ジノ。

愛と青空の日々,ときどき【虫】

花の回廊

 

 お花回です。安心してお進みください


4月4日 おさんぽの帰路


 ソメイヨシノ、だと思うのですがもはやそれが問題ではありません。ほとんど盆栽みたいなこの景色、枯淡の境地です。何があったか知らねども、花あるうちは花。

 


4月 11 日 水戸市植物公園
 開園から年月が経って老朽化したのをリニューアル、見事に復活した植物園。特に温室は小さいながらもよく考えられた展示で、いつも見ものがあります。この季節はやっぱりヒスイカズラかな。ここも採算化しろ、営利施設を作れなんて愚かな経済屋が意見しなかった訳はないと思うのですが、本来の植物園の姿を維持してくれました。ありがたいなあ。

 


 ヒスイカズラはいくら撮っても飽きません。

 


 サクラランの仲間。日本種の花色は白。

 


 ツタスミレ。オーストラリア原産で、大陸全体で8種しかないスミレのひとつ。

 


 ツンベルギア。何者か知らん奴ですが、まっすぐこっちに向けて口を開けてた。配色がいいですねえ。

 


 ハオルチア。おお、読者の「旅ねこ」さまのブログでよく見かけるぞ。

 


 十二単とか十二の巻きとかいう、これもハオルチアの一種。そういえば亡くなった祖父が育てていたっけなあ。

 


 屋外にてハナノキ。接写の強敵です。いつも撃退されてます。

 


4月 15 日 天神の里
 笠間市にあるビオトープ。さまざまな里山植物が自生したり植栽されたりしています。

 


 ニオイタチツボスミレ。前にも書きましたが、遺伝的に私はスミレの匂いがわかりません。ねえどんなニオイなの。

 


 サルトリイバラの花芽。

 


 花じゃないけどゼンマイの胞子葉。これでも「咲いて」ます。

 


 ちょうどヤエザクラが盛りでした。

 


 ソメイヨシノはもう散り時。

 


4月 17 日 「里山ホットスポット
 足繁く通うようになりましたが、まだ地元の人と交流ができておらず、ちょっと居心地はよくありません。来るたびに撮るものがあるので頑張ります。

 


 アオキの実。暗いヤブの中に。

 


 これも暗いところが好き、ミヤマカタバミ

 


 同じく暗がりのスギの落枝にオレンジ色の脳みそみたいなキノコ。図鑑にちゃんと載っていて、名をハナビラダグリオキン(花弁ダグリオ菌)だって。何だよダグリオって。

 


 以前に見つけたカザグルマがちゃんと育ってました。今年もそっと隠れて開花してくれるといいな。ここから明るい場所に出ます。

 


 ニリンソウ。本来森の住人なので、こんな野の光に喜ぶ姿はなかなかに珍しい。この地ならでは。

 


 アマナ。花期に当たったようであちこちに咲いてました。何となく少し寂しい感じに撮りたい花です。

 


 ヤマエンゴサク。毎年言ってるけど、このケシ科キケマン属のキテレツな花が大好きです。変わった撮り方をしてみました。

 


 ヤマブキも盛りに。

 


 いつまでもこの地がこのままでありますように。

 


4月 20 日 水戸森林公園
 老人会のお付き合い。

 


 新緑・トキワマンサク・桜、の三題噺。桜の種類はわかりません。

 


 イロハカエデ。植栽の園芸種で赤い新葉がきれいでした。カエデの花は地味ですが小型のカミキリムシ類がよく集まり、かつての愛読書「どくとるマンボウ昆虫記」にも採集の描写がありました。団塊の世代以降、あまりカミキリ愛好家がいないようにお見受けします。

 

 

 花期の短い春の花々。性急に花暦が移っていきます。以前はすべてを撮り尽そうと駆け回ったものですが、今は少し落ち着いています。たまたま出会うその時だけの笑顔をとにかくきれいに写し止めてあげましょう。

 

 

 

↓ 経済屋の言いなり。

ヒスイカズラ

↓ 「里山ホットスポット」との出会い。命名はもっとあと。

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