ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

我に仕えよオールスターズ

 

 今ごろになって本当に申し訳ありません。

 


 7月までのメノウと

 


 10月までのメノウを聖地の河原に埋めてきました。

 


 おなじみ、こんな石積みが目印です。合わせて 10 か所。トカシオリイレの貝殻は、このブログの読者さまだけにわかるシャレね。

 


 久慈川はすっかり水位が下がり、河原の最上流側に行ったらば富岡橋があれあんな遠くに。もうずいぶん人が入って、天然のメノウは拾い尽されているようです。いいタイミングとも言えるかな。

 


 さて上記のメノウ、赤いのも縞のあるのも、遠い河原に大ナタ振るって大汗かいて採ったのも、みんな置いてきました。久慈川の神さまからのいただきものですから、執着しません。偽善者と呼んでね    いえこれも教祖の務めかと。

 


  でも手許に残したものはあるんです。それがこれ。


 おわかりでしょうか。そうです私が執着するのは仏頭状構造。理由は蛍光を発するから。これらはじっくり撮らせてもらってから放逐します。「いばらきオールスターズ」を交えながらさあご覧ください。

 


 薄い身の、内表面にうっすらとオパールの被ってるの。

 


 「早く帰りたい高橋さん」にご登場願います。今日も明日も台車で配達する日々。

 


 夜でも街灯を頼りに

 


 月光を頼りに

 


 早く帰ってビール飲みたい。そんなことばかり考えているので要領も悪く、却って残業が増えます。責めないでください。いろいろあって多くを失い、それはそれは大変な人生だったんです。

 


 頑張れ高橋さん。

 


 お次は厚みのあるぶつぶつ仏頭。

 


 無敵の配達員「負けない田中さん」はモノともせずに駆け抜けます。

 


 驚異の2WDバイク「流星号」を愛車に、幼い娘のため今日も負けません。

 


 愛は苦しみでもあり、力でもあるのです。

 


 もこもこ垂れ落ち構造。

 


 ジャリーズが永遠の夏休みを楽しむ水辺としよう。

 


 幼き日の夏休み。ただただ太陽が輝いてました。

 


 あの日々に一緒にいた友は、今どこにいるのだろう。

 


 次はあまり変哲のない垂れ落ち仏頭

 


 内野手を置いてみたけれど

 


 原子炉の中の人になってしまった。

 


 次のも…… なんか平板だなあ。

 


 とりあえず蛍光は発します。まあ安定はいいんで

 


 キャッチャー座らせてみた。

 


 苦労が多い分、高校野球のキャッチャー経験者に悪い奴を見たことがありません。

 


 次は「型押し」。他の鉱物の結晶の形が印象されたものです。

 


 その鉱物はついえ去り、硬いメノウが残りました。

 


 そこに「受難のミカちゃん」が転送されます。

 


                「え。」

 


 そして照明が消え、ぺたり、ぺたりと近づく足音が。初のホラー展開に、どうするミカちゃん。

 


 さあ最後まで引っ張りました、この白いの。もう見ただけで蛍光強いことがわかります。

 


 これは晶洞かな。

 


 おおお見事。

 


 そこで登場、コック長。フライパンを見つつ人生を想います。

 


 来し方を、行く末を。

 

 


 というわけで手許に残したる7個。お供物にしてもいいんだけど、一見ジミだし、地元の人にばかり有利なのも良くないし、全国の価値のわかる人に差し上げられればなあ。…… ずっと先の話にしたいけど、私のメノウはいつかすべて世に放出するつもりです。メルカリでも何でも、むしろ「わかる人」に受け継いでもらうために。お棺に入れても焼け残るだけだろうし。でもオールスターズは全員道連れにしてやるつもりです。地獄でも我に仕えよ、ふふ。

 

 

 

 

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