蓮びゃくれん 未紹介だった久慈川本流系玉髄。拾った瞬間こいつは絶対光る、と確信しました。紫外線当てたら期待通り。白く蛍光を発する姿は幽玄ですらあります。
雪白ゆきじろ 「異形変」でご紹介した純白の姫。でもよく見ると透明な水晶の牙が白い顎あぎとに並ぶさまはちと怖い。
赤いのいろいろ。
型押しいろいろ。型押しというのは他の鉱物の結晶形が表面に刻まれているものです。あ、私の造語ね。ひとつめの黒いのは最後の実習の準備のとき平磯海岸で拾いました。思い出の品です。
仏頭状。
メノウにはときどき、赤い上に黒い模様が入るのがあります。成因は知りません。
珪化木に赤メノウが挟まったもの。玉川では昔からこういうものが採れます。
ついでに書斎のもいくつか。
黒海ヘイハイ おなじみ、海で拾った黒メノウ。時計の台座として書斎にあります。
シクロープ 玉川のヘドロから救い上げて1ヶ月半。ずいぶん表情が和らいだように見えるのですが。
最近メノウ拾いの記事が無いことにご不満があるやに思われますが、10月のアタマに、ある久慈川本流の河原に降りてみたら
赤いのだけでこんなに。白いのはもっとあったのですが置いてきました。いかん、こんな調子で私が拾っていたら信徒の皆さんの分が無くなってしまう。かっこつけてるように聞こえるでしょうけど、保管場所も限られているし、もうそんなに拾う気はないのです。それでも目にすれば動物の本能みたいに手が出てしまうので、本流の河原を見るのはここだけにしました。玉川も一度ざっとひと通り見回っただけ。
情熱を失ったわけではありませんよ。ちょっとだけ心に余裕ができた、そういうことです。川の情報はこれからもお知らせしていきます。それにやっぱり、すっごいのを拾ったら自慢させてくださいね。でへへ。
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